20世紀ノスタルヂヤ 2010年01月

01月31日(日) 「君のことは猫の集会で度々話題になっているよ」

 出勤。考えてみると、先週の日曜日から今週の金曜日まで13日間ずっと働くことになる。半分を過ぎたところ。三田駅から仕事場まで歩きながら、こんなに天気が良いのになぁ、とか思っていたらだんだん腹が立ってきて、日中ずっと機嫌が悪かった。
 夜になって板橋に戻り、マクドナルドの前を通りがかると、いつもは「テキサスバーガー売り切れました」と書いてあるところが「本日最終日」となっていた。最後は多めに用意したのかまだあるっぽいので買って食べる。美味しい。
 ライフの催場で、CD・DVDフェアが開催中なので買い物。CD「グレゴリオ聖歌集」とDVD「デモンズ4」「MAY」。
 NHKスペシャル「無縁社会〜“無縁死”3万2千人の衝撃〜」を見る。僕も孤独死予備軍だ。

01月30日(土) 「これより、正規/非正規労働者の総入れ替え戦を開始する!」

 朝から夕方まで仕事。
 通勤の時間は「時の娘」と「修験道の本」を読み中。前者はロバート・F・ヤングの「時が新しかったころ」を読み終えて目頭が熱くなる(白亜紀後期を舞台にした、79,062,156年と49,000,000マイルを隔てた、22世紀の地球人と太古の火星人の恋物語、と書くと荒唐無稽過ぎる)。ロバート・F・ヤングといえば「ロマンティック時間SF傑作選」と銘打ったこのアンソロジーに何故彼の「たんぽぽ娘」(そういう界隈では有名らしい。読んでみたいのだが絶版でプレミア価格がついている)が収録されていないのだろうと思っていたが、著者の紹介のところに「『たんぽぽ娘』を表題とした短編集が他社から出るみたいなので、別のを収録しました」みたいなことが書いてあった。で、調べてみるとそれは、河出書房の奇想コレクションから出るらしい。買おう。更に調べると、奇想コレクションからは最近、フリッツ・ライバー「跳躍者の時空」が出たらしい。フリッツ・ライバーは「アーカムそして星の世界へ」で僕内で高い評価を得ており、本書も「IQ160のスーパー猫<ガミッチ>が活躍する連作シリーズを中心に、SF、ファンタジー、ホラーの分野で偉大な足跡を残したアメリカ幻想文学界の巨人による選りすぐりの全10篇」となんだか面白そう。こちらも買おう。
 帰宅してから板橋SATYへ。一ヶ月ぶりに来てみるとSATY前の十字路がスクランブル交差点になっていた。WMC板橋で今年の初映画「かいじゅうたちのいるところ」を鑑賞。悪くなかった。着ぐるみ+CG補正のかいじゅうたちがキモ可愛い。原作の絵本からそれほど変な要素は追加されず、本当に「行って遊んで帰ってくる」だけの話だった。かいじゅうたちというのは何かの比喩なのだろうか。彼らの住む島が、それぞれ問題を抱え、生きることに疲れて俗世を離れた(ダメな)大人たちの隠れ里、のように思えた。
 公開中作品の中ではピーター・ジャクソン監督の「ラブリーボーン」、海洋ドキュメンタリーの「オーシャンズ」も見たいが、なかなか時間が取れない。「アバター」も2回くらい見れば、こちらも余裕を持って見ることが出来、映像に圧倒されずに楽しむことが出来るだろう。
 「聖☆おにいさん」目当てで立ち読みを始めた「モーニング・ツー」だが、同誌連載のカレー沢薫「クレムリン」も結構好きだ。

01月29日(金) 「どうせ、猫を『ぬこ』とか書くような連中だろう?」

 仕事は明日も明後日もあるので、今日はやや早めに仕事場を出て、秋葉原へ寄り道。
 20時に閉まる店をまず見て周り、それから21時、22時までやってる店の順で。ヨドバシカメラ7階の有隣堂で映画「かいじゅうたちのいるところ」の予告編を見たら、面白いような気がしてきたので、明日の晩にでも見に行こう。Wikipediaの

 最初の商業公開となる全米での公開日は2009年10月16日であるが、当初の公開は2007年であり、製作も2006年から行われていた。この公開予定は、テスト試写での子供たちの反応が芳しくなかったために、製作のワーナー・ブラザーズによって中止にされている。その後ワーナー・ブラザーズが2009年10月への公開の延期を発表し、追加撮影と編集作業を経て映画は完成に至る。

