鬼丸先生の第1弾

どうも、はじめまして、鬼丸です。
さかねさんのHP(裏のみ)や、ちゃっとに出没している鬼丸と言います。

最近リユニオンなさる方がおおいのでそれに紛れてこっそり初書き込みしてみました。

それと・・・。わしとしのぶさんがラバーで、わしは男である、というのは、プラクティカルジョークです。受け流してください(笑)
お近づきの印に、ちょっと書きもの(?)します。読んでくだされば幸いと存じます。
長いこと日本を離れているので、変な日本語を良く使うし、誤字脱字もかなりの量ですが、見逃してやってくださいね。


スノーホワイト 〜白雪姫〜


「げっ!!」
そんなあまり礼儀正しいとは言えない声を出したのは、小人クラウド。

「どーしたんだ?クラウド。」
そういいながら玄関の戸をくぐったのも、クラウド。

「どーもこーもないよ、クラウド。ちょっと別のクラウド達も呼んで来て。」
そして集まったのが、7人の小人クラウド。

そして、7人のクラウドが取り囲んで(といいながらも引いているが)見ているのは、彼らよりは3倍くらいも大きい人間が、彼らのベッドを占領して、ピクリとも動かないからでした。

「・・・死んでるのかな?」
「げー、俺達のベッドでわざわざ死ぬなよなー。」
いいながら、7人の小人クラウドは、外から棒などを持って来てつついてみました。
「動かないな。」

そーっ、とその巨人の顔をのぞき込む小人クラウド達。すると。イキナリその巨人はくわっ!!!と目を開けました。

「うわーーーーっ!!!(×7)」
蜘蛛の子を散らすように小人クラウドは逃げました。ゆっくりと上体を起こす巨人をそれぞれ武器を構えながら警戒しつつ見ています。

「・・・・・なんだ?おまえ達は。」
むっ、ときた小人クラウドの一人が別のクラウドの影に隠れながらその巨人に言いました。
「なんだ?はこっちのせりふだっ!人のベッド寝潰しといて、「なんだ?」ぢゃねーだろ!」
その一言に勇気づけられたもう一人が、そーだそーだ、と続けます。
「これは、俺達の家だぞっ。」
ほう、とその巨人はにやりと(いや、クックックか?)笑って言いました。
「そうか。それはすまなかったな。」

そのベッドを潰してしまった罪悪感(?)から、その巨人は小人の生活を手伝うことになりました。

名前は、白雪セフィロス。あまりの美しさに王妃に追放されたんだそうだが、イマイチ信用できない小人達でした。美しいというのはまあ否定しませんが、これが「追放」されるたまかぁ〜?というのが小人達の意見でした。


白雪セフィロスはあまり働きませんでしたが、まあいないよりはマシといった程度。
8人の小人クラウドと白雪セフィロスは、あまり仲良くなることなく日々を過ごして
行きました。


・・・・・・・ですが。


本性が出たのか、白雪セフィロスはついに働かなくなりました。
それどころか、7人の小人クラウドにローテーションを組んで夜のお相手までさせようとするのです。何人かのクラウドは、すでに悪戯されてしまっていました。

「こ・・・・このままではいけない・・・・。」
無理をされてずきずきと痛む腰を押さえながら、小人クラウドは決心しました。
横ではスッキリした白雪セフィロスが寝ています。

殺す。小人クラウドにはそれしかのこされていませんでした。(をいをい!)

お城のお后に頼んで毒りんごもこさえてもらいました。
そして、いろいろやった結果、(超手抜き)小人クラウドは、白雪セフィロスの殺害に成功したのです!ハレルヤ!小人クラウドは腰が痛かったのですが、手を取り合って喜びました。(ぴょんぴょん跳ねたいところだが痛くてしかたないらしい)

まあこいつも最初はいい奴だった(ような気がする)し、墓ぐらいは作ってやろう。

生憎墓石がなかったし、穴を掘るには腰が痛すぎたので、クラウド達は透明で巨大なプラスチック容器(何か食べ物が入っていたらしい)にセフィロスを入れてその辺に置いておきました。

そんなときでした。

「ん?この人は、一体どうしてこんなプラスチック容器に入っているのだ?」
隣の国のヴィンセント王子。馬から降りてセフィロスの簡易墓をのぞき込みます。

やばい。小人クラウドはあせりました。
原作通り行くと、(すでに行ってないのだが)王子は姫にキスをかまして、姫は目を覚まして、目出他死・・・・・。そんなんじゃ、小人クラウドは困っちゃうのです。姫は幸せを勝ち取って、小人は不幸のドン底じゃ、どうにもこうにもなっともしゃあないのです。

「ち、ちょっとまってくださーい!」
「その人を起こさないでーっ!」

急いで王子にわらわらと集まったクラウド達は、口々にそういいました。
ヴィンセントはキョトンとしています。

「起こす?だが、この人はもう死んでいるのだろう?いくらわたしでも死んだものを起こすのは無理だ。」

ヴィンセント王子には、死体にキスをかます、という非常識なことをする感覚がなかったのです。
クラウドは白雪セフィロスを起こされて欲しくはなかったのですが、良心から(?)原作の内容を教えてあげました。キスをかますと、毒りんごがぽろり、だ。と。
「し、しかし、見たところこの人は攻めだ。わたしも一応(!)攻めだし、とてもじゃないが・・・・。悪いな」
ほっ、としてクラウド達は胸をなでおろしました。
ヴィンセント王子がキスを嫌がった理由は結構的はずれた答えでしたが、とりあえず一件落着か、とクラウド達が思った次の瞬間です。

「ん?よく見なくても君達は有名な総受け7人クラウドじゃないか?」

こうして、(どうしてや〜!?)小人クラウド7人は一人残らずヴィンセント王子に
捕われて、白雪セフィロスが生きているときと変わらない生活を送る羽目になったのでした。

おわじ・・・。



なんだか書いてて良く解からなくなってしまいました・・・。セフィロス、死んだままだし。どうしよう。
とりあえず、鬼丸でした!今後とも、よろしくお願いします!


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