僕が言ったり言わなかったり
誰かが言ったり言わなかったりした言葉たち

GOROKU2010

 29-July-2010
 美しかったサロニカの街は謎の組織SMOによって破壊された
 SMOはサブリミナーと呼ばれる戦闘員を各所に配備し街の住人たちを弾圧した
 生き残った住人たちはレジスタンスを組織しSMOと激戦を繰り広げていた
 レジスタンスの指導者はリリーという正体不明の女性
 得意な料理は焼きビーフンらしい
 SMOの構成員だった八並康はSMOの方針に疑問を感じ
 武器庫より持ち出した2丁の銃を手にレジスタンスへ身を投じた
 その銃の名はクリムゾン、古代の超兵器
 リリーは八並康をSMOの執ような追跡からかくまったが
 八並康の身代わりにSMOに、ら致された
 八並康はリリーの娘ユリと共にリリー奪還に向かう
 立ちはだかるSMOのサブリミナーたちをクリムゾンで皆殺しだ
 (「デスクリムゾンOX」オープニングより)

「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」
 (田中正造)

「雅山をもっと雅な感じにするとかさぁ」 ←大相撲改革

「どうせ参拝も墓参りもネットで済ますような連中だし、これでいいって」

「・・・あんなもの・・・変態の観る番組ですから!」
 (丸井ひとは「みつどもえ」)

「手遅れさ、もらった勇気でいっぱいだもの」
 (金屋結和「ケルベロス」)

「ネコだいすき。あんなうまいものはない」
 (「ドラえもん」)

「ニャムラビ法典に則り、被告を斬首刑に処すニャ」

「ふっふっ、こうして君のまわりを高速回転し、君の肉体の成長時間をはやめるのだ〜!!」
 (アミーゴマン「友情の男アミーゴマン」)

「不思議ね」エリザベスはまだもぐもぐやりながら言った。「心臓はいくつも食べてきたけど、やっぱり日本人の心臓は少し柔らかいような気がするわ」
 (「高慢と偏見とゾンビ」)

「あぁ、ゴメン、のび太。『3Dメガネ』が一つ足りなかったみたいだ!」

「私のこの友愛心溢れる提案に賛同しないとは、お前たちには友愛の心が欠けている!」

「モヘンジョだろ?」

「お米一膳で、ご飯10杯はいけます!」
 (とろ弁天)

「しあわせになりたいけど頑張りたくない。」
 (「猫だより 笑ったぶんだけ楽しくなれる。」)

「あっ、蚊取り線香かと思った」
 (丸井ひとは「みつどもえ」)

「むしろスポーツマン撲滅月間にしたい」
 (却津山春雄「クレムリン」)

「もちろん、かなり疑り深く懐疑的なビリーバーで、ジャッジメントのハードルは高いのだが・・・」
 (山口敏太郎「最新版!本当にいる日本の『未知生物』案内」)

「『知らない』って3回言って、ニワトリが鳴いたら本物じゃね?」
 (ペトロ「聖☆おにいさん」)

「毎晩シミュレーションしてるし・・・大丈夫!!」
 (矢部智「みつどもえ」)

「電波のくせに生意気よ!!」
(丸井みつば「みつどもえ」)

「恋人に空手チョップされた男の身になってみろ!」
 (「アルクメデス」)

「人間をとる漁師にしよう」
 (イエス・キリスト)

「先割れスプーンおばさん」

「いつか必ず、お前のトラウマになってみせる!」

「『ゆらぎ』は宇宙の真理ですよ?」

「はい!気が向いたら是非!」

「良い知らせが2つと悪い知らせが86ある」

「ブラボー。すばらしい演説だったよちょんまげさん」
 (アミーゴマン「友情の男アミーゴマン」)

「できたら『強力の神』以外でお願いします」

「この雪はまるでアレだな。・・・なんかしらの様だな」
 (水野燕「ドラゴンスワロウ」)

「ドラッカーも同じこと言ってたよ。俺は読んでないけど」

(天使の羽ばたき音って思ってたよりうるさいんだな・・)

「いた!『非実在青少年』は実在したんだ!」

「国民の皆さんが、徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった」

「えっと、キモ・・キモ・・・・の後に続く好意的な言葉が全く浮かばない!!」

「私はケーキを貢がさせて頂いた上に片づけまでさせて頂きました」
 (朝倉たつみ「ドラゴンスワロウ」)