 という記述が気にならないでもないが。
 帰宅して体育館のマシーンでランニング。「ブラタモリ」の品川の回を見ながら。終盤の芝浦のあたりは現仕事場に近い。


01月28日(木) 「じゃあ、そこで蔵王権現のポーズで10秒静止!」

 今週末はどこに出かけようかと考えていた矢先、土日両方出ろ令が出た。んもー。
 デュアルディスプレイのノートパソコンが最近出ている。これでニンジャウォリアーズとかダライアスとかやったらさぞ面白かろうに。


01月27日(水) 「私はこのワンちゃんを自分の子供のように可愛がっているんです。なのに子供手当てを払わないだなんて差別じゃないですか!?」

 「アバター」の全世界興行収入が「タイタニック」を抜いて新記録を達成したらしい。あの作品を見て「すごいなぁ」とは思っても「面白かったなぁ」とか「また見たいなぁ」という感じではなかったのだが。僕的には。何より、あれ長い。
 昨晩も寝付けなかったので、この間買ったクールポコのDVD「THE 男」を少し見てから寝たら不思議とよく眠れた。
 電車が混んでない時(主に帰り)用の本として「修験道の本 神と仏が融合する山界曼荼羅」を読み始める。
 今度は奈良の吉野あたりと和歌山の高野山あたりに行きたい。日本地図における奈良県のだいたいの位置は把握はしていたが、奈良県の形については考えたこともなかった。今日地図で確認するまで、あんなに紀伊半島に食い込んでいるとは思ってもいなかった。
 帰宅してから体育館でランニング。「サラ・コナークロニクルズ2ndシーズン」の第19話「運命の時」を見ながら。


01月26日(火) 「サンタクロースの正体はお父さんで、バレンタインの正体はお母さんだったんだ!」

 マクドナルドで売ってる「テキサスバーガー」というのを食べてみたいのだが、朝は売ってないし、昼は近くに売ってるとこないし、夜は売り切れてて(限定数らしい)なかなか食べられない。
 最近になって、VAIO U とか OQO とか、スライド式キーボードの小さいパソコンがかっこよく思えて欲しくなってきたがどちらももう新品は手に入らない。また発売してくれぬかな。特に前者は「ターミネーター4」公開の時に出せば良かったのに(作中でジョンが使ってた)。
 「ニューエクスプレス エスペラント語」を再読し終える。読んでるだけなのでなかなか身につかない。こういうのは書かないとダメだ。エスペラントの勉強を始めて、やったりやらなかったりでもうすぐ3年になろうとしているが、未だ中一英語レベル。使う機会もない。
 次は筑波山地の更に北部(雨引観音、笠間稲荷)か、箱根方面に行こう。

01月25日(月) 「おいおい、お前、未だにバレンタインなんか信じてるのかよ」

 朝。エスカレーターに乗ってる犬を見た。盲導犬だった。
 今月末で切られる予定だったが、いろいろ厳しい状態なので、結局来月も今の現場で働くことになった。忙しさは継続。
 夜。駅まで向かう途中、気持ち悪いぐらい長い車が走っていた(リムジン?)。

01月24日(日) 「待て、ここは超獣保護区だぞ!」

 平日と同じ時間に起きて電車で外出。「ロマンティック時間SF傑作選 時の娘」を読み始める。巻頭を飾る「チャリティのことづて」はなかなかよい読後感。
 江東区の運転免許試験場で免許証の更新。開始時間の8時半より前に着いたのに、受付は既に長蛇の列。粛々と手続きを済ませ、更新完了。次は5年後でいいらしい。
 休日出勤で仕事場へ向かう。昼前から暗くなるまでやって帰る。
 体育館でランニング。「ブラタモリ」の本郷台地の回を見ながら。立体感のある地図は好きだ。


