僕の戦績 第11〜第20戦

トロヘッド

デビュー第11戦 2001年03月20日(火) 国際プロレス・アマチュア大会 大津スイミングクラブ駐車場
 VS マカベジュン選手<青葉道場>(5分1R)

 マスコット:トロヘッド。入場テーマ:なし。

 昨日。電話で国際のアマ大会の出場を申し込んだとき「他は何人くらい出るんですか?」と聞いたら、「まだ、集計ができてないから・・」とはぐらかされた。いなさそうだ。
 そして一般の参加者はやはり俺一人っぽい。荒井選手のとこの青葉道場の選手とやることになる。
 試合前の練習のときに、荒井選手に「勇作とスパーリングやってみな」と言われてやってみる。なんもできん。やっぱプロレスラーはすごいや。そして、首を痛めた。
 試合。相手はマカベ選手。強そう・・いや、強い。体のつくりからして全然ちゃうもんなぁ。グラウンドでヘッドロックの状態(くらう方)になって、体勢を立て直そうと足を伸ばしたらサードロープにぶつかってしまい、エスケープを取られる。あいや。その後、スリーパーでエスケープを奪って1−1。ところで時々、手が顔面に来る。何度も来るのでもしや、ルールを把握してないんじゃないかと思って、アイアンマンに抗議すると、彼もルールを把握してない。遠くで見てた鶴見代表の「顔面はなし」により、顔面なしで続行。そういや、今回ルールミーティングとかしてなかったもんなぁ。こっちが片膝状態の時に打撃も来てたし、多分、全然ルール説明受けてなかったのだろう。ともかく5分間終了。1−1でとりあえず引き分けで、5分間の延長。このとき既に蹴られまくった左ももが痛くてまともに歩けない。そして延長戦、あんま覚えてない。アームロックで敗れる。これで11戦5勝5敗1分。なんつうか、これまでの俺の試合の中で一番みっともない試合だった。
 コンタクトレンズが片方飛び、口の中を2ヶ所ほど切り、指を何本か突き指し、なんだか腕に力が入らず、そして、蹴られた左ももが滅茶苦茶痛い中、痛みとは全く縁がなさそうな第1試合を見ながら着替えて、会場を後にする。

デビュー第12戦 2001年08月04日(土) 国際プロレス・アマチュア大会 ディファ有明
 VS トミナガユウジ選手<青葉道場>(3分1R)

 マスコット:トロヘッド。入場テーマ:なし。

 鶴見五郎30周年だかの国際プロレスのビッグマッチ、その前座のアマチュアマッチに出場。
 3分だったので即時間切れだったが、自称魔性のスリーパーでエスケープ奪ってたので俺の勝ち。昨年末以来の久々の勝利。これで通算12戦6勝5敗1分、どうにか勝ち越し。

デビュー第13戦 2001年08月19日(日) T.A.M.A.格闘技サミットトーナメント ニューシティーホール国立
 VS 河田真人選手<チームK>(フリーファイト。中量級。1回戦。4分1R)

 マスコット:トロヘッド。入場テーマ:なし。

 格闘技サミットトーナメント。寝坊して遅刻して失格になろうかなぁ、とか考えたが、時間に起きたので出発。国立へ。電車乗ってる間は平気だったのだが、国立駅に着いたところで緊張してきて、会場に入ったところで場違い感にさいなまれる。まぁ、もう、なるようになれだ。とりあえず、自分の2本の足で帰れるように頑張ろう。まず計量。68.9kgで楽々パス、しかし朝計ったときは67kgだったのだがなぁ。家の体重計(フリーマーケットで500円)はあてにならん。開始前の練習時間に、特別試合に出場する鴨居長太郎選手に「国際出てたね」と声をかけていただき、その後、グラウンドのスパーリングの相手をさせていただいた。負け。でもいい経験になった。今日はこれで終わっていいや、という気分。
 開始。中量級、重量級となるにつれ、参加者が減っていくので進行は変則的となり、フリーファイト中量級1回戦の直後にスタンディング中量級1回戦が行なわれる。ちなみに俺の試合はフリーファイト中量級の最後の試合と、スタンディング中量級の最初の試合。つまり休みなしの連チャン。これで言い訳ができたぞ(後ろ向き)。まずはフリーファイト中量級1回戦。相手は元プロシューターの河田選手。とりあえずその経歴だけでビビってたのだが、体も細身だが身長が高い。これじゃハイが当たらないじゃないか。途中、グラウンドになり、いいポジションで(魔性の)スリーパーをかけたものの、極めきれずにブレーク。なんかイケるんじゃねぇか?と思ったものの、結局、ハイキック2本の合わせ一本で負け。