「どう転んでも、供養END・・・!!」
 (丸井ひとは「みつどもえ」)

「神は慈悲深いが、俺はそうではない」
 (トニー・ホーム)

「この単行本には夢・希望・生脚ブーツ・・・そういったものが一杯詰まっています」
 (「ハルシオンランチ」)

「のっぴき・・・なりました!」

「片腹・・・痛くない!」

「賽銭とかやりたいんでー、これ両替してもらえます?」

「当然のことだけど、ケータイ小説とライトノベルは対象外だから」

「古代神話の神、天照大神を最高神とし、天皇家を傀儡として「国家神道」の名のもとに人心を統制しようとした軍事国家に神々は呆れたのだろうか、太平洋戦争では神風は吹かなかった。」
 (「スキャンダラスな神々」)

「とにかく楽しそうな行事ならなんだって手を出すのが日本流なのよ!」
 (ニャルラトホテプ「這いよれ!ニャル子さん」)

「今日は動物園休みだから、動物たちもどっか出かけてるよ」

「今日こそお前に、キョトン!と言わせてやるからな!」

「今後は『○○男子』『○○女子』に年齢の上限を設けます」

「世の中には『非実在青少年』にしか興味を持てない奴だっているんだ!」

「パンがなければ悟りを開けばいいじゃない」
 (とろ弁天」)

「行動は伴ってないけど、良いこと言ってるんだよ?」

「非実在青少年に対して恋愛感情を抱いた者は、10年以下の懲役または禁錮に処する(あとDS没収)。」

「知ってる!『サラリーマンショック』の略でしょ?」

「大丈夫、これは安全ピンだから!」

「そこは足湯じゃない!足湯なんかじゃないんだ!」

「うさじい!今まで受信料払ってなかったちか!?」

「トキソプラズマ!!」

「ボクたち野良猫がやったんじゃないニャ!これは、野悪猫たちのしわざだニャ!」

「365個の肉塊となって吹き飛びましたぁ!」
 (ユーミア「ヤンデレ惨」)

「これより、正規/非正規労働者の総入れ替え戦を開始する!」

「演出やシナリオ・・・様々な要素が合体し、熱いエナジーを感じる・・・高尚な芸術なの!!」
 (丸井ひとは「みつどもえ」)

「寝ている人間の口から水分を摂取するっていうし・・・」
 (丸井ひとは「みつどもえ」)

「ああいう連中は、勝ち組の挫折を見るのが何よりも大好きなんだ」

「バウリンガルの翻訳に従って世話をしていたら犬が死んでしまった」

「いやいや、三十はもう『女子』じゃねぇだろ」

「私、誕生日は毎年甘茶をかけられるだけだから・・・」
 (ブッダ「聖☆おにいさん」)

「死ぬどころか新たな生命が息吹くほど汚いってことですよおおおおおおおおおお」
 (朝倉たつみ「ドラゴンスワロウ」)

「人間は神社に参拝して、願いごとを唱えることによって、その願望を実現するための努力をはじめるのである」
 (「知っておきたい日本の神様」)

「んー、まぁ、信仰ってのは所詮気やすめだし、イイじゃねぇか?」
 (神父「二丁目路地裏探偵奇譚」)

「おいおい、お前、未だにバレンタインなんか信じてるのかよ」

「だったらその『金さん』とやらをここに呼んでくださいよぉ!」

「どうせ、猫を『ぬこ』とか書くような連中だろう?」

「俺も見た!足が6本あるキャンディキャンディ!」

「みんな生きてるくせに冷たいんだから」
 (松岡咲子「みつどもえ」)

「『いい国(1192)作ろう鎌倉幕府』なんてどうじゃ?」
「頼朝様!それ、チョー、いいっス!」

「冷やし中華はじめませんか?」
 (鎌神ショコラ「二丁目路地裏探偵奇譚」)

「なんか惨殺されてる!!」
 (杉崎竜太「みつどもえ」)

「犬派にあるまじき、社会性の欠如!」

「ランランランデブーだよ・・・!!」
 (吉岡ゆき「みつどもえ」)

