お子様ヴィンの告白(?)3


投稿者 なかなかつながってくれない美流 日時 1997 年 9 月 09 日 20:00:06:

お子様ヴィンセント(3)

えーかげんにしろ、な、美流でぃす。
いったいどうなっちまうんだか。
あいかわらず雰囲気壊してるし。
こんなワタクシを見捨てないで・・・。



「で、あんた誰?」
「だぁかぁらぁー、びぃんせんとだってばー、おんなのこにふられたかわいそう
なぁー、かいぞうなんかされちゃったー、へんなひとー」
「・・・自分で言うなよ・・・。」
「どうでもいいじゃん、ねぇー、ねこちゃん!」
「あ、あんた、ボクの名前はねこちゃんやなくて・・・」
「けっと・しーだよねー?」
少年が言う。いったいコイツは何者なのか。
このかわいい顔でそう言われると説得力があるのかないのか・・・。
しかし、いかがわしいことをしてしまいたい、と思うのはいったいだれであろうか・・・。
「あんたが、ばれっとくんで、きみがれっど13・・・あれ、ななきとも
いうよねぇ?」
少年がスキップ調に踊りながら言う。
「あとさ、ゆふぃちゃんに、くらうどくんに・・・。ぜえいんいうの
めんどくさいや。でもさ、ぼくがびぃんせんとだってことは、ほんとだよ」
窓際に立って言う。
「ぼくはね、びぃんせんとがつらそうだから、しばらく、きやすめにでも
なってもらおうってことで、でてきたんだ。あのねくらなびぃんせんとは
いまごろおはなばたけでちょうちょさんとあそんでるよ」

想像図
「わーい、ちょうちょさーん!ルクレッツィアはどこおー?」
「ここよ、ヴィンセント!私ほんとはあなたの方が好きだったの!!!!
いまからでも遅くないわ!さぁ、私のところへ!!!」
「ルクレッツィアー」
・・・・以下省略・・・・

(どう考えたって恐い。)
全員がそう思った。少年もその一人。
「・・・。こわいことかんがえちゃった・・・」
「おれも・・・」
「私も・・・」
「ボクも・・・」
「オイラも・・・」
「ねむたーい」
少年が突然いった。
それと同時に窓からふわりと落下する!!!
「「「「「「「「!!!!!!!!」」」」」」」」
一同が大急ぎで少年の死体を見に行く。
が、ばっちり生きていた。
「落ちたのって・・・、3階だよな・・・」
「すごい生命力だね」
「・・・信じた方が・・・」
そして一同が目を合わせる。
「「「「「「「「身のため・・・」」」」」」」」


その日の夜
「わぁーい!!!しど!いっしょにねよ」
「うるせぇ、がきはひとりで寝ろぃ!!!」
「ひどーい、毎晩服脱がせてたくせに・・・」
「「「「「「「・・・」」」」」」」
「な、ななななな、なにいってんだ!!しかもおまえら、なに黙り込んでやがる!?」
「おまけにさぁ、いたいのにさぁ、しばりつけたりさぁ・・・」
「ばばばばばば、バッカ野郎!!!お、おれがいつそんなこと・・・」
「「「「「「「露骨に怪しい・・・」」」」」」」
「そういうばれっとだって、えれのあ(?)ににてるんだぁ、とかいってさぁ、
すっごいいたいことするよね・・・」
「「「「「「「・・・」」」」」」」
「ち、ちがうぞ!おれは断じてそんなこと・・・」
「説得力にかけてるよ、バレット」
「とかいうれっど13だって、興奮剤飲んで部屋に来るし・・・」
「「「「「「「・・・」」」」」」」
「ヴィ、ヴィンセント」
「かんがえてみたらさぁ、ここにいる、おとこのひとって、みんなぼくの
へやに来て変なことするよね。」
「「「・・・」」」
「こ、子供はもう寝ちまえ!!!」
その日に限っていつまでもしゃべれる続けるヴィンセント(5*歳)
であった・・・。



なんだっていうんだ・・・。
呼んでくださったあなたさまには感謝のキューピットが矢を放つ!!!
続くかもしんない。


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