デビュー第14戦 2001年08月19日(日) T.A.M.A.格闘技サミットトーナメント ニューシティーホール国立
 VS 増田泰明選手<神成塾>(スタンディングルール。中量級。1回戦。3分1R)

 マスコット:トロヘッド。入場テーマ:なし。

 フリーファイトやったすぐ後に、スタンディング中量級1回戦。相手は神成塾の増田選手。ハイキックが相手の前髪にヒットしたものの結局当てられず、逆に2本食らってこっちも負け。俺試合終了。でもなんか、2試合とも楽しくやれたし、特にダメージも負わずすんだので、なんか満足。ってんじゃ駄目なんだろうけど。スタンディング中量級は3人だけだったので、一応3位。

デビュー第15戦 2001年09月30日(日) キングダム・エルガイツ 稲城市総合体育館
 VS 委細秀樹選手<入江部屋>(ルーキートナメント。1回戦。5分1R)

 マスコット:トロヘッド。入場テーマ:なし。

 会場の稲城市総合体育館へ。
 会場で計量すると67.6kg、やっぱこっから先は落ちないんだよなぁ。努力してないからだけど。まぁ、今日は階級のないルーキートーナメントなのであんま関係ない。
 ルーキートーナメントは4人参加で、うち3人はキングダムジムの選手。1階戦の相手は俺より10kg軽い委細選手。まぁ、体重差なんぞ技術とセンスでどうにかなってしまうもので(重い方が言う台詞ではない)、次々と有利なポジションを取られ、エクストラポイントを奪われていく。あぁ、一本勝ちは奪えないなと思った時にエキストラポイントで2点以上差がついてると、勝とうという気もだいぶ薄れてくる。相手が軽かったので、相手を持ち上げて、体重を浴びせて落とす、というのを3、4回やってると、見た目に派手っぽいのでそこそこ沸いてたのでヘンな部分で満足したが、肝心のガッチリ組みついた向こうは離れてくれない。そうこうするうちに残り10秒くらい。持ち上げたとこだったので、せっかくだから最後は後ろに投げてみるか、と投げたところで時間切れ。ロストポイントは両者なしで、エキストラポイントの差で俺の負け。まぁ、今回は5分もったし、楽しんでもらえたっぽいのでいいや。今後もあんまり努力しないで、どこまでいけるかやっていくぜ。
 結局ルーキートーナメントは委細選手が、決勝戦でポイント差なしの、体重判定で勝利し優勝。また、トーナメント初戦の相手が優勝したぞ。

魚骨型延長コード 魚(な)コード

デビュー第16戦 2001年10月14日(日) 国際プロレス・アマチュア大会 鶴見青果市場
 VS 吉野選手<カメラマン>(アマチュアトーナメント。1回戦。5分1R?)

 マスコット:魚骨型延長コード 魚(な)コード。入場テーマ:なし。

 10時半くらいにバイクで出発。環七をひたすら南下して、中原街道へ。丸子橋を渡った後、綱島街道に乗り換えて綱島、そして鶴見青果市場へ。途中、すき家に寄った分を除けば1時間といったところか。鶴見代表に挨拶しに行くが、この時点でアマチュアマッチの参加申し込みが俺しかいないっぽい。とりあえずジャスコや前の駐車場で時間を潰す。
 相手がいないようなので、カメラマンの吉野さんとやることになった、という話を聞く。その後2人現れて結局4人。アマチュア・タッグマッチの提案は却下されて、4人トーナメントになる。1回戦は、維新力の知り合い筋で大学の頃アマレスやってたという鈴村選手VS”激シブ”ワンダーマンと、僕VS吉野さん。その後3位決定戦と決勝戦を行なうという、全4試合。俺が客だったら、素人の試合4つも見たくねぇな。
 ”激シブ”ワンダーマンが決勝にコマを進め、続いて僕の試合。今日のマスコットは明和電機の「魚骨型延長コード」。ネックロックで一度勝利するも反則(脊髄攻撃?寝技引き込み?)を取られ、ロストポイント1で再開。その後、スリーパーだかネックロックだかで勝利。

デビュー第17戦 2001年10月14日(日) 国際プロレス・アマチュア大会 鶴見青果市場
 VS ワンダーマン選手<フリー>(アマチュアトーナメント。決勝戦。5分1R?)