01月23日(土) 「イメィジ修験 御岳山・大岳山編」

 昨年末くらいから始めた日曜修験道「イメィジ修験」(山の神仏を敬いながら、無理せずゆるやかに山岳修行(登山)をする)。6時に起きられたので今日はその活動。「決定版 関東の山ベスト100」のトップにもなっている奥多摩の御岳山・大岳山が今回の目的地。
 ちなみにイメィジ修験の正装は迷彩のモッズコートだが、特にはこだわらない。夏までに夏用の正装を考える。
 板橋駅から埼京線に乗るものの、板橋−池袋間で「踏み切りに人が入った」(東上線と埼京線の踏切が連続している所だろう)だの「新大久保駅で線路に人が降りた」(どうせ夜明かしして遊んでた酔っ払いが落ちたのだろう)だので度々電車が止まる。新宿からは「特別快速ホリデー快速おくたま1号」で快適な移動。昨日読み始めた「封印された日本の離島 島に秘められた歴史ミステリー」を読み終える。終点奥多摩駅の(特別快速的に)一つ手前、御嶽駅で降車。たくさんの登山者が降りる。9時。
 駅から参道入り口まではバスで10分くらい。そこからは参道を山頂まで歩いて登るか、ケーブルカーを使うかの二択。バス客はほぼ全員ケーブルカー乗り場に向かったが、イメィジ修験的にはここは自らの足で登る方を選択。9時15分。標高400m。
 参道は軽自動車がかろうじて通れる幅の、アスファルトで舗装されたつづら折れの道で、車両は指定車両(山頂付近の御師集落の人達の車とか?)以外通行禁止。一般の車両は入れないというは調査済みで、もし入れるのなら今日はバイクで来ていた。道の両脇には樹齢300年を越えるものもあるというは巨大な杉の木が何百本も聳え立ち、奇怪な姿の根を張り巡らせている。途中で手ごろな太さ長さの木の枝を拾い、今回の杖とすることにした。

 
参道の杉並木の根

 御岳山の山頂付近の御師集落に到着。10時。標高820m。御師集落のことは「日本全国49ヶ所 祟り山!禁忌伝説 いわく多き怖い怪奇山!」の「神への案内人が暮らす山 東京都・御岳山」にも書いてあった(別に祟りでも禁忌でも怖くもない話)が、御師とは参詣者の世話をする人達のことで、現在でも参道沿いに宿坊とか営んでいたりする。まずはビジターセンターを見物し、御師集落を抜けて武蔵御嶽神社に向かう。

 
推定樹齢一千年という神代けやき / 武蔵御嶽神社

 日本武尊の東征の際にこの山で白狼に助けられたことから、神社の狛犬も狼。お守り売り場にかけてあった温度計を見ると2度。ずっと登りだったのと天気が良いのとで、それほど寒さは感じないが、日影には雪が残っていたり、水面に氷が張っていたりする。参拝を済ませ、ここからが本番という大岳に向かおうと思ったところで、御嶽駅で買ったアクエリアスがもう残り少ないことに気付く。新しいのを買うにはしばらく道を戻らねばならず面倒だなぁということで、宝物殿の前を掃除していたおばちゃんに水を汲めないかと頼んでみると、ストーブのやかんにかけていたお湯を提供してくれた。有難い。帰りに宝物殿見ます。10時半。標高920m。
 しばらく進んで天狗の腰掛け杉と呼ばれる大木のところで道が分かれるので、奥の院から鍋割山と尾根伝い(青梅市と奥多摩町の境界でもある)に高いとこを歩く道を選ぶ。細い山道の両脇が斜面という箇所もある。背の高い杉の木に視界を遮られるが、時々良い景色が見られる。


 奥の院(11時10分。標高1,077m)、鍋割山(11時25分。標高1,084m)を経て、その後は少し下り、芥場峠を経て、大岳山への最後の登りに入る。ビジターセンターで「岩場がまだ凍ってるかもしれない。すぐ崖なので滑ったら100メートルは滑落する」と言われてビビっていたが、問題の箇所と思われる岩場は凍結しておらず安心。確かに落ちたらしばらく転げ落ち続けそうな斜面、架けられた鎖を握って気をつけて登る。山頂まであと少しというところには大岳神社と大岳山荘があるが、山荘の方は閉業中っぽい。神社に詣でてから最後の登りへ。
 大岳山の山頂に到着。12時7分。標高1,266m。山頂には十数人ほどの登山者が休んでおり、コンロを運び込んで汁物を食べている人達もいた。僕は朝コンビニで買ったおにぎりを食。パソコンとGPSで大岳山頂であることを確認して、少し休んで下山開始。12時22分。


大岳山頂からの眺め

 大岳山荘の所まで戻り、近くまで寄ってみる。通年営業と本には書いてあったが、山荘は荒れ果てていた。外壁に温度計がかけてあり、気温は0度だが、風もないし、ずっと歩いているので寒くはない。
 芥場峠まで戻り、分岐でロックガーデンに向かう下り道を選ぶ。しばらく急な下りが続き、渓谷のような場所に出る。細い川が流れ、その両脇には巨岩・奇岩が聳える。しばらく行くと巨大な天狗岩の姿が見えてくる。鎖を使って登るのだが、斜面に張り巡らされた根っこが凄い。岩のてっぺんには天狗像が立っていた。13時半。


根っこ!

