瀬尾先生の第13弾
”緒方さち先生第二弾・続き”

こーんな展開もありかなって(苦笑)。
緒方さんの続きの55話(大嘘)

(もう・・どれくらいたったのだろう・・・)
薬のせいで薄れた意識の中で、クラウドは目を覚ました。体の中が、ずきずきとうずく。
それはコルネオによる手酷い愛撫のせいだった。
(?)
気のせいか、誰かが階段を降りてくるような音がする。コルネオではないはずだ。太ったけだものは昨夜散々にクラウドの体を弄った挙げ句、今朝になってやっと去っていったばかりだった。
ぎい・・という音を立て、重い扉が開かれた。

「・・・なぁ・・ほんとにてぇだすのか?」
手下の一人の声が聞こえる。それに被さるように、何人ものの男の野太い声が重なった。
「大丈夫だって。心配すんな。みつかりっこねえって。」
「そーそー。ボスは朝帰りでお疲れだ。とーぶん起きてきやしねぇさ。」
「だが、ボスのオンナだぜ・・・?」
「オトコ、だろ?別に減るもんじゃなし・・・・」
「そのとおりだな。」
下卑た笑いが地下室に響いた。一人が、クラウドの方へ寄ってくる。細い顎に手がかかる。
「俺達がたっぷり可愛がってやればこいつも喜ぶってことよ・・・なぁ、きれーなお人形さんよぉ・・」
舌舐めずりをする音が聞こえる。今のクラウドには顔を背ける程の力もない。意思を持つ軟体動物のように、舌が這い回る。
「おい、抜け駆けはずるいぜ。」
誰かの声がした。舌はちっという音を残して離れ、今度はクラウドを戒めている鎖に手が掛かる。
重い音を立てて鎖を外され、床に投げ出された。自由になったというのに身動きも取れないクラウドの周りを男達が取り囲む。髪を掴まれ顔を上にさらされる。
「んー?間近で見るとより可愛いなぁ。お前。」
膝で立たされ、足の間を調べられる。
「ほー、狭いわりに傷もついてねぇ・・・極上品だぜ。」
「こーいう時はなんていうんだぁ?お人形さん・・」
クラウドの薄く渇き切った口から、何度となくあげた悲鳴のせいで掠れた声が漏れる。
「・・お・・ねが・・・い・・・・ひど・・く・・・し・・ないで・・」
震える唇でやっとそれだけを言い切った。堅く閉じた眼から枯れきっていたはずの涙が零れ、それが男達の残酷さに火を付けた。
「あぁ、しねーからおとなしくしてな。」
音もなく、クラウドは男達に呑み込まれた。口に、喉に、そうして自分でさえ触れることのない場所に・・・
永遠よりも長い、苦痛と悦楽に・・・・

  やっぱ苦手です。こーいうの。


[ 感想を書こう!!] [小説リユニオントップへ]