瀬尾先生の第29弾

お題「黒マテリアの使用方(掲示板)」「純文小説家の逆襲(透さん)」「おねだり(らーまさん)」

元社長をヤッてやるのが筋かとも思ったんですが・・セフィロス本人にしてみればさすがにそれは嫌だろうと・・笑(セフィロス談・「・・・・・・」)
ですから、若社長にご登場願ってみました。つくづく使えますね、この御方・くっくっくっ・・・(笑)



「おや、これは宝条先生・・・珍しいですね、あなたがいらっしゃるとは。新刊の準備は着々と進んでおりますが、何か御用でも・・?」
社長室に置かれたオーク材の重い机の向こうから、ルーファウスはにこやかに挨拶をした。営業用スマイルが板に付いている。その笑みを見透かすように、セフィロスは言葉を発した
「・・・妻になにをした・・・」
単刀直入もいいところ、ではあるが、その一言でルーファウスの愁眉がぴくりと跳ね上がった。途端に仮面が剥がれ、狡猾な獣のような本性が現われる。
「さぁ・・・なんのことでしょうね・・」
そらとぼけるふりをするルーファウスに、セフィロスは音もなく近付いた。身長差以上に圧倒的な迫力がルーファウスをその場に縛り付ける。
「わからなければ、教えてやろう・・・」
「・・?!」
広い机の上に、ルーファウスの上半身がはりつけにされた。明るい色の髪が、鈍い艶のあるオークの上に広がった。


「ん・・・・っ・・・」
助けを呼べないように舌を奪われながら、衣服を剥がされてゆく。英国仕立てのシャツの間から、細いが、それでもきっちりと筋肉で鎧われた青年の体が見え隠れする。
「ほぅ・・・とてもあのヒヒ親父の息子とは思えないが・・・」
まるで陶磁器を見るような眼でセフィロスは観察した。やっとのことで荒い息を整えていたルーファウスが、きつく睨み返す。
「・・こんなことをして・・なんのつもりだ・・・!!」
「捨て台詞にしては・・陳腐だ・・」
静かに言いながら、再び獲物の体に唇を這わせる。滑らかな胸の上の二粒の小さな果実に歯を当てると、獲物の背は奇麗な曲線を描いた。
「体はなかなか物分かりがいいようだ・・」
「黙れ!!・・・・っ、あ・・」
性感帯を探るような手と舌の動きにルーファウスは整った顔を歪めた。体の裡に自分の意思とは相容れぬ炎が燃え上がる。薄紅色の爪が、磨きこんだオーク材の上をかきむしるように動いた。

「・・・・・・ふむ・・」
その乱れる様子を意外そうに見つめていたセフィロスは、ふと思い付いたように懐から小箱を取り出した。丁度、指輪の箱のようなその黒いビロードばりの中には、漆黒の玉が入っていた。
「これは中国のもので、どんな人間も思いのままに操れるという・・本来はクラウドに使ってやろうかと思っていたものだが、お前に使うほうが面白そうだ・・」
もっとも、彼の妻はそんなものを使用しなくとも、充分に欲望を満たしてくれる。残酷に笑いながら、セフィロスは光を吸い込む程に黒い、大きさは硝子玉程の球体をルーファウスの舌の上に転がした。
「・・?」
その微かに舌を刺す不思議な感触に不安を覚えつつも、ルーファウスはおとなしくそれを受け入れた。追うように、再びセフィロスの舌が滑り込んでくる。冷たい玉と熱い舌が代る代る粘膜を霞めていく。

「そろそろ・・いいか・・・」
巧みな愛撫がいつしかルーファウスの舌上から玉を運び去っていた。代わりに、秘奥の部分に何かが触れる。無気味な感覚に慌てて逃れようとしたのを軽く押えこまれ、それは体内にいれられた。
「あうっ・・!」
ぬるりとした感触と共に、疼きがルーファウスの体を駆け上がる。体内のあらゆる器官が刺激を欲している。軽く開いた唇から訳もなく声が漏れ、張り詰めた爪先がひくりと震えた。
「あ・・・・あ・っ」
「・・どうして欲しい?」
涼風のような声が傲慢に響いた。欲情の影すら見せず、自分の膝の上で悶える生き物を冷たい眼で眺めている。
耐え切れなくなったルーファウスは終に屈した。
「・・ひど・く・・・して・・・」
「・・いいんだな・・?」
「あ・・・お・ねがい・だから・・・」
刺激が快感を通り越して苦痛になりつつある。哀願するルーファウスに満足そうに、しかし残酷に微笑んで、セフィロスは己の欲望を充し始めた。


(・・エスケプっ!!)



さて、これで大概書いたかな・・・そろそろ皆様の小説も増えてきたことだし、ついでに休筆宣言しちゃおうっと(逃)
と、いうことで・・・瀬尾は贖罪の為、深い闇の中で眠りにつきます・・・起こさないでください(笑)


あ・・安藤さんのジョー・クラウド書いてない・・・
と、いうことでおまけ(笑)

クラウド「うーん・・・・また負けた・・」
ジョー「・・・クラウド君、どうしたんだ?」
クラウド「なんか・・勝てない・・・」
ジョー「ふーん・・それは君がチョコボの扱いに慣れていないからだね。もっと乗り込んで仲良くなることが大切だよ。」
クラウド「どうやって?」
ジョー「こんなふうに・・・(といってにんまり笑い、クラウドを押し倒す。)」
クラウド「あぁん(笑)」


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