 その先、七代の滝まで標高700mくらいまで降りて、その後は御岳山頂までの200mほどの高低差を一気に登る急坂。ここが一番きつかったか。武蔵御嶽神社まで戻り、宝物殿を見物。神社で狼の神さま、大口真神(おおぐちまがみ)の神札を購入。14時15分。山を下りる前に腹ごしらえと、神代けやきの隣の土産物屋で食事とビール。窓際に餌台があり、野鳥が餌を啄ばみにやってくる。

 
野鳥 / 大口真神の神札

 14時50分。帰りもケーブルカーを使わず参道を半ば駆け下りる。最後に山から借りた杖を山に返して、バス乗り場へ向かう。15時20分。
 バスが変な運行をしたせいで、帰りのホリデー快速の時間ぎりぎりに御嶽駅前に到着。バスを降りてからホームまでダッシュ。
 新宿で降りて、東口を少し散策。さくらやは閉店セールをやっていたが、まだ一ヶ月ちょいあるからか、本気で売り尽くす感じはまだない。埼京線で帰宅。

01月22日(金) 「我々は猫の足星雲からやってきたのニャ」

 「日本全国49ヶ所 祟り山!禁忌伝説 いわく多き怖い怪奇山!」を昨日読み終えたので、今日からは「封印された日本の離島 島に秘められた歴史ミステリー」を読み始める。思ったよりまともな内容。
 先日、ペットショップのコジマで見て以来、フェレットを飼いたくなっている。諦める方向で飼育方法を調べていると、彼らの適温は15〜22度らしい。やっぱ無理だ。
 帰宅して体育館へ。マシーンで45分ランニング。「ターミネーター サラ・コナークロニクルズ2ndシーズン」第18話「疑惑」を見ながら。

01月21日(木) 「大丈夫。後悔なら先に済ませておいたから」

 朝昼は暖かかったが、夜になったら急に寒くなった。
 今日発売の新型 LOOX U を検分すべく、仕事の帰りに秋葉原に寄り道。旧モデルより広くなったり薄くなったりしたのは悪くはないが、旧モデルのデザインも好きなので、当面は現状維持で。

今日見かけてそのうち買おうと思った文庫本:
 「高慢と偏見とゾンビ」
 「ラブリー・ボーン」
 「よくわかる『世界の死神』事典」

01月20日(水) 「中に誰もいませんよ」

 帰宅してから体育館へ。ランニングを30分(「ダーウィンがきた!」を見ながら)と筋トレをちょっと。

01月19日(火) 「良い知らせが2つと悪い知らせが86ある」

 ずっと靴を履いていると中が蒸れてきて気持ちが悪いので、仕事中は机の下で靴を脱いでいる。一日中履きっぱなしの人達は何で平気なのだろう。

01月18日(月) 「ようこそ、『直立する動物の会』へ」

 パソコン。各社から春モデルの発表が行われ、富士通のラインナップの中に、LOOX U の新作が含まれていた。従来機よりも、横幅は増えてものの、奥行きと高さは減少。理想とするシグマリオン3のサイズに近くなった。
 今週末は日曜に出勤しろ令が出た。免許の更新に行こうと思ってたのに。
 ニュース9のサイトに天気予報の春ちゃんのコーナーができていた。 http://www.nhk.or.jp/nw9/trivia/index.html

01月17日(日) 「『自らが作り上げた物全てを、自らが原因で全て破壊してしまう』・・それがあの方にかけられた呪いなのです」

 3時を過ぎても一向に眠気は訪れず、ならばいっそと睡眠を放棄。日光登山と筑波山地縦断のデジカメ画像の整理を始める。5時を回り、テレビでは震災15年の番組が始まる。意味なく徹夜してしまった。この頃になると、頭ははっきりしてるものの、体の方がヤバい感じになってきたので、ようやく布団にもぐりこんだというのは、昨晩から今朝にかけてのお話。
 気がつくと11時半。やっと眠れた。
 散髪に出かけ、14時の予約をしてそのまま商店街で買い物。可愛いデザインの湯たんぽ袋を最近見かけるが、ぎゅっと抱きしめるには熱いし、足元に転がしておくのはなんだか忍びない。どう使うのが正しいのだろう。買い物して帰宅して昼食をとって散髪へ。
 散髪を終えてから、バイクで池袋へ。ヤマダ電機を中心に見て回る。普段10とか20しかもらえない来店ポイントが今日は200ポイントもらえた。携帯電話売り場で、ウィルコムの新スマートフォン、HYBRID W-ZERO3 の実機を触ることができた。昨今のトレンドのような指先で画面を転がすようなユーザインターフェースにはどうもなじめない。SIMの機種変更だけでいいかな。
 板橋に戻ってから体育館へ。マシーンでランニング。「世界ふれあい街歩き(北京・王府井)」を見ながら。
 そういやさくらやが来月末で全店閉店だとか。ここしばらく行ってないが、新宿のさくらやホビー館にはお世話になった。
 パソコン用の外付けマルチドライブとしても使えるCDウォークマンとかあったら便利な気がする。
 今日は早めに寝る。

