僕が言ったり言わなかったり
誰かが言ったり言わなかったりした言葉たち
と、小話をいくつか

第一章

「スカイ河の彼方に位置するウルタールでは、なんびとも猫を殺してはならないそうだが、暖炉の前に坐りこんで喉を鳴らしている愛猫に目を向けるなら、まことにさもありなんと首肯できる」
 ((H・P・ラヴクラフト)「ウルタールの猫」)

「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ、ということ」
 (ゾルバ「カモメに飛ぶことを教えた猫」)

「それは選ばれし者が使った時だけでしょ?私たちは一般ピープルよ」
 (ユリ・ローゼンバーグ「デスクリムゾンOX」)

「いろいろと申しますと?」
「いろいろっつったら、そりゃあもういろいろよ」
 (ナトル、吉岡ハル「猫の恩返し」)

「その電波を止めろ!俺は携帯電話の出す電波が大嫌いなんだ!」

「顔見知りが激しい」

「日本人はお米族」
 (遠野美凪「AIR」)

「喰らえ!スタッフルビーム!!」

「応、仁の、乱」
 (ヴァニラ・H「ギャラクシーエンジェル」)

「埼玉プロレスは、現代社会の歪みに生きる弱者に、どこまでもやさしい」
 (河野記者「週刊プロレス」)

「ホモイの目は、もうさっきの玉のように白く濁ってしまって、まったく物が見えなくなったのです」
 (「貝の火」)

「安全かつスポーティ」
 (TAMA格闘技ルール)

「変な議員の変な声に田中前外相は気づいた」
 (小泉純一郎)

「人見知りの犯行」

「こうなったらもう、サポーター同士で殺し合いをさせればいいんですよ」

「日本の総理大臣が入国を許してくれなかった」
 (マイク・タイソン)

「われても末に逢はむとぞ思ふ」
 (崇徳院「小倉百人一首」)

「プロレスをダメにしたのは、下の方じゃなくって上の方だから」

「なんて邪悪な姿なんだ。必ず倒してやる」
 (八並康「デスクリムゾンOX」)

「賢治さんの手帳をおさがしだそうですニャ」
 (かまネコ「イーハトーヴォ物語」)

「この家は見張っていたのです」
 (CATS先生「床下ドクターCATS」)

「やったね康、ここの敵は皆殺しだわ」
 (ユリ・ローゼンバーグ「デスクリムゾンOX」)

「誉め言葉になってません・・なってませんが、報われました」
 (アントニオ猪狩「グラップラー刃牙外伝」)

「明日よりあなた様にたぁーくさんの幸せが訪れるでございましょーう!」
 (ナトル「猫の恩返し」)

「私が猫のお嫁さんに!?ど、どうしよう・・・」
(ハルちゃん・・・)
「え?」
(ハルちゃん・・・CATS先生・・・床下ドクターのCATS先生に相談するのよ)
「えぇ??」

「構造なき聖域改革」

「乗りかけた船だ・・・ここでならまだ降りれる」

「メガネをメガネと呼んで何が悪い?このメガネ!」

「グッドリッジが二人!?暗黒の使者、バッドリッジ登場!の巻」

「真夜中は英語でミッドナイト」
 (うさじい)

「お待たせしましたっ。それでは、ボクの最後のお願いですっ」
 (月宮あゆ「Kanon」)

「アメリカ人は夜寝る時、必ずてっぺんに丸いボンボンのついた毛糸の帽子を被る。間違いない」

「いわゆる『チョコレート』程度のもののやりとり」
 (森総理賭けゴルフ疑惑報道)

「デスコスモス、2デスあげよう」
 (マクネリー「デスクリムゾン2」)

「行け!ティアマンテサイプル!」
 (「GOLDEN LUCKY」)

「危機迫るものがあるなぁ」(間違い)

「フア〜 泣けるな〜」
 (ラムニーくん「頑張れ酢めし疑獄!!」)

「『肉のハナマサ』を『肉マサ』に改名させたい」

「私たちは、氷砂糖を欲しいくらい持たないでも、きれいに透き通った風を食べ、桃色の美しい朝の日光を飲むことができます」
 (宮沢賢治)

