続きの続き。


投稿者 チープサイド 日時 1997 年 10 月 10 日 13:43:07:

この前の続きの続きです!
こうなったらいけるところまでいってやる!
というわけで、しばらくセフィロスとエアリスはあえないかも…?(←意地悪!)


ミッドガルの兵舎、セフィロスの部屋にて-----。
「ふふっ、エアリスは相変わらず元気そうだな。あのころと同じで、明るくて無邪気なままだ。」
「おいセフィロス、俺にも見せろよ。なんて書いてあるんだ?」
エアリスから渡された手紙を読むセフィロスに、ザックスは言った。
「それは言えないな。…なるほど、エアリスは今こんなことを……。」
「だからその手紙のことつぶやくの、やめてくれよ!」
「だったらおまえがオレの部屋から出て行けばいいだろう?…ほう、あれからあんなことが……。」
「う…、でも気になるんだよう!エアリスがどんな事を書いたか!」
「初めからいなければよかったじゃ無いか。おっ、エアリスもオレに会いたいって?!これはうれしい。早速予定を調整しておこう。エアリスに十年ぶりに会える。ああ、考えただけでも楽しみだ。」
「ちょっと待てセフィロス!俺はエアリスに会っていいなんて一言も……。」
「おまえはエアリスの保護者ではないだろうが。さて、返事を書くか。」

「わあい!セフィロスお兄ちゃんに会える!一週間後だって!うれしいな〜。」
セフィロスからの手紙を見て、エアリスは跳びはねて喜んでいる。
「な、なあエアリス、そのとき俺も一緒にいていいか?」
「えっ、どうして?」
「いや、その…昔のことをいろいろ聞きたいなあって。」
「うん、いいよ。」
「あ、あとさあ、セフィロスとキスとかしないよな?」
「さ〜、しちゃうかもよ。お兄ちゃん、ひさびさに会えたときって、よくキスしてくれたもん。」
いたずらっぽくエアリスが笑う。
「楽しみだな〜。お兄ちゃんって、とっても優しいもんな〜。またいろいろ、お話ししてくれるかな?」
うれしそうな顔でエアリスがつぶやく。横のザックスは、こぶしを握り締めて何かを決心したような顔をしていた。
”セフィロスなんかに負けてたまるか……!絶対にエアリスを、セフィロスなんかにとられないぞ……!”
愛のライバル・セフィロスに対して、メラメラと対抗心を燃やすザックスであった。
ザックスが、何かを勘違いしているような気がしないでも無いが。


どんどん勘違いしていくザックス君!さてどうなるんでしょうか?!


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