たぬねこーほんぽ先生の第2弾

投稿者 たぬねこーほんぽ 日時 1997 年 8 月 19 日 20:03:15:


(ミ^^ミ)
生ゴミ・・・・袋をかぶって歩いているのを最初に同人で見た時にはなのやらわかりませんでしたわほっほっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。



「夜の回収者」


「よるな!この生ゴミ達め!何故俺に寄ってくる?!」
「セフィロス、アンタこんなものにまで好かれるんだな。」
「でもザックス、黒い袋ってもうミッドガルじゃ回収してくれないよ?」


 セフィロス達はここらにあるという風呂屋に向かっている途中で謎のモンスターに襲撃されていた。
 そもそも最初は宿舎のシャワーが壊れていたせいである。
 軽い気持ちで新しい風呂屋に行こうと提案したのはザックスだった。
 だがミッドガルのド真ん中でまさかこんな妙な物に襲われるなんて誰にも予想も付かなかったのだ。

 真っ黒いゴミ袋をかぶった珍妙な人ともモンスターとも付かない集団なんて。

 もちろん3人は振り切ろうとした、だが結構こいつらはしぶとかった
「普通の人間じゃねぇぞ!コイツラ!」
「そんなの見ただけで解るよ、ザックス!」
「どうやら俺が目当てらしいな、だが目的はなんだ?!神羅への報復か?」

「違いますわぁあっ!!」
どうやら生ゴミ達(とりあえずそう呼ぶ)のリーダーらしいのが叫んだ。
「これは愛ですのよっ!!!!」
「愛だと?!」
「そう、セフィロス様!!!貴方への愛ですわっ!」
「そしてくらうじょ!愛を受け取ってぇええ!」
「両方まとめて愛ですの〜!!」
「ザックスと3P檄希望!くす。」

 とまぁ冒頭に続くわけである。

「な、何故俺達の事詳しく知ってるんだ?それになんでそんなにタフなんだ?お前ら?!」
「ワタシ達「リュニオン」しに来たんでスぅ〜ジェノバ細胞DR宝条にモライマシター、OK?」アメリカ仕込みか?
「ふふふリュニオンする使命はわたくし達のもの、誰にも渡しませんわ!」

「つまりまた宝条のやった事なんだね?」
クラウドがため息を付いた。

「ようするにストーカーか・・・・自らにジェノバを移植し、魔晄を浴びてまで俺にせまろうというわけだな。」
「おわかりいただけて嬉しいですわっ!では納得して頂けた所でいっただきまぁああ〜〜〜〜〜っすぅ!!!」
「納得なぞ誰がするかっ!!!!!!ええいっ!寄るなっ!!」

「しょうがない、ここはやはり・・・。」
「だな。」
「もう、さっさと済ませようよ。」

「グラビガ!!!」
「一刀両断!」
「魔晄撃!!」
「馬鹿!クラウド!それは余計だ!!
」「え?何故?わ、わぁっ!!!」
「あっちゃーっ!コイツらジェノバ細胞もってるんだぞ!!!」

「りゅにおん、くす。」
「リュニオン、ふふふ〜。」
「リュニオンリュニオンほっほほほ。」
「リュニオンリュニオンリュニオンリュニオンリュニオンリュニオンリュニオンリュニオン〜〜〜〜〜!」
「魔晄エネルギーチャージっ!!!!!!リュニオンフルパワー全壊っ!!!!!!!!!」
「らじゃーーっ!行くわよ!みんな!」
「ナイツと呼んでくれ!!」
「1号から先手でいいですかぁ?!」
「それとも全員イッキに?くっくっく。」
「3人いるからひのふのみ、4pは大丈夫よねッ。」
「早くしないと、会長に遅れをとると何も残らないわよ!」
 かっぽーーーーん(謎の効果音)