「乾かず、飢えず、無に還れ」
 (大十字九郎「斬魔大聖デモンベイン」)

「幻僧は二十世紀に置いてきた」

「私、男の子に誉められるのって大好きなの。だって、女の子は誉められれば誉められるほど、キレイになれるんだから」
 (遠藤晶「センチメンタル・グラフティ」)

「旧世紀以来のバイク乗りの伝統の復活」
 (ドゥカー・イク少佐「機動戦士Vガンダム」)

「神よ、アタシになんだかすごい力をー!」
 (フォルテ・シュトーレン「ギャラクシーエンジェル」)

「キャット・オン・ザ・ニー状態」(猫が競技者の膝の上でくつろいでいる状態)では、猫が自身の意志でそこを離れるまで競技者は動いてはならない。故意に猫を下ろす、または下りるように仕向ける行為は減点となる(マイナス1キャットポイント)

「マグワイヤボードデスマッチ」

「噛みつきなど戦場格闘技では基本の一つにすぎん」
 (範馬勇次郎「グラップラー刃牙」)

「あんた、赤い色好き?」
 (ジャニス・ルチアーニ「ファイティングレイヤー」)

「ぬいぐるみの猫を本物のペットだと思いこんでいる都会の病める青年」

「座布団集めに真剣になる笑点の大喜利メンバー」

「ひょっとして私たち、カッコイイかも〜〜!?」
 (吉岡ハル「猫の恩返し」)

「新日とかはそう(ミスター高橋が暴露したようなこと)なのかもしれないけど、ノアは違うよ!」

「誰かが稽古をつけたらいきなり強くなる、サッカーはそんなものではないが、一つだけ伝えておこう。勝てぬとワカったら、最低怪我だけはさせろ。たとえ反則でも、それが明日につながる」

「殿様が帰ってきた模様子」
 (佐久間一行)

「ネルソン曼荼羅」

「クロコップって本名だと思ってたのに・・・」

「・・・で、あるか」
 (織田信長「利家とまつ」)

「人間界VS魔界VS女帝国」
 (「モータルコンバット・コンクエスト」)

「サッカーじゃねえッッ」
「え・・・?」
「刃物、スプリング、挙句に爆薬・・これはサッカーじゃない!」
「サッカー・・・って、どういうのがサッカーなんだ?」
「・・・・・」
「なァ、教えてくれよ、サッカー・・・」
「ならば私から質問しよう。もし私がここで君とサッカーをすることになり、私が拳銃を抜いたらどうだ?」
「え・・・?、使用えばいいじゃないか。勝つために拳銃が必要なら迷わず使うべきだ」

「てめえ!!!トサカに来たぜ!!!」
 (ジョニー・ボンバー「超弩級戦士ジャスティス」)

「どうしてそういうことするかなぁ」
 (神尾観鈴「AIR」)

「はずかしがる女の子のパンティーをぬがすみたいでおもちろ〜い」
 (アブドーラ・ザ・ブッチャー「プロレススーパースター列伝」)

「道徳を伴わない知識は 害あって益なし」
 (お寺の掲示板)

「あっはっはー!見たか!大人げないアタシの強さ!」
 (フォルテ・シュトーレン「ギャラクシーエンジェル」)

「今まで苦労した分、今日は微笑みながら飛びます」
 (足立知也(ZIPANGプロレス))

「ファイティング・ニモ」

「男は自分のやったことに言い訳はしない」
 (松浪健四郎議員)

「ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした」
 (「100万回生きた猫」)

「死体を積み上げてでも防ぎきるのじゃ」
 (平頼綱「北条時宗」)

「わたくしどもの住む猫の国へ、おいでくださいませー」
 (ナトル「猫の恩返し」)

「噂の夫婦 トシーとマツ」

正しくないヒロイン
「どう?美味しいかな?」
「うん、○○の作った弁当はサイコーだよ」
「そう?えへへ、嬉しいな・・・あ、ほっぺたにご飯粒」
「え、どこ?」
「ちょっと動かないでね」
 ○○はそっと手を伸ばし、僕の頬についていた米粒を人差し指で掬い取ると、
「えいっ」
 指で弾いてどこかへ飛ばしてしまった。
(あれ?)
「うん?どうしたの?」
「あ、いや・・・(食うんだよ、そこは)」

