悠々…約束の! レノ受けをかこーじゃあありませんか。
にしても…即興でキャラを作るのはなかなかきつい。ま、悠々と2人で作ったしねえ。
さて。みなさん、これはレノ受けです。
相手は…悠々と私で作りました、オリキャラです。
なぜか。それは、…レノを抱く奴って誰だろう。
ルードかな? …悠々がルードはいやだといったのでやめた。
じゃあルーファウス? …私がいやだったのでやめた。
クラウド? クラウド攻めは…あんまりねえ。
セフィロス? ………接点がなかった。
以上の理由で………オリキャラ作成とあいなりました。
小説上で出てきますので。説明を拾い読みしてください。
それじゃ、いっきまーす!
耳に流れ込んでくる雑踏を聞き流して、レノはスラムの街を歩いていた。
見慣れた街並み。だが、その中身はまったく別物のように豹変している。
一日を生き抜くために戦う街。
レノにとってスラムは、そんなところだった。
しばらく歩いて、レノはある建物の前で立ち止まった。確かめるように見上げてから、さびついた鉄の階段を上りはじめる。
そこは、ふるびたアパートだった。
インターフォンをおして、返ってきた声に一言二言呟く。
ばたんっ ばたばたん!
とたんにあわただしい音がして、乱暴に部屋の扉が開けられた。
中から現れたのは、美しい黒髪と、それと同じ瞳を持った青年。
「レノ………さん!!!」
さらり、と短く切り揃えられた髪が流れた。
赤茶のバンダナが吹く風にたなびく。
彼の姿は、レノの記憶と寸分違わず同じだった。
「久しぶりだな…っと」
「久しぶりだな じゃないですよ! 心配してたんですからね!」
必死の表情で彼は訴えた。
「まあ…とりあえずはだな…っと」
「なんですか」
「中にいれてくれ。…こんなところでさわいだってしかたないだろ…っと」
レノの声に彼は初めて冷静を取り戻した。
「…どうぞ。昔と変わってませんがね」
投げやりな言葉の裏の優しい声音も、昔と変わっていなかった。
「……どうぞ。コーヒー飲めましたよね」
「ああ……ランスは元気だったのかな…っと」
「もちろん。貴方が帰ってきたときに怪我なんてしてられませんからね」
「あいかわらずだな…っと…」
ランス、と青年は呼ばれた。
数年前、レノとこのスラムの街を肩をならべて歩いていた男。
「レノさん…教えてくださいね。どうして一年間も連絡をくれなかったのか!」
深い深い、油断したら飲み込まれてしまいそうな黒の瞳に見つめられて、レノは思わずコーヒーを飲む手を止めた。
「…そりゃ……仕事で忙しかったから…だな…っと」
「お仕事…ですか。体はだいじょうぶですか? 怪我とかありません?」
「まあ…ここにいるから無事には無事かな…っと…」
「茶化さないでくださいね」
切れ長の瞳がレノを捕まえた。少しつり目にも見える彼の瞳はまるで宝石のように輝く。
「……まあ…すこし怪我はしたかな…今は跡形も無いが……っと…」
「…俺は…レノさんが上に登るの…本当はいやだったんですからね…」
数年前まで、このスラムの街でレノと一緒に『走り屋』兼『喧嘩屋』として、ランスは名を馳せていた。
レノが新羅にその射撃の腕を見込まれるまでは。
「…レノさん…どうして俺のところにきたんですか…」
「どうしてって…理由が必要だったかな…っと」
「………レノさん」
ランスの手がレノからコーヒーカップを奪い取る。
見上げたレノの唇に、ランスのそれが重なった。
ほんの少し驚いたようなレノに、ランスは切ないような愛しむような瞳を向けた。
前半おわり。お〜わ〜り〜。
悠々! かならず続きは書く!
それでは! 文章下手でごめん〜!
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