もう陽が傾いて、夕暮れ時が近づいてきた。 みんなでいつものように宿探しを開始する。 なかなか空いてる所が見つからなかったが、 なんとか土湯温泉の富士屋旅館を予約できた。 今回の宿探しでは柳澤が大活躍だ。(笑) でも最初電話した時「あいにくいっぱいです」 とか言ってたのに、後で携帯にコールバック |
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がきて「やっぱ2部屋でいけますよ」だって。
チョーシ良すぎるぞ!富士屋旅館!
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もうまっくら・・急いで土湯温泉へ。
福島市にある土湯温泉はとてもいい感じ。
吾妻山の山間を流れる荒川をはさんで存在
する温泉街は、夜になるとたくさんの宿に
明かりが灯り、なんともいい雰囲気なのだ。
ちょっと箱根湯本の温泉街に似てるかな・・
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到着したら旅館の方たちが出迎えてくれた。
サア〜。とりあえずはやっぱり温泉だよね。
富士屋旅館は露天風呂こそないけど、地下に
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行くような階段を降りてくと、そこに檜風呂 があってなかなかイイ感じだった。 そして・・サッパリ後はヤッパリごはーん。 温泉街の片隅にある小さな飲み屋へ行った。 意外にも浴衣で温泉街を歩いた事ない柳澤。 う〜ん。なんか落ち着かないゾ。(笑) 川のせせらぎしか聞こえない温泉街の夜・・ 今日はきっとゆっくり眠れることでしょう。 |
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5月4日(火)
本日は「いなかで会おう」の最終日・・
さくら舞い散る細い林道を抜けていくと、
磐梯高原「南ヶ丘牧場」が見えてきました。
今日は牧場でソフトクリームでも食べて、
みんなでのんびりしてみようと思います。
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磐梯山のふところに抱かれるように咲いた、 春らしい白や黄色の花たち。心の中に 次第に穏やかな感情が広がってくる・・ なだらかな丘の稜線が終わる場所では、 たくさんの牛たちが横たわっていた。 |
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約40ヘクタールもの面積を誇る敷地
の中には、いつの時代に使用されてた
物なのかよく分からないけど、とても
古い馬車や耕運機などが目につく。
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ドッカとすわるウシさん。(笑)
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私に気をとめる事もなく、柵の外側に
広がる緑の丘の稜線をながめていた。
いま何を考えているんだろうね・・
今日の夕飯は何かな〜。とか。
肉骨粉かな〜。 ・・オット!
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ははは・・
大のオトコが3人、ソフトクリームに夢中!
まあ、いつものコトです。(笑)
(写ってないけど、もちろん私も・・)
でも新鮮な牛乳を使用して作られるソフト
クリームはとてもコクがあって美味しいよ。
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そろそろ解散する時刻が近くなってきた頃。
空模様が次第にあやしくなってきて・・
厚い雲からポツリポツリと雨が落ちてきた。
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帰りやすい駅まで送るとすすめる私に、 近くの駅でいいと彼は答える。 そっか・・ こんな田舎の小さな駅から、ローカル線に ゆっくり揺られて帰るのも、なかなかオツ な選択だよね。 ホント・・この人たちは心から旅を楽しむ 術を知っている人たちなのだ。 |
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彼を見送り、猪苗代駅で全員解散する。
雨が降ってきたというのに、みんなの笑顔
はまったく変わらない。まるで子供みたい
に笑って、次々と雨の中へ消えて行った。
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そう・・
一人きりになっても、悪天候になっても。
きっと彼らはどんな状況でも、その中から
旅の楽しさをひろい上げる。おもいおもい
の時間を楽しみ、気の向くまま旅を続けて
ゆくのだ。
雨のそぼ降る田舎の風景は、またいつもと
違った表情で私達のゆくてに広がっていた。
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それにしても本当に楽しかった。 遠いみちのくの大地でよくみんな会えた。 感動もんです。 |
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