鉄の心を持つオンナ


投稿者 瀬尾さん 日時 1997 年 9 月 08 日 13:22:53:

10分でこんなもの書きました。元ネタ電プ○のコメント。アグリアスって・・瀬尾の頭の中ではこーいう人っぽいんですが(汗)



「ムスタディオー、ちょっと来てー♪」
「んー、どーしたラムザ?」
「あれ、すんごくかわいい♪」
「どれ・・あれはうりぼうだ。モンスターだぞ。」
「あれ・・倒さなきゃ駄目?(汗)」
「倒さなきゃこのターン終んないだろ。」
「・・んじゃムスタディオ、お願い。」
「えーっ?!(汗)俺がぁ?」
「だって・・かわいそうだから・・」
「だからってなー、俺に倒させるのは平気なわけ?(汗)」
「んじゃ君は僕がぶたさんいぢめるの、見たいわけ?」
「・・・・・わかったよ・・(汗)・・やいそこのブタ、覚悟しろ。・・ぐ・・そんな目で俺を見るな!!(汗)俺だってなー、好きでこんな事してるわけじゃない!!・・って、そこでうるうるするんじゃないーーーーっ!!(汗)う・・お願いだからこっち見ないでくれー(涙)」
ラムザを背中に庇いながらハンマーをぶんぶんぶんと振り回すムスタディオ。でも彼自身ふっきれていないのか思いっきり逃げ腰である。
うりぼうのほうも敵意はないのか小首をかしげてきょとんとしている。はっきりいって全然話がすすまない。どうにかしろよと思い始めた頃・・・・何かが振ってくる音がした。

(ひゅるるるるるる)

「なにをもめているんだ、君たちは。」
「ア・・アグリアスさん・・何時の間に・・」
「高低差無視だ。飛んできたら君たちが固まっていたのでな。ん?ラムザ、どうした?」
「そこのぶたさんが・・」
「ぶた・・うりぼうの事か?ふむ・・とっとと片づけてしまうか。」

(ざくっ)

アグリアスはなぁんのためらいも無くうりぼうを槍で突き刺した。うりぼうは「?」という顔のままであっけなく玉砕した。
「ぶ、ぶたさん・・!!」
「これは鍋にすると旨いのだが。このへんがおすすめだな。」
けろりんといいながらそのロースのあたりをつっつく彼女を、少年二人は呆然と凝視していた。風だけが彼らの髪を揺らしていた。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
ラムザ16歳。その身も心もまだまだ青いお坊ちゃまだったのでした・・(しみじみ)



おしまい・・
タイトルは鉄の心を持つオンナ、でした(汗)

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