総受けラムザ君
風呂場でエッチ♪


投稿者 瀬尾さん 日時 1997 年 9 月 08 日 13:26:07:

皆様にご要望頂いた「総受けラムザ君風呂場でエッチ♪」です。速攻書き直しなしモードで書いたので、あまり真面目に読まないで下さい。もの書きに有るまじき行為をかましまくってるし・・(汗)今回、時代考証の大切さをしみじみ痛感しました。

えーと、タクティクスがどういう世界なのかあまりよく知らないので、とりあえずここはお風呂場ということにしておいて・・いやまてよ、それ以前に風呂なんてモノが存在するのか?(弟談は「タクティクスは石文化の世界」・・汗)う・・まさか中世の欧州人のように入浴習慣はなかったなんてことは・・考えないでおこう(だからFFTやれよ、瀬尾・汗)



ここは宿屋のお風呂場。どういうお風呂なのかはあまり定かではないが、まさかかっこーんと香りユカシキ桧風呂・・ということはさすがにないと思うので、適当に御想像頂けると非常に嬉しい。
「まじに・・どうしよう・・」
湯船にぶくぶくと浸かりながら、ムスタディオは一人真っ赤っかになっていた。浴室と脱衣所を隔てる曇りガラスの戸(あるのか?)には、いそいそと服を脱いでいる愛しのラムザちゃんのシルエットが浮かんでいる。そう、彼らはまさにこれからお風呂でらぶらぶ♪(実は髪洗うだけなんだけど)になろうとしていた。
「俺の理性・・頼むぞ!!って・・でも・・でも・・これを逃すと・・(涙)」
やりたいのかやりたくないのか、はっきりしろよ。まさに新婚初夜の童貞亭主状態のムスタディオ。でも、もしここに「正しい不純同性交友の手引き」(前後の形容詞が打ち消しあってるぞ・by天地○用)なんて本があったら彼は絶対熟読していると思うんだけど。
ま、そんな事を考えているうちに服を脱ぎ終わったマイハニーラムザ君がからからからと引き戸を開けて(また嘘を・・)入ってきた。
「妙な事頼んで、ほんとにごめんねー(涙)」
ちょっと困った顔のラムザ君。一応、腰にタオルを巻いているがその他一切すっぽんぽんである。(当たり前だ。くどいようだがここは風呂。)そのしおらしい態度と、抱けば壊れてしまいそうな細身の体に漂う妙な色気とがあいまって、もうおいしそうったらありゃしない。ムスタディオはこれ以上自分の暴れん坊をおさえておく自信が無かった。
(とっとと頭洗ってやってずらかろう・・)
こら一般健全男子、そーくるか、普通?そういう時は無理にでも押し倒して・・というのが801の王道だろうが。
「そこのナレーター、うるさいぞっ(汗)!!」
「・・ムスタディオ・・どうしたの?(汗)」
「なんでもない・・んじゃ・・早速洗ってやるよ。」
「うん♪」
ムスタディオの陰謀も知らず、ラムザ君はちょこんと椅子に座って耳を押さえて下向いた。勿論目は堅く閉じている。はっきりいって、襲って下さいといわんばかりにおいしいシチュエーションなのに・・と誰もが思うところである。
「だーかーらー・・俺にどうしろと・・(怒)」
ぶつぶつといいながら、その髪を湿らす為に熱い湯をかけた。途端にお坊ちゃまからクレームがつく。
「ムスタディオー、お湯が熱いー(涙)」
「へいへい・・(汗)」
改めてぬるくした湯で湿らせ、シャンプー(またくどいけど、あるのか?)を泡立ててムスタディオはラムザの髪を手際よく洗っていった。指先に細い髪が離さないでとばかりにからまったりしてくる。あぁもったいない(笑)
「これで・・おしまいっと。」
ムスタディオ、もはや外野の言う事なんか完全に無視してラムザの髪を洗い終えた。浴室の外に手を伸ばし、タオルを一枚取ってきてラムザの頭をごしごし拭いてやる。
「ふー、さっぱりしたぁ♪」
「こらぁ、動くなよ。」
まだ濡れた髪をぶんぶんと振り回しながら、ラムザはご機嫌♪でムスタディオの首に腕を回した。
「ねぇ・・ムスタディオ?」
「ん?なんだ?」
「髪洗ってもらったお返しに・・いいことしてあげようか・・」
浴室にこもった湯気によってラムザの目元がなぁんとなく色っぽい。ムスタディオは思わず後ずさりをしていた。
それでも擦り寄るラムザ、焦るムスタディオ。結局ムスタディオはじりじりじりと壁際に追いつめられてしまった。
「おい・・ラムザ・・?(汗)」
「君は・・目を閉じているだけでいいから・・ね・・?」
「ちょっと・・待て・・こら・・!!」
ムスタディオの返事も聞かず、ラムザは彼の前にひざまずいた。そのままそっとムスタディオの足を開き、その中心を口に含む。柔らかい舌が彼を自由自在に弄び、時に意地悪な動きをする。
ラムザの愛撫は残酷なまでに饒舌だった。
「あっ・・あぁあっ!!」
ムスタディオは背筋に電流のようなものを感じ、思わず声を上げた。こんなことはいけないと解っているのに、早くやめさせるべきだとは思っているのに、彼の体は硬直して動かない。下を向くと洗った事によってより輝きを増した金髪が一心に動いているのが見える。それから目をそらすように、ムスタディオは固く目を閉じ、ラムザの口の中に己を放った。(早漏というなかれ・笑)


ざっぱーん。
「う・・?」
「ムスタディオ・・ムスタディオったらー。大丈夫?」
「ら・・ラムザ?!」
「もぉ。のぼせちゃったの?いきなりぐったりするからびっくりしてお水かけちゃったんだけど・・」
確かに良く見れば、ラムザがからっぽの風呂桶片手に立っている。まぁ、人がぶっ倒れたからっていきなり水ぶっかけるこのお坊ちゃんもどうかとは思うのだが・・
とりあえずムスタディオは正気を取り戻した。
「って・・お前・・あんな事どこで?(汗)」
「ん?んー・・別にどこっちわけじゃないけどー。ああするとみんなすごく気持ちいいって言ってくれるんだ♪」
「み・・みんなって?(汗)」
「みんなはみんなだよ♪もしかして・・迷惑だった?」
ラムザ君うるりんモード入りかけ。ムスタディオ、慌てて否定する。
「そ・・そんなことはない、いや、本当に絶対決してない・・と、思う・・(汗)」
「そっか、安心しちゃった♪ムスタディオ、また一緒にお風呂はいろうね♪」
無邪気に屈託無く笑うラムザ君。こいつはゆくゆく大物になるかもしれないと、ムスタディオは心密かに思うのであった・・

(おわったぁ♪)



何故かエッチシーン書いてる時に限ってくる弟。・・早く帰れ。今からいいとこ書くんだから、なんて思いつつPCの話につきあってあげる優しい瀬尾。でもその裏で書いているのはラム受け小説だということを知ったら・・泣くだろうな・・

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