とり頭先生の第1弾


ううう…下の方でコルクラ罰則にひっかりまして(泣)小説とか書いたことないんですけど、初挑戦いたしました…ほんとにこーゆーの初めてなので、文章がとんでもなく下手なのは見逃してやって下さい…罰則さえなければーーー!(号泣)



「ほひ〜!小猫ちゃん、今日もかわいいの〜」
「…だれが小猫だ、変態!いいかげん此処から俺を出せよ!」
「気の強いところがまた、そそるんだの〜」

嬉々として顔をすり寄せる好色そうな中年親父…コルネオへ、反射的に蹴りを入れようとしたが鎖に繋がれた身では自由に足を動かすことすらおぼつかなかった。
息がかかるたび、生理的嫌悪感で顔がひきつるのが自分でもわかる。
拷問部屋と思われる無機質な石造りの部屋…陽もさしこまぬ地下の一室にクラウドは捉えられていた。手足には重い枷と鎖がしっかりとまとわり付いてくる。潜入の為の女装姿のまま、こうして毎日嬲られるのは…とにかく身体よりも先に精神が参ってしまいそうだ。

「今日は小猫ちゃんのために、新しいドレスを用意してきたよーん」
「げっ!何考えてんだ!しかもそんな悪趣味な服を!!」
「こっちのナース服の方が似合うかな〜?スリット深めのチャイナ服もええの〜」
「や、やめろってば!俺はそんなの着ないぞ!…こら!脱がすなー!!」

…よく毎日そんな下らない趣向を思い付くなぁと感心するほど、コルネオはダメージ大の拷問(?)を仕掛けてくる。これも奴の手なのだろうか。反撃する気力も無くなった頃にアバランチの情報を吐かせようという作戦なのだろう。負けてたまるか…!
どんなに辛くても、ティファやエアリスが…仲間達がきっと助けに来てくれる。それまでの辛抱だという思いがクラウドを支えていた。
そんな彼のの苦悩をよそに、コルネオは次々と衣装を取り出しては着せ替え始めている。

「色が白いから何を着せても似合いそうだのー♪」
「………(我慢だ…がんばれ俺…)」
「ガーターに網タイツにハイヒールもあるよーん」
「………」
「流石におなごの見立てはセンスいいのー」
「?」
「神羅の情報と小猫ちゃんを引替にしないかと提案したら、一発でOKの上に”差し入れよ”って、こんなにドレスを送ってくれてのー」
「えええええっ!?」
「後で写真ちょうだいねって言ってたよーん。あ、伝言もあったかの?」

ごそごそと取り出したメモには、ティファとエアリスのものと思われる文字でひとこと、
”頑張ってね♪クラウド”………。

「ほひー♪今時珍しく話の判るテロ組織だのー♪…あ、あれ?小猫ちゃん、泣いてる?泣いてる?」

クラウドの受難はまだまだ続くのだった…


[ 感想を書こう!!] [小説リユニオントップへ]