なまず日記

2002年
12月01日(日) ブルJ1281日目 電磁郎1268日目 リタ1006日目 アンジェリクスさま928日目 オトシンクルズ431日目
 45cm水槽をもう一個買ってきた。98年の11月にこの趣味をはじめてから、今日の買い物で総額30万円を突破(税抜き)。

12月02日(月)
 何飼うかは特に決めず、海水魚飼育計画を頭の中で進める。水槽は空いている60cm規格水槽。ろ過は現在あるテトラのOT-W+フルーバルの60cm水槽用パワーフィルターに、ニッソーのハイブリッドフィルター(底面ろ過+プロテインスキマー)を買い足して組み合わせれば足りるだろうか。ところで、戸田かねだいで「タコsp.」「イカsp.」なんてものが売られていたが、家庭で飼育しきれるものなのだろうか。大きさはともかく、特殊な環境を用意してやる必要とかないのかな。

12月03日(火)
 鑑賞魚用品の商品名を検索エンジンで調べてみると、ショップの通販のページが結構出てくる。今回は「ハイブリッドフィルター」(のWPの方)で調べてみたが、かねだいで他店より安く売られている(7,800円くらい)のより更に安いもの(6,800円とか7,000円とか)もいくつか見つかった。しかし送料や振込手数料を加えると結局かねだい価格と同じくらいになってしまうのでなかなか微妙。やふぅオークションでも新品の鑑賞魚用品を安く出品している方々がおられるので、緊急でない場合は、お店で買う前にネットで調べてそちらに頼んでみるのもいいカモ。

12月04日(水)
 アンジェリクスさまを新規の45cm水槽に移動。これで90cm水槽台は上段が90cm水槽の電磁郎水槽、下段が45cm水槽を縦に三つ並べてのブルJ、アンジェリクスさま、リタ水槽になった。オトシンクルス2匹は引き続き彼らを食べなそうなアンジェリクスさまのところへ。
 これで60cm水槽台と60cm水槽2本が余ったので、60cm水槽台上段に60cm水槽を立ち上げる。サンゴ砂を敷き詰めて、OT-Wで水を回し、海水魚飼育を始める決心がつくまでしばらく放置。

12月05日(木)
 全水槽の水換え。

12月08日(日)
 セール品のキャットを3袋購入。
 人口海水の素や比重計を買ってきた。とりあえず塩を溶かす。
 かねだいでレッドテールキャットの稚魚が売られていた。体長3cmくらいで、ひかりクレストキャットを1粒食べただけでお腹の形が変わりそうな小さくて可愛いやつ。これが化け物サイズにまで大きくならなきゃなぁ、と思う。この後、サンシャイン国際水族館で化け物サイズを見てきたけど、大抵その前では「○○君食べられちゃうよー」とかいう親子の会話がされている。それとアリゲーターガーとかの所謂巨大魚(のベビー)をセール品として安価で売るのはいかがなものかと思う。買った後は購入者の責任ではあろうけど、一般家庭ではまず終生飼育不可能なのをセールとかで手軽に買わせちゃうのはいかんだろう、と。最低限、買う人にこれがその後どんなふうになるのか説明する義務がある(法律でではなく、命を扱う立場として)と思うのだが、多分してないだろうし。

12月09日(月)
 ウッドストーンから出る気泡は粒が細かくてきれいだなぁ。
 なぞ水槽改め海水水槽は数日このままにした後、次はライブロックを購入する予定。それからまたしばらく後に魚。まずはパイロットフィッシュとしてスズメダイあたりを。
 先日買った金魚、リタは少し食べたが、ブルjは全然食べてない。キャットをあげても食べてる気配がない。餌として泳がせてる金魚だが、じっと見ていると餌用の小赤とはいえ、なかなかにきれい。日本人の五百年の努力の成果だ。五百年人と共にあっただけあって、金魚の方もすぐ人に慣れるし、身近過ぎて見落としがちだが、これはこれでなかなかに優れたペットフィッシュなのかもしれない。今は餌だけど。でも、いつか巡り巡って、金魚をじっくりと飼い込むようになることもあるかもしれない。