「いけねぇ!ここは新しく手に入れた召喚魔法ぶちかますしかッ!!!」
 ぼわん@@@
「あれ?ここは?あっ!クラウド?!」
「ラ、ラムザ?」
「わーーっ何あれ?!恐いよ、クラウド!!!」
ラムザの脅える顔は却って生ゴミ達の煩悩をそそったらしい。
 半分ほどが方向を変えて突進して行った。
 ざざざざざざーーーー(謎の効果音)

「あ、あれ?オーディーンじゃなくて間違えたの使ったみたい、オレ。」
 でもともかく危険は半分に減ったらしい。
「今のうちにずらかるんだ!クラウド!」
「駄目だよザックス!!ラムザは僕の友達なんだから!置いていけないよ!」
「まったくこの子は、誰とでも仲良くなるんだからな。」
惚れられるの間違いだろ。

「ザックス!俺とクラウドが引きつけてる間にあの子を救出して来い!」
 そう言うとセフィロスはクラウドをぐぃっと抱きよせた。

「皆、こちらを向け!!!」
 セフィロスのよく透る声が響き渡る、生ゴミ達は思わず振り返った、その視線の先には・・・・・・・

「ん・・・・・・ぁ・・・・っ。」
「む。」
 セフィロスに抱きすくめられ濃厚なキスを受けているクラウドの姿が!
「ああああ、舌入ってる、絶対!くちょぉすげぇイイ!」
「クラウドとろけてるし〜、しっ幸せはにゃほにゃ。」

「ふっ・・可愛いな、クラウド。」
「あ、セフィロス・・・・。」
すでにクラウドの視線はうるうるしている。
「ああっ殺しモンク、32HITコンボなみ!キュウ@」

「セフィロス、こっちはオッケーだぜっ!!!」
 生ゴミ達の背後から元気な声がかかった、片腕にラムザを抱えて親指を立てるザックスがそこに居た。
「はっ!バック、違う、ラムザをむざむざ取られたわっ!」
 こんな場面でもシャレを言わずにいられないなんて(誰だこれ(汗))
「4人とも何がなんでも捕まえるのよぉおおぉ!そして美味しいカップリングのドリームを!ビバ!煩悩!」
 ざっぱーーーーーーーーん!!!(またまた謎の効果音)


「よし、逃げるぞ!」
 セフィロスもクラウドを抱くとジャンプ一閃、そこらの屋根に飛び乗った。カサカサと下で無気味な音がする。
「逃げるっつってもどこへ逃げる?セフィロス?」
続いて飛び乗ったザックスが尋ねた。
「むぅ、ここらは大きなビルも余り無いしな、屋根づたいでもこの人数を巻くのはいささか・・・む?あれは?」

 2、3軒先の大きな建物のネオンサイン
『ミッドガル湯』の看板が目に止まった。『魔晄の源泉を使用』『豪華なお風呂でリゾート気分!』ネオンが輝く。
(さっきからしてた変な効果音はこれか!)
「あそこだ、ザックス、男湯ならやつらも追ってはこれまい!」
「こんな場面でお風呂に入るの?セフィ!」
「つべこべ言うなって、突っ込むぞぉ!」
「きゃ〜〜〜っ!」
 二人は2人を抱えたままそこのまん前まで人間業ではないロングジャンプをした。

「はい、入場料は4名様だと割引が効いて15240ギルでございます。」
番台のオヤジがチケットとキーを渡してくれた。
「ここは・・・・・クアハウスらしいが、男湯と女湯に別れているのだな。」
「どっちみちあいつら追ってこれねぇならゆっくりしようぜ!丁度いいじゃん、目的地に付いたし汗流せるし。」
「あ、あの。」
「ん?なぁにかな、間違えて召喚しちまって悪かったな可愛子ちゃん。」
ザックスはラムザに笑いかけた。
「いえ、僕は召喚されてませんけど?降ろしてもらえないでしょうか?」
「あっ、わりぃ、忘れてた。」
ザックスはまだ抱えたままだったラムザを降ろしながら考える(れ?召喚してない)

