お子様ヴィン(2)…


投稿者 美流 日時 1997 年 9 月 08 日 16:02:49:

お子様ヴィンセントのお話2

こんちゃーす、(だから夜だったら・・・)
美流です。
お元気ですか?私は左腕が改造されて・・・(ウソウソ)
第2段となりますおこさまヴィン本偏の開始。
よろしくおねがいします。あ、いやならいいんで・・・。



「ちぇすとー!!!」
そう叫ぶとエアリスがロッドを振りかざした。
「とうっ!!」
と、言ったかどうかはさだかではないがおなじみの4回宙返りをしながらエアリスの必殺ロッドを回避する。
「その見事な身のこなし、ただ者ではないな!?」
ケット・シーがなぜか侍風に言った。
「おぬし何者!?」
後ろから誰かスリッパで叩かないものかと少し待っていたが、誰もしそうにないので、
「だからヴィンセント・・・」
と、とりあえず返事をした。
「でもよぉ、あのヴィンセントが敬語なんか使えるのかぁ?」
「あ、もしかして、神羅の新しいスパイとか!?」
「ボ、ボクの立場は・・・」
「いや、もしかしてほんとにヴィンセントの血縁だったり」
勝手なことばかり言うクラウド達。
あ、ヴィンセントが震えている。
やばい、リミットブレイクか!?
「おめえらだまってたら好き勝手言いやがって・・・」
ヴィンセントが言った。
びっくりして振り返ったクラウド達の見たものは・・・。
リミットブレイク中のヴィンセントだった。
が、今回は変身していない。
「あぁ、わかったぜ、このおたんこなすやろうども。つまりはなんだな?俺様がヴィンセントだってこと、どうしても認めないつもりだな?なるほどなぁ、へへへ」
・・・。ヴィンセントは完全に切れていた。バレットの持っていた酒とシドのたばこをとりあげる。
「だがよう、10歳児にこんなことできるか?」
おもむろに酒瓶のコルクをぬき一気に飲みはじめる!
(やべえよ、ありゃあ・・・死ぬぞ・・・)
バレットが思う。
・・・。確かに、死にかね無い。
「あ、あのさ、あ、あんた?」
ユフィがとりあえず問い掛ける。だがそれ以上できることなどなにもない。
そうこうしているあいだに、全てを飲み干した少年が大きく息を吐いた。
ふらっ、と、倒れそうになるが、酔っているようにも見えない。
「ちくしょうめ・・・。これでもわからないか!」
「ヴィ、ヴィンセントはそんな口調じゃないとおもうが・・・」
クラウドがためらいながら言う。少年は苛立ちながらこんどはおもむろにたばこを吸いはじめる。
「2*年も寝てたんだ!これぐらいストレスの発散にいい口調はねえんだよ!!」
少年が酒瓶を振り回して怒鳴る・・・。
「ちっくしょう!これだから話のわかんない奴等は!ようするに・・・」
そこまで少年が言ったとき、少年に異変が!
「は、ふぁ・・・」
その場に倒れる少年。
「うう、意識が・・・。証明しなくてはならないのに・・・」
真っ赤な顔で力なくいう。
「・・・」
残りの8人が少年の顔を覗き込む。
「ふにゃあ・・・」
少年がかわいらしい声をあげて突然ケット・シーに飛びつく。
「な、なんでっかー!!!????」
「ねこちゃーん(ハート)、ふかふかぁー(ハート)」
「い、いったいあんたなにものなの!」
ティファが聞く。
「ぼくぅ?ぼくはねぇ、びぃんせんとだよぉ。あのねぇ、てぃふぁさん、ぼくね、もう5*さいなんだよぉーすごいでしょー」
「・・・。」
一同はいっせいに黙り込んでしまった。



きゃー!!!やんやんやん!
すごーい!なにこれ?
ヴィンセントがこわれたー!でもお友達にはおおウケ!
よんでくださったかたには、ガスバーナーの爆発のようなかんしゃ。
そしてそして、スペシャルなシド・ヴィン及びヴィン・シドをありがとう!!!
先輩方!!!
いらっしゃい文化祭あたくしの華麗なるフルートで爆破炎上よ!!!

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