「ドラッカーの書いたとおりにやっているのに部下が全く付いて来ない!あの本はデタラメだ!」

「大丈夫。後悔なら先に済ませておいたから」

「ようこそ、『直立する動物の会』へ」

「明治維新最大の不幸は、偏狭なナショナリズムの持ち主である国学者たちを宗教担当官(神祇官)としたことかもしれない」
 (「一個人 日本の仏教入門」)

「超のっぴきならねぇ!」

「明日できる事は明日やる、が私のモットーですから」
 (ニャルラトホテプ「這いよれ!ニャル子さん」)

「面倒な事はなるがままにしておくのが一番!俺はただ今の現状を受け入れる!それだけだ!!」
 (有形梯守「神話ポンチ」)

「私はこのワンちゃんを自分の子供のように可愛がっているんです。なのに子供手当てを払わないだなんて差別じゃないですか!?」

「私も行きたい!!桜の木の下には死体が埋まってるし!!」
 (松岡咲子「みつどもえ」)

「絆創膏ってね、絆を創るって書くんだよ」
 (佐倉もなか「ハンザスカイ」)

「グシャってしたい!!グシャって・・・!!」
 (丸井みつば「みつどもえ」)

「英国はいまもサタンの影のなかにある。死者はあいかわらず、地下聖堂からも棺桶からも這い出してきて、英国人の脳みそをむさぼり食っている。勝利が祝われ、敗北が嘆かれる。そしてベネット姉妹、国王陛下のしもべにしてハートフォードシャーの守護者、少林派の免許皆伝にして死神の花嫁も、いまではうち三人は人の子の花嫁となり、その剣は眠りについた−この世のどんな戦士にも滅ぼすことのできない、ただひとつの強い力によって。」
 (「高慢と偏見とゾンビ」)

「好きなことをして生きるのはええ。けど、『好き』と『楽すること』とはちょっこし違う」
 (水木しげる「ゲゲゲの女房」)

「人間をコンクリートに」

「気を付けろ!くり抜いてある分、いつもより小さいぞ」
 (ノミのダニー「木曜日のフルット」)

「ああ、大地と心を通わせて、仏陀の悟りの境地に近づきたいわ!」
 (エリザベス「高慢と偏見とゾンビ」)

「プレシャスハントの時間だぜ!」
 (千葉雄大「みつどもえ」)

「残暑が酷暑じゃ働く気にもならないや」
 (鯨井早菜「木曜日のフルット」)

「神さまが地獄の門を閉じてしまわれて、死人が地上をうろつくようになってからってもの、こんなにうれしいことはめったにあるもんじゃないわ」
 (ミセス・ベネット「高慢と偏見とゾンビ」)

「悟りっていうか、お前の場合は逆悟りだな」

「前代未聞麻薬的爽快遊戯」
 (「ドラゴンスレイヤー」)

「若手に覆面を被せて『ひよの山』をデビューさせよう」 ←大相撲改革

「襲ってきたゾンビを撃退しただけで、人間は一人も殺していない」という供述

「ピョンピョンを駆使して!!」
 (吉岡ゆき「みつどもえ」)

「中に誰もいませんよ」
 (桂言葉「SCHOOL DAYS」)

「サンタクロースの正体はお父さんで、バレンタインの正体はお母さんだったんだ!」

「世界名作劇場のキャラクターたちがお供の動物たちを連れてバトルに参戦!」

「関取以上の全力士が、語尾に『〜ごわす』を付けること」 ←大相撲改革

「カタマリか・・カマキリ・・だな。どっちにする?鎌足?」

「世の中のダメな人達に聞いてみなよ!みんなそう言うから!」

「ちぎって空腹の人に分け与えなさいよ〜」
 (丸井みつば「みつどもえ」)

「警察の調べに対し「盗んだのではなく『借りぐらし』をしていただけで、いずれ返すつもりだった」と供述しています。」

「スポーツマンシップを乗っ取られた!」

「ヒゲじいを地下に閉じ込めたので、今日は奴のツッコミは入りません!」

「ほほほほほ、ドブ川が一瞬で清流に変わってしまいましたわよ。何ともあきれた肉奴隷の肉っぷりだこと!!肉!!」
 (後醍寺ゆかり「家政婦が黙殺」)

