ROD先生の第1弾

1日来なかったら、何だかすごいこと(書き込み)になっていて思いっきりビビってるROD(汗)。こ、これから3日来れないのに…(祖父の四十九日に行くのである)どうしよう。しかも、いま、掲示板読めないのよう!(使いすぎで怒られたので、ほんとはやってはいけないのだが…(親父様の会社の回線なので))と、とりあえず、これだけでも…。書いてるうちにミョーに長くなってしまったので前略したはずなのに、まだ長い。容量くうよ〜。ゴメンナサイ。やはり、先輩達にはかないません(笑)。文章のまとめ方も、表現力も、他にもいろいろ…。ま、初心者の冒険だと思って、笑ってやってください。
小説書いたの初めてなんですぅ。あっはっは〜(汗)。



こつ、こつ、こつ、こつ…
 冷ややかな無機質の廊下に、足音が響き渡る。
 その存在は、知識として知ってはいたが、こうして実際に足をふみいれるのは、初めてだ。
 …プレジデント・新羅の、プライヴェート・ルーム。

 クラウドにとって、何回目かの、ソルジャー昇進試験不合格通知が届けられた、その夜。屈強な2人の男が、部屋にやってきた。
 「プレジデント・新羅がお呼びだ。一緒にこい」
 何の説明もなく、ただ、”こい”といわれても…、とは思ったが、相手は社長である。断るわけにもいかない。しかたなく、クラウドは(おそらく、プレジデントの側近だろう)男たちに連れられて、ここにきたのである。
 (…俺なんかに、一体何の用だろう?)
 余りの昇進の遅さに、新羅を追い出されるのだろうか。しかし、ソルジャーになれなかったクラウドに、帰る場所はない。

 コン・コンッ!
 「プレジデント。例の新羅兵を連れてまいりました。」
 「…うむ」
 中から、低く、潰れたような声が返ってくる。
 「さあ、入れ」
 男に背中をおされ、クラウドはおずおずとプレジデントの部屋にはいる。背後で扉が閉められる。何となく、もうここから出られない様な気がして、ふと不安になった。
 「…あ、あの…、お、…僕に何の用事でしょうか?」
 「名前は?」
 そう聞かれて、初めて、自分がまだ名のっていないことに気づく。あわてて、
 「ク、クラウド・ストライフ…です」
 と、答える。
 「クラウド君。君は、新羅ここに来て、どのくらいになる?」
 「…もうすぐ、2年目になります…」
 「もうそんなになるのに、まだソルジャーにはなれんのかね?」
 きた。やっぱりこの話しだったか。クラウドは絶望の溜息をつく。…ここを追い出されたら、何処へ行こうか。
 黙ってうつ向くクラウドを見つめながら、プレジデントは吸っていた煙草をもみ消した。
 「…君次第では、ソルジャーに昇格あげてやってもいいのだが。」
 はっとして、はじかれたように顔を上げる。
 「ほ、本当ですかっ!?」
 思っても見ない台詞だった。本当にソルジャーに昇格できるのなら、こんなにいいことはない。…しかし。なぜ、プレジデントはこんなことを…?
 「そう…、君次第だ。君が、私の言う事を聞いてくれるのなら、ね」
 そういいながら、プレジデントはクラウドに歩み寄る。反射的に後じさるクラウドのあごを、その節くれだった太い指がとらえた。
 「私のモノになるのなら、ソルジャーにしてやろう。もちろん、戦場になど出なくてもよい。私の側にいて、私を楽しませてくれればよいのだ。それだけで、きみはソルジャーに…しかも、A級ソルジャーになれるのだ。悪い話しではあるまい?」
 こんな要求をだされて、すぐに返事が出きるはずもない。クラウドは再び、黙ってうつ向いてしまった。
 「…ソルジャーになれなければ、君には、新羅から出ていってもらうしかないな。能無しをおいておく場所は、ここにはない。」
 プレジデントの視線が、絡み付くようにクラウドの体を這う。
 「さて、どうするね?ソルジャーになるか、このまま新羅を出るか…。…君は、何のために、新羅に入ったのかね?」
 「…ソルジャーに、なりたく・て…」
 クラウドの返答(?)をきくなり、好色そうな笑みを浮かべ、
 「それではさっそく、楽しませてもらおうかな?クラウド君」
 と、言うのと同時に指をならし、先ほどの男たちを室内に呼ぶ。男たちが入ってきた、と思ったときにはもう、クラウドの躰は彼らに押さえ込まれてしまった。ふとみると、プレジデントの右手には、白く光る注射器が握られている。
 「…ぃや・だっ……」
 振りほどこうにも、男たちの力は強く、微動だにしない。
 「痛いのは一瞬だ。すぐに、気持ち良くなる。」
 クラウドの腕に、細い、銀色の針が差し込まれ、ゆっくり、ゆっくりと、注射器のなかの液体が流れ込んでいく。
 「…んぁ……っ」
 一瞬、びくんっ、と、痙攣したかと思うと、がっくりとうなだれる。息遣いが荒い。
 「そいつを隣室のベッドへおいて、お前たちは下がれ。」
 プレジデントの命令に従う男たちによって、クラウドはベッドのうえに寝かされた。薬のせいで、躰に力が入らない。頬が、妙に上気している。
 「ふっふっふ、かわいい奴よ…」
 プレジデントの手が、クラウドの躰をまさぐりつつ、覆っているものを、ひとつひとつ剥いでゆく。敏感な部分に触れられる度に、クラウドの唇から、吐息ともつかない声がもれる。嫌だ、と思っているはずなのに、抵抗できない。
 何の前触れもなく、プレジデントがクラウドのなかに進入してくる。無理矢理ねじ込まれ、引き裂かれた部分が、熱く熱をもつ。
 薬のせいなのか、意識は朦朧としたまま、躰だけが熱くなる。何の抵抗もできぬまま、クラウドの意識は、闇のなかへ落ちていった。……………


