まんぼう先生の第一弾

今、雨降ってます。
クラウド君を美味しくいただくには、クーラーが必要な季節になりましたね。
・・・・・山がなくて、オチもなくて、意味もないけど、インコンプリートなのでナンバーもらえない反省文書きました。
・・・・・・でも、初めてこういったものを書くんで、とりあえず、目を閉じて流してください。
・・・・・・目が腐っても、私、抗生剤もってません・・・・

とりあえず、ナイツ・オブ・ラウンドの用意、お願いします・・・



「神羅兵志願者受付」
そうかかれたゲートの前に、みな同じような個性のない表情をした少年たちが並ぶ。
月に一度だけ、「コネ」を待っていない一般の志願者たちを選考する日。クラウドはその人波に流され、神羅ビルへと初めて足を踏み入れた。
鈍い銀のセキュリティシステムをくぐり抜けた先に待つのは檻の中の動物を眺めるような好奇と、衣服を通して観察するような観察の視線だった。
長い間晒されるのには、あまり気持ちのよくないその回廊を前の者の後からついていく。

やがて、ろくな説明も無しに行列は広間へと方向を定めた。

「君はこちらへ。」
およそ暖かみにかける扉の向こう側にたどり着いたクラウドは、突然長髪の男に呼び止められる。そこで始めて群れの中から個体識別されたようで、一瞬安堵したのもつかの間、その呼びかけが「拒否」の意味をもつものではないかという不安にとらわれる。
「どうして、ですか・・・?」
思いつめたような上目遣いで、クラウドは必死に言葉を絞り出し、呼び止めた男、ツォンに問う。
すでにクラウドから外していた視線を未だ続く行列に向けていたツォンは態度を変えずにもう何度も繰り返した答えを返す。
「・・・他の者とは違う部門に配属されるだけだ。」
それ以上は何も答えてくれなさそうな気配を感じ、クラウドは大人しく自分の仲間が増えていくのをツォンの側でみていた。

微かな消毒の匂いが部屋全体に澱んでいる。
やけに生々しく体温がつたわる薄いプラスチックの手袋に包まれた指に顎をすくわれ、クラウドは顔をしかめた。
相変わらず、説明はない。それどころが頬にナンバーを記され、一人ずつ薄暗い部屋に突っ込まれた。
急に天井のライトが点灯し、瞳が焼ける。
顔を背けようとしたが顎にかかった手に力が加わり、そこにあった椅子に無理矢理座らされた。そのまま顔を右に向かされ、左耳を差し出すような姿勢になる。
「動かないほうがいい。」
指の持ち主であるツォンががやさしく、諭すように言うと、何時の間にか部屋に入ってきていた医師と思われる白衣を着た女性がクラウドに歩み寄った。彼女の手にしたものが、ライトの光を浴びて蒼に煌く。
ピアス。
そう確認したクラウドは、とりあえず安堵する。確かに見かけた事のある神羅兵の幾人はピアスをしていた。その色によって部門が違うのだろうと予想をつけ、ようやく一抹の不安が消える。
鼻をつくアルコールの匂いが近づき、過剰なほどそれを含んだ脱脂綿で左耳を拭われる。
滴る水滴が首筋を流れ、その冷たさに肩をすくめるとツォンは爪を立てるように顎にかけた指に力を入れ直した。
「多少、痛むだろう・・・・」
その言葉が終わる前に。
くぷ。
蒼の球体につけられた金具が細胞をかき分けてクラウドの耳に埋め込まれた。
「・・・っつ・・・」
視界が一瞬、白濁する。
どこか遠くで自分が漏らした声が響く。
「キャッチはないが、外れる事はないだろう。・・・・もっとも、外したくとも出来ないが・・・」
頭上から雨が降るように聞こえてくるツォンの声は、聞きたくとも頭の中へは流れてこない。
傷から溢れる血液はアルコールに融け、量を増して糸のような軌跡を行く筋も這わせた。
自分の物であるはずなのに、妙に暖かな感触のそれを拭おうとクラウドは手を動かそうとした。しかし、たやすくツォンにその手首を捕まれる。振りほどこうとした意志とは裏腹に、クラウドは全身を委ねるようにツォンに引き寄せられた。
「反応が鈍いな。もう、作用しているのか・・・」
よく出来た人形のように自分の意志ではもう自由に動く事が出来ないクラウドを舐めるように観察すると、ツォンは初めてクラウドに表情を見せた。
哀れみと、飼われた猫に向けるような微笑み。
「すぐになおる。少し、休んでおくといい。すぐに訓練は始まるからな。」
「・・・・くん、れん・・・?」
唇の動きを読み取り、ツォンはクラウドの額に掛かった髪を梳いてやりながら優しく説明を続けた。
「そう、訓練だ。今、君につけたマテリアを活用するためのね。・・・何のか分かるかい?」
微かに首を振ったクラウドの、未だ血が流れ続ける耳元に唇を寄せる。
「sex・・・・・君が配属された部門は・・・・・」

ツォンの言葉を最後まで聞き取ることなく、クラウドの意識はマテリアに奪われた。



・・・・・続き、あるんですけど・・・・・・
下手なので何かいてるんだか分かりません。
こんなのはツォンじゃないです。
無理にツォン・クラをかいたためにバチ、あたりましたね。
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・すみませんでした・・・
ナイツ・オブ・ラウンド受付中。


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