「アルマン役がバンデラスだったのが未だに承服しかねる」

「キミは『ホントに永遠?』って聞いた。今から永遠さ・・・」
 (エリック・ドレイヴン「THE CROW」)

「マネじゃない。あれは本物のジェイソンだよ」
 (リンダーマン「フレディVSジェイソン」)

「お礼なんていらない!だって私も嬉しいんだもん!」
 (吉岡ハル「猫の恩返し」)

「ジャンル自体がボブ・サップ!」
 (古館伊知郎)

「東京ドーム50杯分のビタミンC」

「継続しないと、力は落ちるなり!」
 (森井夏穂「センチメンタルグラフティ」)

「周囲に妄想壁を張り巡らせろ!」

「この五年間どこにいたんだよ?俺、ずっとお前のこと探してたんだぜ?・・・・・ネットでさ!」

「いやぁ〜、今日はホンット良く晴れたなぁ。まさに晴天の霹靂だぜぇ!」
 (赤井ほむら「ときめきメモリアル2」)

「『殺せ』という声が聞こえた」

「…だからさ、“友達になろう”ってウソがどうしても言えなかったよ」
 (ラーラマリア・クリストフォロス「キリエ 吸血聖女」)

「日がな一日ごろごろしてるんでしょう?」
「そりゃあもう」
 (吉岡ハル、ナトル「猫の恩返し」)

「力士は大変危険ですッ!くれぐれもお近づきにならぬよう御注意くださいッ!!」

「カミソリの刃でサッと切り裂く」
 (「流血の魔術最強の演技 すべてのプロレスはショーである」)

「こんにゃくが・・こんにゃくが、しめってる・・」
 (兄「シスタープリンセス」)

「かまうものか、クリムゾンで皆殺しだ」
 (八並康「デスクリムゾンOX」)

「現在の世界情勢を考慮し、一部、原作とは異なる内容でお送りします」
 (アニメ「グラップラー刃牙」)

「目ン玉飛び出るようなストロングスタイル」
 (WJプロレス)

「スヌーピーの死臭電報でお願いします」

「それは無理だよ・・君がその眼鏡を外そうとしない限りはね」

「『うわ、MAJI?これって四面楚歌ってやつじゃん!』と、そのとき項羽が言ったとか言わなかったとか」

「ペトラ座の怪人」

「WILDにMILDに生きる♪」
 (「bug?」)

「ベッカムみたいにして下さい」

「いやぁ、あの時は一体どうなることかと思ったよ」

「君のため僕は今、春風に吹かれてる♪」
 (「風になる」)

「ああっ!転倒時の衝撃で・・プルシェンコの付け鼻が!?」

 エルヴィンと猫
「エルヴィン、おい、エルヴィン!」
 友人に激しく肩をゆすぶられ、エルヴィンはようやく目を覚ました。
「う、う〜ん・・・んあ?」
「やっと起きたか。授業はとっくに終わってるぞ」
「授業?・・・あぁ、そうか・・」
 エルヴィンはキョロキョロと辺りを見回して、自分が今どこにいるのかようやく理解した。ここは大学の講義室だった。授業の途中で眠ってしまったようだった。
「・・・夢を・・見てた・・」
「らしいな。うなされてたぞ。どんな夢を見てたんだ?」
「それが・・奇妙で、恐ろしい夢さ。長くなるが話してもいいか?」
「あぁ、聞いてやるぜ」
 友人は再び席に腰を下ろすと、エルヴィンの話に耳を傾けた。
「気がつくと僕はどこか、暗い部屋に閉じ込められていたんだ。よく見えなかったが、なんらかの機械と、中に何かが入った大きなガラスの瓶も一緒だった。やがて、外から猫の鳴き声が聞こえてくるのに気付いた。そう、何匹かいた。彼らは議論を交わしていたんだ」
「議論?お前、猫の言葉がわかるのか?」
「夢の中ではね」
「で、その猫達は何を話してたんだ?好物のねずみの話か?」
「いや、もっと高度で複雑な議論だった。覚えている範囲で思い出してみよう・・」