「実は公共事業の目的は植林ではなかったアル。巨大な花粉症市場を作り上げるコトだったアルよ」
 (ビノ「森のテグー」)

「ギャッ、ひわいな単語が!!」
 (吉岡ゆき「みつどもえ」)

「それは私のおいなりさんだ」
 (変態仮面「究極!変体仮面」)

「大人のくせに!!いいかげん卒業するべきだな、ろくでもねえ!!」
 (杉崎竜太「みつどもえ」)

「いや・・・正義を愛する心に・・・卒業なんてないんだ」
 (丸井ひとは「みつどもえ」)

「次の駅で鉄道マニアが線路に立ち入った?よし、このまま加速だ!!」

「さすがはメイロ喫茶、出口が分からねぇ」

「黄の印を見つけたか」
 (「黄の印」)

「娘たち!死の五芒星だ!」
 (ミスター・ベネット「高慢と偏見とゾンビ」)

「危うきには近寄らないよ、俺、君子だから!」

「観光客に突進して怪我を負わせたりすることのないよう、毎年秋にはせんとくんの角切りを行っております」

「全校マグナ・カルタ大会」

「いかりと ぜつぼうの、なか、きゅうきょくの はかい テクニック、「メギド」を みにつけた!」
 (「時の継承者 ファンタシースターV」)

「生ける屍と銀河鉄道の夜 〜Night of the Living dead and the Galactic Railroad〜」
一、午后の授業
「ではみなさんは、さういふふうに四肢を切断するのだと云はれたり、杭で心臓を貫くのだと云はれたりしてゐたこの生ける屍のほんたうのほふり方は何かご承知ですか。」先生は、黒板に吊した人体模型の、半分あらわにされた内蔵のやうなところを指しながら、みんなに問をかけました。
 カムパネルラが手をあげました。それから四五人手をあげました。ジョバンニも手をあげやうとして、急いでそのまゝやめました。たしか頭を破壊するのだと、記憶のどこかにはあったのでしたが、このごろはジョバンニはまるで毎日教室でもねむく、なんだかどんなこともよくわからない、まるで彼自身が生ける屍であるといふ気持ちがするのでした。
 ところが先生は早くもそれを見附けたのでした。
「ジョバンニさん。あなたはわかってゐるのでせう。」
 ジョバンニは勢よく立ちあがりましたが、立って見るともうはっきりとそれを答へることができないのでした。ザネリが前の席からふりかへって、ジョバンニを見てくすっとわらひました。ジョバンニはもうどぎまぎしてまっ赤になってしまひました。先生がまた云ひました。
「生ける屍をすみやかにほふり去る方法とは大体何でせう。」
 やっぱり頭だとジョバンニは思ひましたがこんどもすぐに答えへることができませんでした。
 先生はしばらく困ったやうすでしたが、眼をカムパネルラの方へ向けて、「ではカムパネルラさん。」と名指しました。するとあんなに元気に手をあげたカムパネルラが、やはりもぢもぢ立ち上ったまゝやはり答へができませんでした。
 先生は意外なやうにしばらくぢっとカムパネルラを見てゐましたが、急いで「では。よし。」と云ひながら、自分で人体模型を指しました。
「生ける屍を再び眠りにつかせるためには、彼らの頭部を破壊することです。ジョバンニさんさうでせう。」
 ジョバンニはまっ赤になってうなづきました。けれどもいつかジョバンニの眼のなかには涙がいっぱいになりました。さうだ僕は知ってゐたのだ、勿論カムパネルラも知ってゐる、それはいつかカムパネルラのお父さんの博士がマスケット銃で生ける屍を倒すところをカムパネルラといっしょに見ていたのだ。それどこでなくカムパネルラは、生ける屍が倒れると、すぐそばに小走りに近づいて行って、弾丸が撃ち抜いた頭部のまっ黒な穴を二人でいつまでも見たのでした。それをカムパネルラが忘れる筈もなかったのに、すぐに返事をしなかったのは、このごろぼくが、朝にも午后にも仕事がつらく、学校に出てももうみんなともはきはき遊ばず、カムパネルラともあんまり物を云はないやうになったので、カムパネルラがそれを知って気の毒がってわざと返事をしなかったのだ、さう考へるとたまらないほど、じぶんもカムパネルラもあはれなやうな気がするのでした。

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