瀬尾先生の第9弾

世の邪コルクラファンに捧げます。
後はどなたか考えてあげてください。
せるる、これ以上かけません。


「今日の相手はの骨太の女子だ」
「ええええっ?!」


「おい、こっちにこい。」
(巧くやるのよ・・クラウドっ!!)
(ファイトよ、クラ子ちゃっ!!)
ティファとエアリスが無責任なエールを送る。
クラウドは溜め息を吐いて極色彩の悪趣味な部屋の中へ入っていった。

「さてと・・かわいこちゃん、こっちむいておくれ。」
背後から声がした。振り返った途端、何かが顔に吹き付けられ、クラウドは意識を失った。
目が覚めたのはベッドの上だった。全裸で後ろ手に縛られている。
(・・・睡眠薬だった・・か・・・・)
体が重い。取り敢えず、体を動かしてみる。思いのほか強く戒められている。
(まいったな・・・・足は・・・?)
見れば、腿と足首とを鎖が繋いでいる。これでは逃げられない。首にも輪がはまり、そちらの端はベッドに繋がっているのが見えた。

「おんや、お目覚めだなぁ、アバランチさん、よ?」
 頭上から声がした。見上げると、脂ぎったコルネオの顔があった。眉をひそめるクラウドを見て、いやらしげに含み笑う。
「いつか来るとは思ってたけどなぁ・・こぉんな美人が来るとは思ってなかったぜ。」
「・・俺はアバランチじゃない・・・」
「この状況でまだそんなことを言うかね・・まぁ、すぐに吐かせてやるから覚悟しな。」

(逃げます・作者より)


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