百物語を科学する(謎)

 百物語ってありますよね。

 まぁ、多少なりとも怪談及び怪奇現象に興味のある年頃ってあるじゃないですか。
「学校の怪談」とか流行った時期もありましたし、意外とやろうと考えた事のある人は
多いんじゃないでしょうか?あれって皆さん実際にやったことある人っていますか?

 流れとしては

ロウソク100本用意&点火→怪談話→一話終わるごとにロウソク1本消火
→100話まで繰り返し→100本目消火と同時に怪現象発生

って、とこですよね。そして確か100人じゃなくても、100の怪談話さえやれば
いいはずですよねぇ。

 じゃあ、友達集めてやってみよう。キャンプとか合宿とかで軽く盛り上がる事請け合い。
気になるあの子を怖がらせてあわよくば・・・

 な〜んてノリだけで何とかなるような気がする訳です。
 が、ちょっと待ってくださいな。こいつには大きな落とし穴があるのです。

 皆さん怪談話の持ちネタってありますか?ある人はその話が何分くらいで
落ちがつくかちょっと考えてみてください。

 それなりに雰囲気出そうとか、描写を細かくすれば
大体5分くらいは話せるんじゃないですかねぇ。

さて、ここが落とし穴なんですがもうお分かりでしょうか?時間がかかり過るんです。

 大体1人の話が5分くらいとして考えると、5×100=500分、

 なんと8時間強です。

 怪談話やろうぜ!って始める時間帯は大抵夜9時くらいですかねぇ。そこから8時後
と言えば午前5時休憩等一切無しのノンストップでやってもこのペースだと

確実に夜が明ける
訳です。

 おまけにそこまで耐えられるロウソクを探すのも一苦労です。まぁ、短くなったら
接げばいいじゃんって思うかもしれませんがやっぱ1本でやって欲しい訳ですよ。

 話が反れましたが、何より時間が問題なのです。

 大学の講義が90分まぁ休憩無しで何かやるんなら2時間くらいが良いとこです。
じゃ、1人持ち時間1分の計100分なら・・・

 どんな怪談話だ

 いくらなんでも1分はやり過ぎ、でも5分じゃ夜が明ける。間を取って3分ならどうだ?

 300分、5時間ですか。話の継ぎ目(話し手が交代)のタイムロスを考慮して
6時間弱と考えておきましょう。ロウソクもそれくらいならどうにかなりますし
夜9時に始めてもバッチリ丑三刻に終わりそうです。
 折角やるんならこれくらいの時間に終わって欲しいものです。

 時間問題クリア!問題無く百物語ができそうだ。と、思えるのですが最後にもう1つ
気にして欲しい事があります。話がきっとかぶるだろうって事です。

 同じ話を何度も聞くのは結構寒いですし
少なくとも聞く方も話す方も楽しくは無いですよねぇ・・・

 じゃあ、どうすれば円滑な百物語ができそうでしょう?

 まず、ロウソクの準備ですが最初はケーキに使う程度のもので
段々太く長くなっていくときっと無駄にならないでしょうね。

 んで、1人持ち時間は3分以内。

 タイムロスを抑えるためになるべく水分は取らないようにしてもらう。

 そして話がかぶらないように事前にそれぞれの物語の概要を確認しておく。

 これくらいやっとけばバッチリです。

 これだけの仕込みを必要とするのだから終わった時には怪現象どころか
参加者の絆が深まる事でしょう。(笑)

 さぁ、みなさん日本の伝統文化百物語を楽し・・・

 楽しめそうにねぇ〜〜〜。