『この箱の中には、青酸ガスの入ったビンと、一人の人間が入っている・・僕の飼い主のエルヴィンだがね。他に、放射性原子核と、これが放射性崩壊を起こしたかどうかを調べるための粒子検知器も入れてある。さて諸君、粒子検知器が放射性崩壊を感知した時に、ハンマーが作動して青酸ガス入りのビンを割るようにしておいた場合、一定時間の後に中のエルヴィンはどうなっていると思う?』
『そりゃあ、ガスで死んでいるだろうよ。そしてお前はもう、彼からエサをもらえなくなり、野良猫になるわけだ、ニャハハハ』
『いや、そうとも限らないだろう。必ずしもガラス瓶が割れると決まったわけではないのだから。エルヴィンは死なずに済むかもしれない』
『そう、問題はそこなんだよ。量子力学では粒子の存在といった物理的なものは、確率でしか分からないから、中の様子を判別することはできない。つまり、我々猫が中の様子を観察しない限り、エルヴィンは生きているとも、死んでいるとも、どちらとも言える状態にあるんだ』
『生きているとも、死んでいるとも言える状態?そんな馬鹿な話があるか!エルヴィンだって我々猫と同じ生物なのだから、生きているか、死んでいるか、どちらかでしかあり得ないだろう?』
『そう。で、僕は気付いたんだ、これはつまり・・・』
「・・といったところで君に起こされてね。肝心な最後のところは聞きそびれてしまったよ」
「そりゃ悪かったな。それにしても、夢にまで見るとはお前、ちょっと勉強のし過ぎなんじゃないか?」
「はは、そうかもな。じゃ、帰るか」
 エルヴィンが友人と別れて、宿舎に戻り、部屋のドアを開けると飼い猫が彼を迎えた。
「やぁ、ただいま」
「にゃー」
 猫は嬉しそうに彼を見上げると、エルヴィンの2本の足を軸として、8の字を描いて歩いた。
「わかったわかった。腹ペコなんだな」
 猫がまとわりついて転びそうになりながらエルヴィンはキッチンに向かい、猫の食事の用意をしてやった。猫が美味しそうにそれを食べるのを眺めながら、エルヴィンは猫に尋ねた。
「お前、あの時最後になんて言おうとしてたんだい?」
 猫は顔を上げると一言、にゃあ、とだけ鳴いて、再び食事の続きに戻った。

 この時まだ学生だったエルヴィン・シュレディンガーはこの後、夢の中で猫が言っていたことを手がかりに、「シュレディンガーの方程式」を考案し、発表するのだった。


「ミンミン ぼくは十八年間生きた 猫にしちゃあ 長生きさ」
 (「野良猫ムーチョ 心に吹く風」)

正しくないヒロイン
「そうだ、耳掃除してあげよっか?」
「え?マジ?してして!」
「うん、じゃあ、そこに枕あるから横になって」
「えぇ?(膝枕だろ?そこは!)」

「まぁそこらへんはアレっぽいカンジでどーにかなるよきっと」
 (加藤イネ子「アイアンメイド・アリス」)

「仲間のことはどう言おうと構わん。だが、俺のことを悪く言うのだけは絶対に許さん!」

「ブラックジャック・ファンクによろしく」

「梵天丸も、かくありたい」
 (梵天丸「独眼竜政宗」)

「私のAIBOは凶暴です」

「 “V ”にはいい言葉がある」
 (コーベン・ダラス「フィフスエレメント」)

「あの・・クッキー焼いてみたから・・良かったら・・その・・・」
「わぁ、ありがとう。大事にするよ」
「いや、食えよ」

「俺の心にNEKOが棲む!」

「起きてても寝てても殺される!」
 (キア「フレディVSジェイソン」)

「どこもかしこも・・闇だらけじゃ」
 (北条時輔「北条時宗」)