01月16日(土) 「眠れない」

 正しい「眠り方」を知りたい。
 眠れない夜はいろいろなことが頭をよぎる。将来の不安。現状の延長線上にあるのは悪い結末。それを分かっていながら、何もできない、何かしようとしない自分。生きる目的、人生の目標を見出せない。ただ、死にたくないから生き、目先の楽しみに惑わされてばかりの日々。貯金も増えない。
 どれだけ眠るのが下手でも、やがては眠る。そして朝は来る。
 いろいろ押し迫っているらしいので休日出勤。今日の大相撲中継のゲストは野村克也氏ということなので録画予約しておく。
 通勤時は「日本全国49ヶ所 祟り山!禁忌伝説 いわく多き怖い怪奇山!」を読み中。その山の地理や歴史を紹介するあたりはきちんと書かれていて興味深いのだが、イニシャルのみで登場する郷土史研究家、歴史雑誌編集者、オカルトライター・・らの怪奇証言を取り上げるくだりに入ると途端にくだらなくなる。それでも、ちゃんとしてる部分はあるのでまぁ面白い。あと、変換ミスの誤字が多い。
 映画「かいじゅうたちのいるところ」の公開が始まっているが、原作の絵本を読んだ限り、行って遊んで帰ってくるだけの話なのだが、あれがどう映画になっているのだろう。その世界に危機が訪れて主人公とかいじゅうたちが大活躍とか、かいじゅうたちを退治しようとする悪い大人たちと戦うとか、そんな感じなのだろうか。かいじゅうたちはCGではなくきぐるみだと何かが読んだ気がする。
 期待はしていなかったのでこの事態も想定できたというか、とりあえず高速道路は、無料とは言わないが値下げの目処をちゃんとつけてから解散して欲しい。
 明日から運転免許の更新ができるようになる(誕生日一ヶ月前)。散髪に行ってからにしよう。
 セブンイレブンでいろいろ受け取り。amazonで視聴して良さげだったのでKANのライブのCDを購入した。同じ曲でも普段アルバムで聞くのと感じが違っていて面白い。その歌声を生を聞いたことはないが、コンサートへは一度行く機会があった。2001年の3月10日、会場は東京のどこだったか。チケットも購入していたのだが、後からVAMOS直島大会が発表され、そちらを選んでしまった次第。一度は行ってみたいので、またいずれ、時期と気分がうまくかみ合った時にでも。

今日のセブンアンドワイ受け取り: だから貯金が増えない
 KAN 「LIVE 弾き語りばったり#7 〜ウルトラタブン〜」(CD)
 クールポコ 「THE 男」(DVD)
 篠房六郎 「ナツノクモ」(1)、「篠房六郎短編集〜こども生物兵器〜」(漫画)
 ひろさちや 「やまと教 日本人の民族宗教」(新潮選書)

01月15日(金) 「雅山をもっと雅な感じにするとかさぁ」(大相撲改革)

 具合が良くなったので復帰。そして明日も仕事。
 バンクーバー五輪のマスコットが可愛い。グッズを買いたい。
 ヤフーから「ヤフーランク」のお知らせが届く。「1月末までに対象サービスをあと24,920円ご利用いただくと、ゴールドランクを継続できます!」。その手には乗るか!来月はブロンズ聖闘士に降格。
 テレビでハイチの惨状を目の当たりにしたので、溜まったヤフーポイントを2,000ポイント募金。


雪が降ったら耳ダルマを!

