ナナキVSケットシー続き


投稿者 おとと&美流 日時 1997 年 9 月 15 日 19:37:45:

ミャー2

こんにちは、代筆及び作者2、美流です。
今回はおととの企画だからどうどうといえないですね。
それにしても、おとと、後先考えてよ・・・。



「ねーシド、お願いだから、ね!チョットだけあの気球を貸してよ。」
シッポをピンと立てて、背中を丸め、シドのブーツにスリスリするナナキにシドはウンザリしていた。
「あー、さっきからうるせえな!ありゃぁ、気球じゃなくて飛空艇だ、ひ・く・う・て・い!」
「それ貸してよー」
「だめ!空にはウエポンがいるし、パイロットは未熟だし!なによりオメェの貸し切りバスじゃねぇ」
がっくり、といわんばかりにうな垂れるナナキ。
シッポの火までも、悲しそうに火力を下げる。
「うぅ、ぐすん」
「・・・、どうした?」
「明日はね、お父さんの命日なんだ。だから御墓参りに行こうとと思って・・・」
さすがにメスネコのプレゼントを探しに行くなんて言えない。
「そうなのか?な、泣かせるじゃねーか。なら貸してやる。」
まるで江戸っ子のように涙するシド。
いつのまにやらはっぴらしきものを来ているし・・・。
「わぁーい!ありがとうシド!オイラから感謝のコスモメモリー!」
「やめっ・・・」
チュドーン!!!

数分後、コスモメモリーのダメージから立ち直ったシド。
真っ黒焦げになった体を見ながら再びはっぴを着る。
ふと思う。
「まてよ、奴の親父は石化してたんじゃなかったか?、墓ってどこにあるんだ?」
首をかしげるシドを残して轟音と共にハイ・ウインドは舞い上がっていった。


そのころケットシーはメテオ発動以来すっかりやる気をなくしてチョコボレース三昧のクラウドに海チョコボを貸せと迫っていた。
クラウドピーンチ!
果たして明日のレースに出場できるのか?
海チョコボを失ったクラウドとジョーの勝敗やいかに!
あれ?ナナキとケットの話でなくなってる?????



読んでくれてる人が一人でもいれば3に続く。

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