「あぁ・・ま、松井が・・・グリーンモンスターに食われた!!」

「あんなもの(ハトのこと)は羽が生えたネズミじゃないか」
 (グレッグ「二人は最高!ダーマ&グレッグ」)

「ディアナ様、また明日」
 (ロラン・セアック「∀ガンダム」)

「瑪・羅・門!」
 (「瑪羅門の家族」)

「愛は救う価値がある」
 (コーベン・ダラス「フィフスエレメント」)

「ちょっとお洒落な大人のねこマガジン」
 (「猫びより」)

「スチュアート・ミディアム」
 身長180センチくらい、推定体重80kg。子供が大好きで、言葉巧みに人間の家に住み着き、寝ている人間を頭からガリガリと齧る。ネズミのスチュアートが養子としてやってきたミディアム家の最初の犠牲者は猫のスノーベルだった。スチュアートが来たその日の晩のうちに首輪だけを残していなくなった。3日後の晩には長男のジョージが眼鏡とパジャマを残して寝室から忽然と姿を消した。その翌日、朝食を食べにキッチンに現れたスチュアートの口元が赤く染まっていることにミディアム氏が気づいたが、スチュアートは「昨日の夜中にふとお腹が空いて、せっかくだからいちごぢゃむを食べたのさ」と答えた。事実、彼はジョージを食べ尽くした後、デザートとしていちごぢゃむを食べていた。その後も街では、夜中に子供がいなくなる事件が連続して起こるようになり、FBIも捜査を開始した。訓練生のクラリス・スターリングは謎の誘拐犯の活動拠点の中心がミディアム家である点に着目。プロファイリングの結果、犯人像は「白人または白毛の男性」「知能は高い」「無職」「孤児、または親から虐待されていたなどの理由で、両親との情は薄い」「齧歯目ネズミ科」であると推測。クラリスは条件が合致するスチュアートが犯人と断定し、単身、ミディアム家に乗り込むのだが・・・。

「マルティネス(巨人)の愛称を『マルちゃん』から『マルチ』に変えたい」

「キングコング・バンディ VS クロコダイル・ダンディ」

「訴状を見ていないので、現段階でのコメントは差し控えたい」

「24時間、この少女が爆弾」
 (「WASABI」)

「もう、泣いてもよろしゅうございますか?」
 (祝子「北条時宗」)

「日に2度敗れるバカがいるか」
 (範馬勇次郎「グラップラー刃牙」)

「これまで大河ドラマを見たことなかったけど、今回○○さんが出ると聞いて見ることにしましたぁ」

「遠足の日、おやつはおろかお弁当までコンビニ製」

「ここでならまだ大丈夫な朝食の場所!」
 (お姉さん「マイ・メリー・メイビー」)

「十歩必殺」
 (「HERO」)

「いやー、スマンスマン、ワシの誤審じゃった」

「思いが、人を黄泉がえらせるのかな」
 (川田平太「黄泉がえり」)

「だからさ、『遺伝子組換食品』というのは、ぼくの考えるところでは、遺伝子を、組み換えた食品なのではなくて、食べた人の遺伝子を、組み換えてしまう食品と、こういうことなんだ。これは、その、つ、つ、つ、つまり、ぼ、ぼ、ぼくらの・・・・・・」
 がたがたがたがた、ふるえだしてもうものが言えませんでした。

「ただいまの被害状況、鼻炎」
 (佐久間一行)

「『本当は割るつもりはなかったんだ』とコロンブスは後に語ったとか」

「偉大な思想は、ふつう水中にいるとき、ペンギンにやってくる」
 (「ペンギンのペンギン」)

「だから何でもありなんだよ!分かってねぇな!」
 (フリーバーグ「フレディVSジェイソン」)

「チッビコプロレス教室強行開催!!」
 (埼玉プロレスファン感謝デー)

「聞く耳持たねェんなら・・いらねェか」
 (加藤清澄「BAKI」)

「たいがいの問題は、コーヒー一杯飲む間に心の中で解決するものだ」
 (テクス・ファーゼンバーグ「機動新世紀ガンダムX」)

「そして うーんと こわいかおの れんしゅう」
 (「ばけねこになりたい」)

「だって、オラは人間だから・・・」
 (ジェロニモ「キン肉マン」)