「じゃぁなんでアンタはここに来たんだ?」
「クラウドが・・・・居なくなっちゃったから、心配になって。」
「なぁんだアンタもクラウドが好きなんだな、ははは。」
明るくザックスに自分の気持ちを暴露されてラムザの頬に朱が走った。
「違う!いえ、いいんです・・・僕はとにかくクラウドの無事が確認出来たから、もう・・・・・・帰ります。」
 ちらっと視線を走らせた先にはまだセフィロスに抱かれたままのクラウドが。
「ラムザ、帰らないでよ、俺を追って来てくれたんだろう?嬉しかったのに、ねぇいいだろう?」
 クラウドは慌てて両腕を伸ばしてラムザの肩を捕まえた。セフィロスの腕の中から。

「そうだ、まだ帰る事は無い、クラウドの事を好きなら俺たちと同じ立場なわけだし。」
「お、同じ?って・・・・。」
セフィロスのさらっとした言葉にラムザは驚いた。
「そゆ事、まぁあんまし珍しい事でも無いし、気にすんなって。」
何のてらいもなくザックスがにやっと笑う。
 あまりにも開けっぴろげなその表現に、
(そうか、こちらの世界ってそういう所なんだ)とラムザは納得してしまった。(をいをぃ)

「さ、では風呂に入ろうか。」
「え?」
ラムザは話の展開についていけなくて戸惑った。
「だな、そもそもそれが目的だったはずなんだしな。」ずるずるずる
「でも俺なんだか喉渇いちゃったな。」ずるずるずる(両側から引きずられてゆくラムザ)
「ここはクアハウスだ、食べ物や飲み物だってあるさ。それにこれはどう見ても部屋のキーだ。」
 セフィロスがさっき受け取ったキーを見せる、そう言えば脱衣場の服入れのキーなら人数分あるはずじゃないか?
「あ、なぁんだ、ご休憩所付きかぁ、どうりで高いと思ったぜ。」

 そう言えば歩いているこの廊下をガウンの人が行き来している、脱衣場なんてどこにもない。
 廊下の片壁はガラスの大きな窓があり、眼下に大浴場が見える、(ジャングル風呂かな、なんかゴンガガみてぇ)
(トロピカルジュースでも頼もうかな、お風呂でのめると気分いいだろうなぁ)
(クラウドのむこうの世界での「友達」か、可愛い子で良かった)
(この世界のお風呂って大きい!)
 キーの番号の部屋を探しあてて入るとそこはリゾート地のような広いトロピカルな内装の部屋、 4つのベッドの上に4人分のガウンがすでに用意されていた。

 がちゃり・・・・装備をセフィロスが外す、美しい骨格の上に付いた美しい筋肉と滑らかな肌が露になる。
 ぱさり・・クラウドがシャツを脱ぎ捨てる、白いきめの細やかな肌とまだ少年ぽぃ細身の肢体には繊細な美しさがある。
 ばさばさ、こういう時でも手早いザックス、日焼けしたたくましくて男らしい身体が力の象徴のようで眩しい。

 3人がラムザを見た。

「あっ、あの、僕は。」
ラムザが頬を赤らめる、見とれていたのだ、3人の身体に。
「なんだ、まだ脱いでいないのか?」
セフィロスがガウンを手に取った。
「脱がなきゃ風呂には入れないぜぇ。」
ザックスが電話で何か注文している、きっと飲み物と食べ物だ。
「ラムザ、せっかく来たんだから、一緒に入ろう?」
「で、でも僕は。」
こんな奇麗な3人の前で脱ぐのは恥ずかしい。どうしても気後れがしてしまう。
 ラムザの手をクラウドが握る、次の瞬間ラムザはふわりとクラウドの腕に抱かれていた。
「来てくれたんだ、俺のこと忘れないで。」
「わ、忘れられない・・・・・よ。」
思い出がよみがえる(どんな?キャァ)
 裸のクラウドが自分に抱きついている、ラムザは興奮をさとられたくなくて腰を引いた。
 自分の「物」がクラウドに当たるのが恥ずかしくて。
 その様子をうかがってセフィロスがくすっと笑った。
「クラウド、俺達は先に行っているからな。」
「じゃまた、後でな、クラウド。」二人はさっさといってしまった。

