鬼丸先生の第2弾

タコ殴り覚悟で書き込みをします。
最近セフィクラに押されている怪鳥×クラウドを怪鳥様に押しつけたところ、掲示板に張るお許しをいただきました。



今夜も・・・あの人は来る。
あの羽音、あの声、あの動作。なにもかもが、愛しい。
いつのまにか、クラウドはあの人が来るのを心待ちにしていた。
椅子に所在無げに座って、耳を澄ます。あの羽音が耳に入るまで、じっと動かない。

ばっさ。ばっさ。ばっさ。

クラウドははじかれたように立ち上がった。そして、ドアまで走る。
頬を染めて、まるで恋する乙女の様に。

ガシャーーーーン!
「けー!」
背後で心待ちにしていた声を聞いて、クラウドはあわてて振り返った。
「怪鳥、なにもそんなところからはいってこなくても、ドア、開いてたのに」
「けー」
クラウドは、窓をぶち破って入って来た怪鳥をとがめるでもなく、笑顔で迎えた。
「でも・・・そんな怪鳥の強引なところも好きだな。俺。」
「けー」
怪鳥はしきりに照れているようだった。クラウドもちょっと照れてしまう。
そんな怪鳥を見ながら、ぼーっと思ってしまう。

この人になら、殺されてもいい。
もしこの人が「死にな・・・」というなら(ある種の口調で)、
喜んで刃を喉に突き立てる。

「けー。」
なにぼーっとしとんねん、と頭をクチバシでつつかれて、クラウドは我に帰った。
「あ・・・っ、お腹すいたの?俺、夕飯作ったんだ。いっしょに食べよう」
「けー。」
「解かってる、怪鳥は胃が弱いから(すみません大汗)油っこいものは避けたよ。」
怪鳥は、腰に手をあててスキップをしながらクラウドの後について行った。



苦情メールは取り合えず受け付けております。では、離脱!

安藤:この続きが瀬尾先生の58にあります。

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