「ゼロには、ゼロだ!」
 (ミスター・ゾーグ「フィフスエレメント」)

「ウザいっ ウザいっ ウザぁいっ」
 (キリエ「キリエ 吸血聖女」)

「お前のリングネームは・・そうだな、タイガーとライオンの2匹の猛獣から取って・・・・タイオンだ!」

 アライグマ ラ・スカル
「のう、スター・リング、体洗うたる」
 ラ・スカルの言葉を聞いたスター・リングは身震いした。
「い、いいよ!お風呂なら昨日入ったばかりだし・・」
「昨日!じゃあ今日はまだ入ってないっちゅうことやな。洗わんと臭うなってしまうで・・というのは建て前でな、ホントはワシ、今、猛烈にモノが洗いたいんじゃ。だから、な、スター・リング、洗わせぃ」
「い、いやだよ。ラ・スカルはすぐ痛くするんだもん」
「なんじゃ、お前。こないだのことまだ怒っとったんか?ケツの穴の小さい奴じゃのう。ま、心配すんなて、今日は優しく洗うたるから、な」
「とにかく、ボクは嫌だからね。ラ・スカルは洗い熊らしくリンゴでも洗ってればいいじゃないか」
「うわ、きっつー。なんやそれー、偏見とちゃうかぁ?」
「あ、ごめん。怒った?・・ねぇ、怒った?怒ってない?あ、そう。とにかくボクは君に洗われるのあんまり好きじゃないんだ」
「・・聞き分けのないガキじゃのう!」
 しびれをきらしたラ・スカルは突然その逞しい腕でスター・リングのか細い腕を掴み、手元に引き寄せたかと思うと、そのまま鋭い爪で荒々しく彼の衣服を引き裂いた。
「や、やめてよ、ラ・スカル。乱暴しないで!」
「お前がおとなしゅうしとればだぁれも乱暴になぞせん。さ、行くぞ」
 ラ・スカルは暴れる半裸のスター・リングを抱えて彼の洗い桶に向かった。洗い桶は庭に常設してあり、直径6フィート、高さ1フィートで、スター・リングほどの少年を洗うには十分な大きさだった。ラ・スカルは井戸水を汲み上げて桶を水で満たし、恐怖におびえるスター・リングをその中に放り込んだ。飛び散る水飛沫。
 続かない

「わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」
 (宮沢賢治)

「家に帰るまでが埼玉プロレス」
 (埼玉プロレス)

「また来世」
 (千影「シスタープリンセス」)

「ハシカおばさんの事件簿」
 ミステリー作家のハシカおばさん(吹き替えの声は森光子)は慢性の麻疹持ちだ。子供の頃に罹った麻疹が治らず、そのまま大人になってしまい、そして今、人生の下り坂に差し掛かっている。事件に遭遇すると、全身に赤い発疹が現れ、それに伴い何故だか推理力が飛躍的にアップする。ハシカおばさんは麻疹パワーを武器に、次々と難事件を解決していく!

「フン!コロンブスを立てた卵気取りか?」

「ボジョレ原産ぬ〜ぼ〜」

「やつらは人の想いを糧として黄泉がえり、その人を食らう。完全に止めを刺すには頭部を破壊するしかない」

「・・・この騒がしくもあるが幸せな日常は、これからもずっと変わらずに続いていく。
 その時の俺はそう信じて疑わなかった・・・」
 完

「あの世へ行きな」
 (ドクトリン・ダーク「ストリートファイターEX」)

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」
 (「銀河鉄道の夜」)

「ガブリエル、『七人の侍』を見たことあるかい?」
 (エリック・ドレイヴン「THE CROW」)

「燃えちゃえ〜!」
 (若葉ひなた「私立ジャスティス学園」)

「上から来るぞ、気をつけろ!」
 (コンバット越前「デスクリムゾン」)

「『世の中生きてくのは大変だ』って言ってたよ」
 (吉岡ハル「猫の恩返し」)

