かいと先生の第7弾


はい、書きますね。設定、引用させてもらってます。まっきーさんと、これを書くのを促して下さった社さんにささげまっす。(いらね。)



 夜の帳が降りた二ブルへイム。
 辺境にあるこの村には、夜ともなると人影はぱったりと途絶える。
 その村の一角にある、かつて神羅屋敷と呼ばれた古い屋敷。
 前の暗いイメージとは違い、新しく生まれ変わったその屋敷の中のとある部屋で、なにかが揺れているような音がしていた。
 音を発しているのは、部屋に置いてある一つの棺桶だった。
 がた、がたっ・・・。
 ふつうなら不気味に思うところだが、しかし中から、男と、少し幼い女の声がかすかに聞こえてくる。
「・・・っや・・・っ・・・」
「・・・どうした・・・?」
「・・・あ、あたし・・・やだ・・・こん・・・な・・・」
「どうしたんだユフィ、さっきまでは・・・」
「・・・いやなの・・・あたし、こんな・・・」
 がたたたたっ!!
「こんな場所でするのはぁぁぁっっ!!」
 勢いよく棺桶のふたを開けて出てきたのは、怒ったような顔のユフィ。そして、はねのけられたかのように淵にしがみついているヴィンセント。
 ユフィの着ているくまさん柄のパジャマのボタンは、ほとんどがはずされ、ヴィンセントにいたっては、上半身裸である。
 どうやらぶつけたらしい頭を押さえつつ、ヴィンセントは、パジャマのボタンを閉めているユフィに向かって声をかけた。
「いきなりなんなんだ・・・・?」
「いやだったらいやだったらいやなのっっ!!」
 ユフィはびしっ!と棺桶の方を指さし、
「こんなところ、狭くてろくに動けないじゃない!そもそも棺桶で、ってのが間違ってる!ぜっったい!!」
「”棺桶までつきあってもらう”といったら嬉しそうにしてたじゃないか・・・」
「冗談だと思うよふつーはっ!」
「・・・じゃあどこがいいんだ・・・」
「ベッド・・・はまだ届いてないんだっけ・・・」
「じゃあ床とか・・・」
「・・・アンタ、そーゆうことばっか考える奴だったの」
「私だって一応男だ」
「・・・もおいいっ!アタシ1人で寝る!おやすみ!」
「お、おいちょっと!」
 扉の方へと大股で歩み去ろうとするユフィを、ヴィンセントはあわてておいかけ、その細いからだを後ろから抱きしめる。
「やだって!はなせよ・・・っ・・・」
 抵抗をやめ、いきなりおとなしくなったユフィの耳元で、ヴィンセントは優しく言った。
「すまなかった・・・機嫌なおしてくれ」
 ユフィは自分より遙かに背の高いヴィンセントを見上げた。そして背伸びをして、自分からキスをしようとしたがあと少し、届かない。ユフィの意図を読みとったヴィンセントは少し腰をかがめ、ふわっ、と優しく口づけた。
「・・・バカ。女の子の気持ちってもん、もーすこし考えてよね」
「悪かった。・・・さあ、今日はもう遅い、リビングのソファで、ゆっくり眠れ」
「ヴィンセントも一緒じゃないよヤダよ。」
 照れた笑みを浮かべて、ユフィはヴィンセントをみた。その笑みを受けて、ヴィンセントも優しく微笑んだ。



 こんな駄作になってしまいました・・・(殺)。最初一発ギャグのつもりだったんですけど・・・。
あ、途中のタグちゃんと閉じてるよね?ね?(汗)
 ところでFフェス、すっごい人でしたねー。折角もってったヴィンセントのぬいぐるみ、結局持って歩けず・・・(泣)


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