蘇州
（そしゅう）
上海近郊の観光地です
水の都と呼ばれる蘇州は、嘉定から車で約1時間ほどの所にあります。2500年以上の歴史を持ち、マルコポーロも訪れた事があるとか。明の時代には100万を越える世界有数の大都市になり、紀元前に建てられた城壁跡の盤門や、呉王闔閭の墓である虎丘など、歴史を感じさせる建造物が各地にあり、現在でも国内外の旅行客が多数訪れている。
- 盤門
- 蘇州で唯一残っている古い城門で、紀元前514年に創建。堅固な城壁と運河を組み合わせた独特の城門である。現存するのは1351年に再建された物。
- 瑞光新村
- 盤門の北側に位置し、盤門、瑞光寺、呉門橋を合わせ盤門三景と呼ばれている。北側には景観を損なわないよう建てられた宿泊施設がある。
- 観前街
- 蘇州市の中心を東西に走る繁華街で、商店の老舗が軒を連ねている傍らに近代的なPIZZA HATなどのレストランもあり、食事や買い物をするには便利なところ。
- 玄妙観
- 観前街脇に位置し、西普時代（275〜280年）に建立された道教の寺院。現存するのは山門と三清殿のみで、三清殿は中国に現存する木造建築の中でも三本指に入る大きさ。
- 拙政園
- 蘇州四大名園の1つで、明の時代に造営された庭園で、水をテーマとしており、敷地の半分以上が池や堀である。日本人観光客もツアーなどで結構訪れている。
- 北寺塔
- 三国時代（220〜280年）に呉の孫権が建立した八角九層の塔。七層までのぼることが出来、蘇州の街が一望できる。現存するのは南宋時代（1127〜1279年）に改修された物。
- 虎丘
- 呉王闔閭の墓陵であり、蘇州でもっとも古い塔である八角七層の斜塔がある。961年に完成したこの塔は、400年前から地盤沈下で傾き初め、現在では15度傾いている。剣池が本来の闔閭の墓である。
撮影日：2000/11/4
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