01月14日(木) 「noro3」

 強烈な腹痛はなくなったが、発熱と下痢は継続中。もっかい病院に行ってクスリを処方してもらう。

01月13日(水) 「noro2」

 最大3kg減ったが、多分すぐ戻る。
 クスリのおかげかだいぶ状態はよくなった。昨日何も食べてないので腹が減り、もう大丈夫かと物を食べたら再び下痢。
 千代大海が引退を発表。千代大海の不戦敗の後の4大関が揃って黒星。「千代大海の呪い」と名付けよう。

01月12日(火) 「noro」

 明け方気分が悪くて目が覚める。トイレで下痢と嘔吐を繰り返す。
 朝になりそれが治まってくると今度は強烈な腹痛が定期的に訪れるようになる。仕事場に休みの連絡を入れ、病院にも連絡してみると午前中は混んでるようなので午後に伺うことする。
 昼を過ぎると腹痛も治まってきたが今度は発熱。倒れそうになりながら雨の中を病院へ。医者からは「ノロウイルス」との診断を受け、クスリをもらって帰る。
 帰宅してからネットでノロウイルスについて調べてみると、確かに書かれている通りの症状が出ているが、感染経路に思い当たるところがない。伝染っちゃう系の病気なので、大事をとって明日も休むことにする。

01月11日(祝) 「僕がいつまでもちゃんとした大人になりきれないのは、あの時、成人式に出なかったからだ」

 と気付く。
 早い時間に目が覚めたが、今日はあまり良い天気でもないようなので寝続ける。
 昼前に起きる。出かけるとお金がかかるので、部屋にこもって最近のデジカメ画像の整理。
 ヴァームウォーターの在庫が少ないのに気付き、買いにでかける。志村坂下のオリンピックへ。子供用のゲームコーナーに「ロボダッチ」のゲームがあって驚く。ロボダッチは僕と同じくらいの年ではなかろうか。ヴァームウォーターは値下げされていて、1ケース(24本)1,680円になっていた。2ケース買い。
 一度帰宅して、それから体育館へ。「タイムスクープハンター」の正月スペシャルを見ながらランニング。


カナエルコーン

01月10日(日) 「さすがはメイロ喫茶、出口が分からねぇ」

 午前中に起きたが、だらだら過ごすうちに午後に。
 東板橋公園に出かけたりした後、バイクで川口市方面へ。ヤマダ電機2店を回った後、道を探しながらふらふらしてたら巨大ショッピングモール、川口アリオに行き当たったので寄ってみる。ペットショップコジマで店員がフェレットを出してたので触らせてもらう。可愛い。帰宅。
 東板橋体育館へ。トレーニング室の定期を更新。マシーンで走る。「ターミネーター サラ・コナークロニクルズ2ndシーズン 第17話『それぞれの思い』」を鑑賞。買ったから見ているが、そんなにそんなに面白くもない。あと5話くらい。

01月09日(土) 「筑波山地」

 6時半に起きられたので筑波方面に出かけることにする。7時過ぎにバイクで出発して三郷から常磐道。天気が良いので三郷からでも筑波山がはっきりと見える。こんな日は遠出せずとも文京シビックセンターの展望台から景色を眺めるのも良かったかもしれない。桜土浦で降りて、つくば学園都市方面へ。9時。
 つくば三井ビルの展望台から都市を眺めた後、学生の時(1994年)に住んでた二階建てアパートを探しに行く。学園都市もちょっと端の方に出ると、途端に田園風景画が広がる。アパートは健在。2階の3部屋が共同で使った二層式洗濯機は全自動のものに変わっていた。そう言えば近くに神社があったなともう少し先の方まで行くと、林の中にひっそりと立つ妻木神社があった。タケミナカタ、タケミカヅチ、菅原道真を祭っているが、タケミナカタとタケミカヅチは仲が悪そうなイメージ。


学園都市と筑波山

 東大通を北上し、筑波山方面へ。途中、高エネ研前をちょっと過ぎたところで、動物の事故の脇を素通り。一瞬だったが、どうも猫っぽくなく、犬でもタヌキでもないように感じ、気になって引き返して確認。ウサギだった。野生なのか、飼われてたものなのか。車に潰されないように、歩道に移動させておく。

 
筑波山 / 筑波山から見る富士山

 10時。今日の目的は筑波山の北に連なる筑波山地のバイク縦断。筑波山はあっさりめで。中腹の筑波山梅林から続く奥の道を進んでみる。昔、途中まで行って引き返した記憶がある。真っ白な富士山がよく見える。風も冷たく結構寒い。日の当たらない箇所では、道路の窪みの水溜りが凍ったままになっていて危ない。山の中腹の西側を半周して北側に出る。南側のメジャーな登山道の他に、北側にも登山道があることを知る。何箇所かの分岐で「酒寄駅まで何km」みたいな表示がいくつか見られた。この辺、鉄道なんて走ってたっけ?と思い、帰宅後に調べてみると、1987年に廃止された筑波鉄道筑波線の駅だった。湯袋峠に出て筑波山を後にする。
 筑波山地をほぼ尾根沿いに縦走する北筑波稜線林道に入る。湯袋峠から上曽峠までの区間は四輪禁止だそうで、入り口の道路に二本のポールが立っている。入ってみるとなるほど、道は狭いし、端の方の整備が微妙。出口もポール。上曽峠からきのこ山に入る。きのこ山から足尾山にかけての標高500メートルくらいのあたりには、道端すぐのところにハンググライダーの出発場所が何箇所かある。拓けているので見通しも良い。東側には八郷盆地とその向こうに霞ヶ浦が広がり、西側には桜川市の田園風景とその遥か向こうにおそらく日光の真っ白な山々が見える。

