「さくっといってみよっかな」
な短編!


投稿者 チープサイド 日時 1997 年 10 月 04 日 10:52:21:

ザクエアです!!
なんとなーく思い付いたんで。
題の通り、「さくっといってみよっかな」な感じで書きました。題の通り、シリアスモンじゃあないですよ。ザクエアですが。
子供のセフィロスが子供のエアリスにキスした話(おぼえてる?)から続いている、という感じで。


 ミッドガルの六番街スラム、みどり公園で-----。
「ねえエアリス、君ってキスしたのは俺とが初めてだよね?」
「え?ファーストキスの相手のこと?」
「ああ。俺とが最初だろ?」
「ううん、もっと前に、キスしたことあるよ。」
「えっ、いつ?」
「ずっと小さかったころ。」
「いや、お母さんが、寝る前おでこにしたとかじゃなくて……。」
「ん、男の人と。ザックスとするみたいに。」
「ええっ!あ、相手はっ?!」
「セフィロスお兄ちゃん。」
「も、もしかして……、あの神羅のソルジャーで英雄のセフィロス……?」
こくりとエアリスがうなずく。
ザックスはぼうぜんとしてしまった。
ずっと自分が、エアリスのファーストキスを奪ったものだと思っていたのに……。
「で、でも一回だけだろ?」
せめてセカンドキス(そんなものがあるかどうかは知らないが)であることを祈りつつ、ザックスは聞いた。ちょっとエアリスは首をかしげる。
「んー、5・6回くらいはキスしたかな?最後が神羅から逃げるときで……、あれ?どうしたの?」
キョトンとした顔で、エアリスが顔をのぞき込む。
ザックスは、あんぐり口を開けたままぼうぜんとしていた。よっぽどショックが強かったと見える。

 翌日、ザックスがセフィロスを問い詰めて、事実を詳しく聞きだしたことは言うまでもない。
 その日、神羅兵クラウドはザックスがセフィロスをこわきに抱え込て、頭をポカポカ殴っている所を扉の透き間から覗いていた事を、覚えている。
しかしそれが、自分の後の恋人のエアリスをめぐって(?)の激しい戦い(ザックスはそう思っていたらしい)であることは、クラウドは知るはずもなかった。


これでザックスとエアリスが仲悪くなったなんてことはないですからね!!
ただちょっと思い付いただけ。


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