緒方さち先生の第14弾

セフィロス・・・・画家。山奥にある洋館で、モデルに雇った少年(笑)と二人きりで暮らしている。
ザックス・・・・・セフィロスの押しかけ弟子。セフィロスの描く絵に惹かれて弟子にしてもらいにきたらしいが、当初の目的を忘れてクラウドに手を出そうとする。
クラウド・・・・・セフィロスの使っているモデル。もちろん描かれているのはぬうど。
コルネオ・・・・・画商。セフィロスの絵を買って、そのモデルまで欲しくなる(笑)



「先生! 今日こそ弟子にしてもらいますよ!」
 ばたんと大きな音をたて、その部屋の扉を開け放ったザックスは、その場の光景を目にするなり硬直するはめに陥った。
 古びた洋館の、どこかくすんだ色合いを感じさせる応接間。そこにいたのはセフィロス一人ではなかった。
 もう相当に古いものらしいソファの上に、真新しいシーツを広げて、布地の皺がつくり出す微妙な陰影のその上に、かれはいた。
 白い−−−−陶器のようになめらかな肌、北方の出を思わせる淡い金色の髪、驚いて見開かれた瞳は冴えた青色をしている。ザックスという突然の闖入者に、怯えたように視線を向けてくる、その表情は哀れなほど頼りなく、可愛らしいと思う一方、心のどこかにとてつもなく凶暴な何かを生み出してしまう、そんな衝動をザックスは密かに感じ取っていた。
「クラウド、こちらを向きなさい」
「……はい」
 セフィロスの促す声に従って、その少年、クラウドは頬を赤らめながら真っ直ぐ前方を向いた。
 指示された通りに腕を下ろすと、痩せた半身が露になる。それは美しいひとつのオブジェであった。



……ってナニやってんでしょーねあたしも。
ふう……明日から数日おやすみでしゅ。久々の有給なのにやることは原稿……この同人女めー!って感じだよ(泣)


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