 マスコット:魚骨型延長コード 魚(な)コード。入場テーマ:なし。

 3位決定戦の後、決勝戦。”激シブ”ワンダーマンVS僕。(魔性の)スリーパーで2つエスケープ奪った後、アームロック?で勝利。レベルはともあれ、「トーナメント」と名のつくもの初勝利にして初優勝。勝率も五分に戻す。優勝賞品「謎のTシャツ」をもらう。

おさんぽとらねこ

デビュー第18戦 2001年11月11日(日) 国際プロレス・アマチュア大会 鶴見青果市場
 VS トミナガユウジ選手<青葉道場>(アマチュアマッチ巴戦。第2試合。5分1R?)

 マスコット:おさんぽとらねこ。入場テーマ:なし。

 今日はアマチュア出場者が3人ということで巴戦。ジャンケンで勝って、初戦を他の二人に譲る。第1試合はディファで対戦した青葉のトミナガ選手が勝利。俺の出番だ。今回のセコンドマスコットは先日オーカワで買った「おさんぽとらねこ」。電池で歩いて、鳴いて、首と尻尾を振るやつ、通称「ネコロ?」。飯塚の魂が降臨し、上手い具合に(魔性の)スリーパーが入って勝利。

  デビュー第19戦 2001年11月11日(日) 国際プロレス・アマチュア大会 鶴見青果市場
 VS スズムラタロウ選手<フリー>(アマチュアマッチ巴戦。第3試合。5分1R?)

 マスコット:おさんぽとらねこ。入場テーマ:なし。

 次は初戦でトミナガ選手に負けたスズムラ選手。これに勝てば俺の優勝で終わり。組あってって流れでグラウンドで下になる。どうしようかな、と思ってるところに師匠アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの顔が背後の空間に浮かび上がり、彼は「お前には私が教えたあれがあるだろう」と言った。そうだ、あれだ、と腕を取り、首あたりに足を引っ掛けて下からの三角絞めを狙う。しかし足の入れ方が違ったらしく形が崩れ、結果、裏十字に。それでもばっちり決まってスズムラ選手はタップ。勝利、そして優勝だ。ノゲイラの幻影は笑顔で「おめでとう」とだけ言い、ゆっくりと空間にまぎれて消えていったが、消える直前のその笑顔はなんだか寂しそうだった。
 そんなこんなで巴戦優勝。しかも前回のトーナメント優勝から続いて国際アマチュア2連覇だ。一般的な総合格闘技としてのレヴェルからして、かなり特異な、低位置でのことなので、あんまいばれたものじゃないけど。ともあれ、これで19戦10勝8敗1分。勝ち越しに戻ったぞ(来月3敗くらいする予定)。

みんくる

デビュー第20戦 2001年12月16日(日) 国際プロレス・アマチュア大会 ディファ有明
 VS スヤマダイスケ選手<?>(5分1R)

 マスコット:みんくる。入場テーマ:なし。

 国際プロレス・ディファ有明大会。今日のアマチュアマッチは9人出場の全5試合。僕は第3試合でスヤマ選手とやることになる。上層部からの指令で、今回からは裸締めを含む、首への攻撃も前面禁止となり、実質、手足関節だけでの決着方法となった。(魔性の)スリーパーが使えないのはかなりつらい。今日のセコンドマスコットはやふぅオークションで落札したみんくるのぬいぐるみ。今回は最初、別のでっかいのを考えていたが、持ち運びに苦労する程デカいのでそれは延期。
 試合。スタンドで多少の蹴り合いと、グラウンドでの膠着。やはり首を取りにいけないのは難しい。一度、スタンドでヘッドロックに取られた時、ロープに振ってみようとしたが、乗ってくれなかった。残り10秒んとこで、俺の腕ひしぎが入ったものの、こちらも焦ってて極めきれず、時間切れ引き分け。

戻る