 …どうも最近、社長プレジデントの様子がおかしい。プライヴェート・ルームにこもっている時間が、長すぎる。何度かに一回は、公務さえもキャンセルして、何事かに没頭しているようだ。
 別に、プレジデントのことはツォンの仕事ではないが、新羅重役クラスの者で、そんなことまで気の回る者はいない。ルーファウスの秘書的役割を果たしているが故に、プレジデントの面倒も見なくてはならないこともある。
 (これ以上ご公務をキャンセルされては、ルーファウス様のご負担が大きすぎる)
 巷でながれている無責任なウワサでは、”プレジデントは、先月手にいれた仔猫に夢中だ”などと言われている。
 (猫でも何でもかまわんが、仕事はきちんとしてもらわないと…)
 今日の1:00からの、会議及び昼食会も、先ほど内線でかわりにルーファウスがでるように言ってきた。が、ここのところ、プレジデンとの穴埋めと自分の仕事が続いて、ルーファウスは疲れ気味である。たまには休ませないと、いつ倒れることか…。
 「すいません、プレジデント。ツォンです。少々お話しが…」
 2度、ノックをしたが中からの返答はない。ここにいることは間違いないはずである。仔猫”とやらに夢中で気がつかないのか? そう思うと、プレジデントとはいえ、腹が立ってくる。
 「プレジデント! 入りますよ!」
 一応、再度ノックはしたが、返事を待つのももどかしく、ツォンは部屋のドアを開けた。
 …誰も、いない。
 部屋を見回してみると、隣の仮眠室につながる扉が、薄く開いている。
 (…まったく、昼寝でもしているのか?)
 プレジデントが何をしていようが、こうなればおかまいなしだ。一言言ってやらなければ、気が済まなくなっていた。とりあえずノックをして、仮眠室のドアをあける。
 そこには-------。
 薄暗い部屋の中で、まるで光りを放っているような気がするほど白い肌をした、金髪の少年が一人。ベッドの上に横たわっている。…躰を覆い隠すようなものは、何ひとつ身に付けていない。そのかわりとでもいうように、少年の細い首には金属の首輪が填められ、手足には鎖がつながれている。
 (この少年は------)
 たしか、1カ月ほど前に退役届がだされていた、クラウド・ストライフとかいう少年ではなかったか…? 確かにそうだ。退役届に添付されていた、書類の写真と同じ顔。…違うといえば、少年のライト・ブルーの瞳が、虚ろに濁っているところか…。ツォンが入ってきたことにも気づいていないようである。
 …生きているのだろうか?
 目は開いているものの微動だにしない少年に、少々不安をもって、ツォンは近づいた。
 「おい。生きているのか?」
 少年の肩をつかんで、躰を揺さぶる。ちょっと力を込めたら折れてしまいそうな白い肩。
 少年の瞳が、ゆっくりとツォンの方を見た。唇が、何かいおうとしている。
 「く…………す、り。」
 くすり。…薬?
 はっとして、ツォンは少年の腕を見る。肘の裏側あたりが青黒く、内出血している。
 「どうだね?美しい猫だろう?」
 突然、背後から声をかけられ、驚いてふりむく。
 ドアのところに、プレジデントが立っていた。
 ツォンは、冷静になるように自分に言い聞かせ、プレジデントに向き直る。
 「プレジデント。このようなことをしては、マズイのではありませんか? …後で訴えられでもしたらどうするんです?」