12月11日(水)
 ここで海水水槽でゴンズイなどの海産ナマズを飼えば「なまず水槽」に偽りなし、なのだよな。
 ハリセンボンのサイズが本によって、12cm、20cm、50cmとまちまちだ。50cmなら飼育は諦めるけど、そんなデカいの水族館でも見たことがない。20cmでもなまずと違って丸いから60cm水槽ではどんなもんだろう。膨れたら身動きできなくなるかもしれない。白点病になり易いという記述もよく見掛ける。
 で、昼休みに丸善でピーシーズの海水魚図鑑(五千円くらいのやつ)を立ち読みしてきたが、ハリセンボンの名で流通しているのはハリセンボンとヒトヅラハリセンボンの2種類で、区別がしずらく、ごっちゃになって流通しているらしい。前者は最大20cm程度だが、後者はデカくなって50cmになるのだという。前者なら飼えそうだ。エサもクリルやアサリということなので用意できそうだし。オニダルマオコゼもこの本だと40cmとか書いてあってちょっと無理っぽい。まぁ、そこまでなるまでに死なせてしまいそうだが。
 ハリセンボンかイザリウオあたりにしようか。
 帰りにかねだいに寄って、ライブロックを1kg分、3つ購入。帰宅後とりあえずトリートメントタンク入り。

12月12日(木)
 全水槽の水換え。海水水槽にライブロック導入、来週くらいまでこのまま。


海水水槽

12月14日(土)
 とか言いつつ、今日、デバスズメダイを1匹買ってきて海水水槽に導入。なんか上の隅の方でビクビクしてるんだけど、大丈夫だろうか。

12月16日(月)
 あいかわらず隅でビクビクしてはいるが、デバスズメダイは存命。暗い間はなんか死にそうな色してたが、照明をつけてしばらくすると元のきれいな色に戻った。今回は水合わせの時間が短かった気がするので、本番の魚を買ったときはもっとじっくりとやることにしよう。
 海水水槽。なんか背景が水草スクリーンだと海っぽくないので、100円ショップで青い画用紙を買ってきて張り替えた。海かどうかはともかく、ショップの海水魚の水槽っぽくはなった。始終ビクビクしていたデバスズメもちょっと落ち着いたように見える。ところで「デバ」って何?

12月17日(火)
 最近雑誌の裏表紙で紹介されているが、テトラが新商品としてワンタッチフィルターとスポンジフィルターを合体させたものを発売した。理論上、双方のアレで大幅にろ過能力がアップするような気がする。海水水槽のろ過能力にいささか不安があるのでOT-Wをあんな風にしたいのだが、既存のワンタッチフィルターと既存のスポンジフィルターではうまいことパシッと繋がってくれるものだろうか。

 
スクリーン張替え / デバスズメダイ

12月19日(木)
 帰りに荒川区町屋の日本水族館に寄って魚見物をし、きらしていたコントラコロライン(カルキ抜き)を購入。海水魚コーナーが縮小されていたか。
 全水槽の水換え。

12月22日(日)
 デバスズメは、人がじっとしてると結構前面にも出てくるようになった。
 海水水槽はろ過能力に不安があるので、気休めにアクア工房のバイオドームを買ってきて投入。バクテリアが増える、らしい。

12月26日(木) ブルJ1306日目 電磁郎1293日目 リタ1031日目 アンジェリクスさま953日目 オトシンクルズ456日目
 全水槽の水換え。
 そういや先月の半ばで、なまず飼育4周年を迎えていた。アクア4年目で海水魚に手を出した。
 そして4年前の今日、なまずをバケツに入れて高速バスに乗り、つくばから東京に引っ越してきたのだった。

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