瀬尾先生の第33弾 |
博士の異常なる愛情(ってタイトルの映画がありましたよね・苦笑)
「やぁ私はドクター宝条。今からジェノバ合成生物卵子の遺伝子を組み替える。くっくっくっ。
さて・・・まずは強靱な精神力と屈強な肉体を与えよう・・・くっくっくっ・・・
それから・・それに見合う知能・・馬鹿はいかん。くっくっくっ・・
・でもって・・まぁ、性格なんぞは育て方次第でなんにでもなるとして・・おぉそうだ、マッチョは嫌だな、スタイルを決めておこう・・くっくっくっ・・・
最大身長は・・体重は・・と・・・くっくっくっ・・・あ、このバランスでは基礎体温を下げないといけないか・・・まぁいいか・・・
ということは・・・髪はロングのほうが似合いそうだな・・
よし・・・ついでだ、この際髪は銀髪にして眼は・・グレーかアイスブルーか・・肌は・・やはり白で、顔は・・切れ長の眼で薄い唇で・・・くっくっくっ・・・」
ドクター宝条20ン才。当初の研究目的からどんどん遠ざかっていることに、彼は全然気付いちゃいなかった。