 「ふっふっふ。その少年が望んだことだ。心配はいらんよ。…たとえそうじゃないとしても、その様子では訴えるほどの自我もないと思うがの。」
 淫猥な笑みを浮かべ、プレジデントはベッドの側の安楽椅子に身を沈めた。
 「ソルジャーになれなくて、田舎には帰れない、帰る場所がないというから、拾ってやったのだよ。」
 プレジデントの姿を認めて、少年が起き上がる。鎖をじゃらつかせ、すがるように、プレジデントによっていく。
 「お・ねが…い……………くださ……い。く、……すり、」
 「ちょうどいい時に来たな、ツォン。これから、こいつのエサの時間だ。ふっ、ふふふ。こいつの芸はなかなか楽しめるぞ。」
 少年が重そうな鎖を引き、虚ろな瞳でプレジデンとを見つめている。
 プレジデントはニヤリとして、スーツの内ポケットから、アンプルの入ったケースを取り出す。少年が鎖を引き、懇願する。
 「…くす・り…を………。…は…や…く…」
 「欲しければいつものように、わしを楽しませててもらおうかの。…そう、今日はこの男にも楽しんで貰えるようにやりなさい。」
 そう、ツォンをさして少年に命令する。
 「……………は、い」
 そう返事をすると、少年はこちらに向けて大きく足を広げ、まだ成熟し切っていない少年自身を、自分の手で慰め始める。…次第に息が荒くなり、躰が上気してゆく。唇から、細く喘ぎ声がもれる。
 その様子を見ながら、プレジデントの気分も昂揚しているようだった。いつ覆い被さって少年の躰をむさぼり始めても、おかしくないほどに。
 「------プレジデント…。あなたは、仕事もせずになにをしているのですか!?」
 ツォンは怒りにふるえていた。仕事を放って部屋にこもって何をやっていたかと思えば-----。少年を監禁してクスリ漬けにしたあげく、このようなことをしていたとは! 何のために、今までルーファウス様が穴を埋めてきたのか。いかにプレジデントとはいえ、許せたことではない。
 突然の怒鳴り声に、プレジデントはびくっとしてツォンを振り向く。
 「き、君は誰に向かってそのような態度を取っておるのかわかっているのかっ?!」
 「誰であろうが、関係ありません。このようなことにうつつをぬかして、仕事も出来ない、あろうことか、その仕事を人に押しつけるとは。許せませんね。」
 そう言い放つと、懐から銃を取り出し、すっかり脅えてしまっている少年に近づく。サイレンサーをつけた銃口から撃ち出された鉛の弾は、少年を束縛していた鎖を砕いた。
 至近距離の発砲に気を失った少年をシーツで包み、片腕で抱えあげ、驚いて腰を抜かしているプレジデントに向き直る。
 「この少年は私が預かります。最近プレジデントの姿をあまりお見かけしないので、社の重役達もみな心配しております。早く復帰してください。」
 静かに微笑んでそう言うと、ツォンは何も言えずに椅子に座ったままのプレジデントを残して、へやをでていった。



いや〜…何が書きたかったのか、書いてるうちに判らなくなっちゃったんですね(苦笑)。まったく、中途半端なものでごめんなさい。もうしませんからゆるして…。


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