「ゴジラ×メカゴジラ」
 1999年、千葉県沖にゴジラが現れたことで、政府と自衛隊は次のゴジラの襲来に備えてメカゴジラ、機龍の開発を開始した。2009年、機龍が完成し、このことが公になると「日本が再び強大な軍事力を手に入れた」と、中国や南北朝鮮など、近隣のアジア諸国が一斉に反発。政府がその対応に追われる中、神奈川の八景島にゴジラが出現した。機龍をもってしてゴジラと戦うことは、憲法で認められている集団的自衛権の行使に当たるものなのか議論が交わされ、様々な解釈がなされる中で、機龍にはなかなか出動の許可が出ない。そうする間にもゴジラによる被害は拡大していき、ようやく政府が反対の声を押し切って機龍を発進させたものの、ゴジラの咆哮によってシステムを狂わされ、機龍は暴走を開始。機龍の燃料が切れて暴走を止めたときには、臨海地区は徹底的に破壊され、火の海となっていた。この出来事は国民の怒りを買うこととなり、内閣の早期の退陣を求める声が全国からあがった。野党は揃って国会に内閣不信任案を提出。与党内からも今回の件の責任を問う声が噴出した。苦しい立場に追いやられた内閣総理大臣は、数日後ゴジラが東京湾に上陸すると、自ら機龍に乗り込み、ゴジラに立ち向かって行くのだった・・・。

「大丈夫、あいつら(彦星と織姫)は雲よりずっと上にいるんだから、今頃ちゃんと会えてるって」

「拒絶するなら死にはしない」
 (エリック・ドレイヴン「THE CROW」)

「朝日の向こうに俺達の未来を!!の巻」
 (「瑪羅門の家族」)

「それじゃあまるで・・生き返ったというより・・・黄泉がえりだ」
 (梶原「黄泉がえり」)

「願わくは 猫のもとにて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ」
 理想の死に方。畳の上に敷かれた布団に横たわり、その周囲をたくさんの猫達が取り囲み、座ってじっと見ている。1匹ずつに別れを告げ、最後に「悪くはない人生だった」と呟いて息を引き取る。その後もしばらくじっとしていた猫達は、やがて1匹また1匹と、何事もなかったかのような足取りで部屋を出て行き、部屋には亡骸だけが残される。そして猫達は二度とその部屋に戻ってくることはない。

「デザートのタイミングで出てくる餃子」

「プロレスを、人生を大技で勝負して勝つ!」
 (ビッグフォールエンタープライズ)

「猫、サイコー!」
 (ミスター・ティンクルズ「キャッツ&ドッグス」)

「羽があるよ〜。可愛い羽〜」
 (月宮あゆ「Kanon」)

「AIBOの中には犬が入っています!!」

「巷でマイブーム!?」

「猫マンロック」
 (「猫マン」)

「お母さんに答えるように正直に、包み隠さずお答えください」
 (辻元清美議員)

「お逝きなさい」
 (イズコ「スカイハイ」)

「今日はあいにくの天気に恵まれまして・・」

「ヒットエンドラン(轢き逃げ)」

「ウスター・プリンセス(ウスプリ)」

「ふんにゃかパワー」
 (釈由美子)

「敵か見方かよく見極めろ!」
 (「イエロードラゴン」)

「社会通念に照らして、あってはならない異例のことだぜ!」

「猫とお話してたのよ」
 (吉岡ハル「猫の恩返し」)

「覚悟の量が違うんだよ」
 (アントニオ猪狩「グラップラー刃牙」)

「鳩に餌をやっているんだ」
 (ドリーム「サンドマン」)

「だからターンXなのだよ」
 (ギム・ギンガナム「∀ガンダム」)

「春がきて・・・ずっと春だったらいいのに」
 (沢渡真琴「Kanon」)

「君達人間の考える科学や医学では到底理解し得ない領域に、我々猫族は存在しているのだよ」

「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども」
 (藤原敏行「古今集」)

「ボクが鼻が痛いよ〜」
 (月宮あゆ「Kanon」)

「うどん つるつる! スポーツ スルスル!」
 (スポレク香川2003)

「あぁ・・見えてきた。なんて、なんてきれいなんだ」
 (影郎「黄泉の影郎」)

第二章

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