こんなんでいいのか…分裂ヴィン?


投稿者 さみしがりや美流 日時 1997 年 9 月 23 日 09:42:53:

分裂ヴィンの短いお話<女王様偏>

ゴールドソーサー、ゴーストホテル。
恐怖感を誘う演出の数々。
そして・・・。
「シドッ!!!」
「ぐあっ!」
SM趣味の女王様ヴィン。
「ヴィ、ヴィンセント!寝てたんじゃなかったのか!」
「フフン。あたくしに睡眠薬など・・・。ところで、あたくしから逃げるつもりだったのかしら?」
「ぎくっ!ま、まさか・・・」
シドが青ざめている。
ヴィンセントはなぜか例のレオタードをすでに着ているのだ。
続いて革手袋を装着しはじめる。
逃げようにも逃げられない。
ドアには鍵がかけられているのだ。
「(だ、誰か・・・)」
「シド・・・」
「・・・」
シドが後ろを見る。
が、そこにヴィンセントはいない。
「女王様とおよびっ!!!」
ムチがシドに直撃する。
「うわぁ!!!」
あまりに突然のことに、倒れるシド。
「ンフフ・・・。スキ有り」
いつのまにやらハイヒールまではいて、シドをグリグリと踏みつける。
「あああ・・・」
「いいわねぇ、ここ。ろうそくもたくさんあって・・・」
・・・。
その夜、ゴーストホテルにはシドの悲鳴とも喘ぎとも思える声が・・・。


「は!あ、あれ?シドさん?起きてます?」
「い、いまごろ純情派に戻りやがって・・・。」
明け方近くになってようやく解放されるシドであった。



美流「ほんと悪気なかったんすよ・・・」
おとと「ノーマルだから許す」
紅葉「SMってノーマルなの?」
加藤「サドXマゾだからいいのよ」
美流「シドってマゾ!!!???」
おとと「やめろー!!!ぶっとばす!」
紅葉「ていうか、普通、逆だって。」
美流「そうだよね。シエラさんいじめてるし、ストーカーだし」
加藤「なにか違うわ・・・」


おとと「・・・やおい小説、研究しなくちゃあ・・・」

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