 二人っきりにしてくれたのだ。

「ラムザ。」
「クラウド・・・・。」
ラムザの唇にクラウドは軽く自分の唇を擦り付けた、そしてついばむ。
 暖かいクラウドの感触にラムザの閉じた瞳から涙が落ちた。
「ぐすん。」
「ラムザ泣いてるの?」
「だって急にいなくなっちゃうんだもん。僕、僕心配で、ぐすん。」
(ここらへんゲームやってないから変かも)

「ラムザ、ベッドに・・・・。」
「・・・・だって。」
「そのままじゃお風呂に入れないよ、ね?」
クラウドがそっとラムザの物に手を伸ばした。
「あ・・・・。」
知られていたのが恥ずかしくてラムザは自分の顔を見られないようにクラウドの胸に顔を埋めた。
 そーっとクラウドはそんなラムザの身体から衣服をはぐと上半身裸になったラムザをベッドに押し倒した。

 その頃生ゴミ達は・・・・・・・
「女湯にしか入れないなら女湯からチャレンジすべきでしょうか?怪鳥!」
「し、しかしお風呂に入るとゆーことはこの我らの「制服」(注・ゴミ袋)を脱ぐと言う事ですッ!階調ッ!」
「むー、これを脱ぐと理性が急にもどりますからねぇ、危ないですわね(どっちが危ないんだか)どうします?開庁。」
「なんちょかこれを脱がずに入る方法はにゃいものきゃのぉ・・・・・・のぉ回腸。」
「どないしましょう?快調!」
「お言葉を、開帳!!!」

「静まれ!静まるのよ!!」「!」
「その前に考えるべき事があるはずだわ。」
「か、下位調?(変換ネタはもぉええってば)」
「みんな!良ぉく聞くのよ!!」ごく。
「今いくらギル持っている??」がく。

「ひのふのみー、何人入れるかな?」
ゴミ袋のあちこちをガサゴソ探ってギルをかき集めてみる。
「あたし「ぜになげ」でバシバシ投げちまいましたからねぇ、はっはっは、・・・・・・・ちっ。」(権利無いだろな)

「私達を召喚したアルティメットエンドは?」
「1ギル」
「げ、たったの?」
「それにほーじょーがもってるにょ。」
「第一アレを売ったらここにいられないんじゃ?」
「「ぜんたいか」があれば全員はいれるのに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

 その時ミッドガル湯の真上でなにかのテーマソングが響き渡った、上を見上げる生ゴミ達の目に映ったのは・・・・・・・。
「やばいっ!残鉄剣を使われたら切り刻まれて全滅よぉお!」
「ボツ原稿刻むシュレッダー代わりに一人欲しいですぅ!!!」

 超遅れて発動したオーディーンがエントツの上、月を背にしょってポーズを決めていた。マントが翻る。
 月に雲がかかった・・・・・違う、これはエントツから出た煙だ。

 愛馬共々煙にむせび泣くオーディーン、手からグングニルの槍がすべった・・・・・・・
 槍はそのままエントツに落ちて下の魔晄温泉炉を直撃した。

続く・・・・のか?



FFTまだやってねぇ・・・・・なのになぜこんな物を?怪電波系の人のせい?アンテナ立ってる?ピピピ。

「さて回収するあたりまでちゃんと書けるものやら・・・・くっくっく13人以上召喚したような気がするが私の気のせいだろう(汗)」


ところで書きわすれたのですが
「この文はフィクションであり実在の人物や団体とはなんの関係もあるかもしれません。」
「しかしたぬねこはまだナイツの方々と個人的な面識がありません。」
「だから話言葉とか個人の人格はおもいっきり間違ってる可能性が1万パーセントでご座います、とほほほ。」
「参考文献、過去に書込まれたナイツの方々のクラウド責め文」(爆死)

ところでこれがクラウドへの誕生日プレゼントなのかい?>俺様

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