 
八郷盆地方面 / 桜川市方面

 11時半。足尾神社の入り口があったので、バイクを降りてそこから山道に入る。しばらく坂道を登るとやがて拓けた場所に出る。一角にたくさんの古くなった靴が積み上げられていた。「パンズラビリンス」のペイルマンの部屋を思い出す。皆食われたのだろうか。否。足尾神社は足の病を治す神様がおられるらしいので、参拝が祈願をして置いていったものらしい。その奥に屋根のないブロック塀が三方を囲った一角があり、その中に小さなお社がひっそりと建てられている。賽銭箱は古くなって壊れ、底が抜けている。お社の傍らに天狗の面が置いてあり、ブロック塀にもカラス天狗と思しき像が描かれている。この先にある加波山とかこの辺には天狗が多くいるらしい。山頂に至ると思われる石段が奥に続いているようなのでそちらへも。足の神様だけあってなかなかに足を鍛えてくださる急な道を登りきると、足尾神社の本殿が建てられた山頂に到着する。なかなかに良い眺め。来た道を降り、バイクまで戻る。帰宅してからネットで調べると、2006年頃にはこのとき既に半壊しながらも神社にはまだ屋根があったらしい。

 
足尾神社 / 本殿

 先に進むと、前方に大きな風車が見えてくる。羽の回っているのが一機と、羽のないのが一機。大塚真壁線と交わる一本杉峠に到着。東側は「この先通行不能」、西側は「この先車両通行不能」の看板。真っ直ぐ進む。風車は「ウィンド・パワーつくば 風力発電所」のものだが、何故だか入り口には巨岩を使った豪快な車止め。工事中らしいが、これでは工事の車も入れないだろうに。入れないというよりは、ここに封じた何かを出さないようにしているようにも見える。この位置から東側に見える吾国山がきれいな形をしていたので、あとで時間があれば行ってみよう、と。

 
豪快な車止め / 吾国山

 加波山は花崗岩の山地だそうで、道沿いにもそういうのを切り出したりする会社があった。風車の車止めもそこからもらったのかもしれない。
 加波山神社の案内に従って脇道に入る。しばらく進むと加波山神社に到着。12時10分。ここにも天狗面。昔から山岳信仰が盛んな場所で、不動明王が祭ってあったりと神仏習合の名残が見られるが、地蔵菩薩の石像の顔が抉られていたりと、明治の廃仏毀釈時の傷痕も残されている。山頂に続く山道を登るが、巨石、奇岩がごろごろしており、道も道と言い難い、正に修行の地。山頂付近の尾根伝いに、それぞれ親宮、中宮、本宮、そしてたばこ神社(この辺で葉タバコの生産をしているらしい)の本殿があるが、どうも仲が悪いらしく、中宮拝殿の壁には「親宮、本宮はニセモノですから」的な張り紙がしてある。本宮本殿のあたりが山頂。標高709メートルと、この辺では筑波山に次ぐ高さ。

 
加波山神社 / 山頂付近の本殿

 加波山は明治に起こった「加波山事件」の舞台らしいが、「かばさん事件」とすると可愛くなる。神社入り口の道を更に進むと、燕山の南峰にたどり着くが、ここから先は登山者用の道となり、車両の通行は無理っぽいので、脇道の入り口まで戻る。ここからは下り。平地まで降りる。
 板敷峠を経て、さっき見た吾国山に向かう。「7000m先二輪通行禁止」の看板が立つ。これはkmでは書かないルールなのだろうか。7000m先のことは7000m先で考えることにして進み、吾国山を登っていく。こちらも途中にハンググライダーの出発場がある。さっきまで縦走してきた、きのこ山〜加波山がよく見える。13時半。


