ケロ先生の第1弾

こんにちわ、ドップリー神羅(仮名)です。
安藤様に捧ぐ。罪償い(笑)コルクラ…ながいなぁ…



『ほひー、チューしてくれんかのう』
クラウドはその言葉に表情一つ変えなかったが、心の中では激しく慌てていた。

−ここはスラム5番街を仕切る成金男、コルネオの居城である。
神羅カンパニーの動きを探るため、エアリス、ティファとともに花嫁候補のふりをして屋敷に潜入したのだが…どういう訳か…クラウドが花嫁として選ばれてしまったのである。余程女装が似合っていたのか、それともこの、人を魅了して止まない金髪と碧眼のためか…。
その後、速攻でこの絢爛豪華でも悪趣味なデザインのベッドまで連れて込まれてしまったのである。どうしてこの男は俺が男だと気付かないのか…男は嫌いなんじゃなかったのかァ?と、ふと屋敷の門の前に立っていた見張りの男の言葉を思い出す。
−まぁ、いい。どうせこの場面ではエアリスとティファが殴り込みにくるのだから…クラウドには自信があった(笑)
コルネオのタコチュー唇が迫る。ちょっとくらいいい思いをさせてやるか、とクラウドは目を閉じた。ドアの向こうでばたばたと音がする…女性陣のおでましか…!?!!!!
クラウドは目を見開いた。なんと、そのまま唇は塞がれてしまっていたのである。
離れようともがくが、頭をしっかりと押え込まれてしまっている。ふと、きつい葉巻の香味が口腔を満たす。(ひーっ!!!)
クラウドはその状態のまま、ドアに目をやる。
…さっきのばたばたはどこへやら、なぜか静寂をドアの向こうに感じた。
(まさか、エアリスとティファに何かあったんじゃ…?)
不安が頭を過ぎったが、そんなことより自分の心配をした方がいいぞ(^^;。
ふいに、コルネオの手がシルクで織られたスカートの裾から忍び込む。クラウドは、それだけはぁ〜と思い、思いっきり体を捩り、コルネオから離れることに成功した。
『ほひーほひー、何を恥ずかしがっているんだ?夫に全てを委ねてくれ、ハニー』
『じ…冗談じゃない…ッ!』
コルネオの虫酸が走るようなセリフを否定した後、クラウドはおもむろに自分の服に手をかけ、いっきに脱いだ。
『…見ろ!俺は男なんだ!さぁ、プレジデン…トの……!?』
そこまで言いかけて、クラウドは自分の姿に愕然とした。なんと、蜜蜂の館でハチ女からもらったセクシ〜らんぢぇり〜を着けっぱなしだったのだ。申し訳程度に布があり、後ろなどはまるっきり紐であった…クラウドの、形のいい小振りの(^^)尻が露になっている。
『オ、オトコー!?……ほひー…でも…カワイイのう…』
『!!!!』
クラウドはコルネオの想像もしなかったセリフを聞いて全身から血の気がひいていくようだった…というより、本当に意識が朦朧としてきた…
『ほひーほひー、いいのーうぶいのー』
『く…何…か……ッ飲ませ…たな…ッ!?』
先ほどのキスの時だろうか…
クラウドは胸の辺りを蠢く手のひらを感じながら、闇におちた…



あー(T_T)…すみません。小説(?)なんてはぢめて。
しかもクスリなんかに頼っちゃいかん。男はカラダのみを武器とせい(なんのこっちゃ?)
すみませんすみませんもうやりません…でもやりそう。ゲフ。


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