思いつ記
〜04年06月〜
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6月30日(水)
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今朝は、すごい嵐だった。
風は吹きつざみ、雷は轟き、雨は横殴りに降っていた。
ところが、自宅のほうの空を見ると、何となく明るいのである。
雲の切れ間から青空すら覗いている。
で、家に帰ってきてみると、やっぱり晴れていた。
何となく、台風一過を思わせる、澄んだ青空だった。
ちょっとジメジメはしていたが。
そんな空の下、洗濯物を片付けつつ、眠気に身を任せて横になること暫し…。
…のつもりが、気が付いたら、外は暗くなりかけていた。
今日、やるつもりだったことは、洗濯以外は何一つ出来なかったが、
それでも、何となく気持ちのいい明け番だった。
明日は日勤。
6月29日(火)
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今日はボーナス支給日!。
去年の夏のボーナスよりも3万円ほど下がっているとはいえ、
数日前に出た6月の月給よりも少ないとはいえ(最も、ボーナスと月給とでは天引き積み立て額が違うが)、
何の味気もない、電子配信の支給表をプリントアウトするだけとはいえ、
その支給表を見るより前に、郵便局で通帳記帳してしまったので額は分かっていたとはいえ、
やっぱり貰えるものは、うれしい。
いろいろ言いたいことは山ほどあるけど、貰えるという事を純粋に喜びたい。
とはいえ、今回のボーナス、何かに使う、という具体的な使途があるわけではない。
多分、『貯蓄』という最も面白みのない使途になると思われるが、
将来が不透明なイマドキ、堅実路線が一番確実な気がする。
特別に欲しい物がないのなら、貯蓄しておいて、あとで使いたい時に使うのが一番だろう。
…そういえば、冷蔵庫の冷凍室が機能不全に陥りそうなんだった。
夏に冷凍庫が使えないのは(アイス大好き人間としては)滅茶苦茶痛いしなぁ。
冷蔵庫、買おうか。
6月25日(金)
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最近、読書が楽しい。
もともと、本を読むのは好きな方だった。
しかし、忙しかったりして、ここしばらく本から離れていたのだが、
この前、久しぶりに図書館に行って、いくつか借りてきて読んでいたら、
再び、読書の魅力にはまってしまった。
とは言っても、何も小難しい文学小説を読んでいるわけではなく、
もっぱら、エッセーや職業体験記的な、軽く読めるものが大半だが、
仕事の行き帰りなどに、没頭して読めるものがあるというのはすごく楽しい。
これからは、読んだ本の記録をこの『思いつ記』にちょこっと記していきたい。
6月24日(木)
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昨日は渋谷で駅係員が銃撃される事件だった。
今日は田園調布で、外国人強盗団にお客さまや駅員が負傷させられる事件があった。
幸い、大怪我には至らなかったとはいえ、連日の駅構内での傷害事件。
しかも今日の事件の犯人もほとんどが逃走中である。
まったく世も末である。
こうなると、いよいよもって、生命の覚悟をしながら仕事をしなければいけないのであろうか。
6月23日(水)
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さて、なんといっても、今日の話題の中心は、地下鉄渋谷駅での駅員銃撃事件だろう。
はっきりいって、驚いてしまった。
と同時に、背筋が寒くなる思いもした。
犯人は、現金もしくは遺失物を搬送中であると勘違いして襲ったのではないか、とも言われているが、
そうだとしても、奪えないと分かるや否や発砲するというのは、正気の沙汰ではない。
係員が何かのトラブルの仲裁に入ったら刺されてしまった、とかいうのであれば、まだ分かるが(それも嫌だが)、
突然、自分の私物の入った袋を奪われそうになり、抵抗したら発砲された、では、
もう、どうにも防ぎようが無いし、まったくもって理解不能である。
我々鉄道職員は、警察官と同じような格好をし、また似たような役割を求められることが多いが、
警察官ほど社会的に認められた立場にいる訳ではないし、
ましてや、常時、自分の命を危険にさらすほど給料を貰っている訳でもない。
仕事なのだから、危険がついて回るのは当然だ、と思われるかもしれないが、
自分の対応のしようも無い状況下に陥れられ、死の危険を感じるのは、この上ない恐怖を感じる。
『安全大国ニッポンの崩壊』をマジマジと思い知らされ、そして、身につまされる事件である。
午後から放送大学にいった後、図書館によってから帰宅。
6月22日(火)
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長らくお休みをしていたが、今日の分より、更新を再開する。
今日は決戦の日、である。
大型一種免許の申請に行くのである。
実技試験は先日卒業した教習所で発行された証明書で免除になり、
また、学科はすでに持っている普通免許と共通なので、これまた免除になる。
そんなtanaにとって、では何が『決戦』なのかというと、それは適正検査なのである。
特に視力検査の中の、深視力検査。
すでに書いたかもしれないが、三棹法(さんかんほう)という
横に並んだ三本の棒のうちの中央の棒だけが前後に移動する時に、
手前側から見て、その三本が横一直線に並んだ瞬間を3回続けて回答するという、
主に奥行きについての視力を測る検査なのだが、
教習所の入所の時の検査でも、仮免許申請のときの検査でも、大いに手こずった苦い経験がある検査なのである。
他の何が良くても、この深視力がダメだと二十数万円かけた教習が水の泡になってしまうのである。
家から最も近い府中の試験場は駅から遠いのでパスして、
地下鉄東陽町の駅から徒歩5分という江東試験場にいく。
申請書を書いて、申請手数料の印紙を買って、いざ視力検査室へ。
大きな機械を覗きながら、まずは、片目ずつと両目の視力測定。
これは難なくクリアー。
そのまま機械の中が切り替わって、深視力測定へ。
三本の棒が並んだであろうと思われるところを3回スイッチを押す。
その場で試験官から非情にも一言。
『はい、ダメ。8番行って説明聞いてきて。』
検定用紙を見ると、誤差前後20mm以内であれば合格する試験なのに、
最大でなんと80mm、最小でも47mmのところでスイッチを押していた。
まずい。
これは非常にまずい。
このままでは、不合格になってしまう。
はやる気持ちを抑えて、8番の係りの人から、試験の方法の説明を受けて、再び検査室へ。
今度は先程の隣のブースへ入る。
結果。
今回もダメ。
しかも、『印紙はこのまま使えますから、後日また受けに来て下さい』といわれる始末。
しかし、ここですごすごと引き下がっては、片道1時間かけて来た意味がない。
『メガネを持参しているのですが、それでも再(再々)試験していただけないですか。』と食い下がり、
ここ数年かけていなかったメガネをかけて再々試験にチャレンジ。
メガネをかけてしまうと、『免許条件:眼鏡使用』になってしまい、
いつもメガネを携帯しなければならないという煩わしさが出てくるので
出来れば避けたかったのだが、背に腹は代えられない。
何度かつっかえながらも、今度は何とか合格範囲に収めることが出来た。
しかも、よくよく聞いてみると、免許条件がつくのは大型のみで、普通車の時はメガネは要らないらしい。
ハァ〜、助かった、と大きな溜息をつき、ほっと安堵に肩を落としながら、
お世話になった試験官さんたちに頭を下げつつ、写真撮影してから交付を待つ。
試験場の外へ昼食を食べに出て、帰ってくると、すでに免許は出来上がっていた。
前回に引きつつづき、今回もかなり上手く写真を撮ることが出来た。
上手く写った免許証の写真と『大型』の文字を眺めつつ、帰路の電車に乗った。
明日も公休。