筑波山地

 吾国山の山頂に向かう登山路が現れたのでバイクを降りる。少し登ると「山頂うかい路」と「急な坂道」の分岐に出くわしたので、せっかくだから俺はこの「急な坂道」を選ぶぜ。本当に急で、足元は土で滑るで、道の両脇の木々に張られたロープを掴まないと登れない。なんとか登りきって山頂に到着。518メートル。山頂の神社を拝んで降りる。
 バイクで更に進むとやがて7000m地点の道祖神峠に到着。ここから先のフルーツラインはやはり二輪は通行止め。行っちゃってもよかったが、ここは素直に引き返す。別の道を使って吾国山を一周する感じで、板敷峠付近に戻る。親鸞法難の地という大覚寺に寄りつつ、土浦笠間線を南下。この辺から帰路。昨年末と同じルートになりそうだったので、千代田石岡ICには向かわず、土浦方面に向かう。が、また二輪禁止の道。迂回。土浦北から常磐道に乗り、帰宅の途。
 筑波の人材で揃えたアイドルユニット「TKB48」を考えた。

01月08日(金) 「そこは足湯じゃない!足湯なんかじゃないんだ!」

 今週末は仕事場のマシーンが止まることが今日の夕方になって分かり、明日の出勤は無しになった。良かった。
 帰宅して体育館へ。閉館40分前。30分走って終わり。「ダーウィンが来た!」(トキの話とキリンの話)を見ながら。

01月07日(木) 「とりあえず七種類、適当に見繕ってきたけど?」

 ペーパーバック、かな?(昨日の話)
 ウィルコムがブラックベリー型のスマートフォンを出してくれれば僕の中では全てが丸く収まる。
 つけ麺をやってる店に「温もり(温かい麺)できます」とか書いてあるのを見て、「ぬくもりでお願いします」って言ってしまう人がいそうだ。
 どうせ土曜も出なきゃならんのならそんなに頑張ることもないやと、今日は20時に退勤。一度帰ってから、体育館へ。
 トレーニング室の一ヶ月定期が明日で切れる。今日で10回目の定期利用。ギリギリ元を取れた。60分使っていいマシーンが埋まってたので、今日は30分のマシーンで走る。30分番組「ダーウィンが来た!」(ウミガラス)を見ながら。
 週刊少年チャンピオン。巻末で連載中の「木曜日のフルット」が連載一周年を迎えた。週2ページなのでこれで100ページくらい溜まったのだろうか。コミックスが出るのはいつの日か。去年の短期連載「ジョギリ屋ジョーがやって来る」が面白かったフクイタクミ氏の新連載「ケルベロス」」が始まった。期待しよう。


フルット

01月06日(水) 「世の中のダメな人達に聞いてみなよ!みんなそう言うから!」

 週末出ろ令が出た。せっかくの3連休なのに。
 コンビニで売ってる500円くらいの読み捨て本(正しくは何て言うのだろう?)、最近は漫画以外にもいろいろ出てて、興味深いものも時々ある。先日買った「日本全国49ヶ所 祟り山!禁忌伝説 いわく多き怖い怪奇山!」もそれだし、今日は「封印された日本の離島 島に秘められた歴史ミステリー」と「恐怖と狂気のクトゥルフ神話」を買ってみた。
 「一個人」の2月号に書いてあったが、破魔矢は本来、破魔弓とセットで使うものらしい。

 買い漫画: 「百舌谷さん逆上する」(2・3)

01月05日(火) 「カシミール」

 宝くじは12,000→1,200円。隠居はまだ先だ。
 「原始仏教」を読み終え「一個人」の2月号を読み始める。
 ライフでUCCの微糖缶コーヒーがケース(30本)で1,050円とお買い得だった。
 「山あるきを楽しむ カシミール3D活用術」という本を本屋で見つけ、地図を立体的に表示させる「カシミール3D」というソフトがあることを知る。CD-ROM付きのこの本を買って帰り、家で試す。難しい。なかなか本に載ってるようなかっこいい絵ができない。


筑波山界隈

01月04日(月) 「仕事始め」

 寝不足ながら明け方に「ターミネーター2」っぽい夢。盛り上がってきたところで目が覚めると、朝になっていた。
 仕事始め。今月は更に忙しくなるようで体育館には行けなさそう。でも今の現場は多分今月まで。来月からの仕事を決めなくてはならない。
 平日は電車で本を読んでる時くらいしか楽しい時間がない。

読み中:
 「原始仏教 その思想と生活」(あと20ページ)
 「ニューエクスプレス エスペラント語」(7割読了)

待機中:
 「一個人 2月号 保存版特集 日本の神様と神社入門」
 「修験道の本 神と仏が融合する山界曼荼羅」
 「日本全国49ヶ所 祟り山!禁忌伝説 いわく多き怖い怪奇山!」
 「ロマンティックSF傑作選 時の娘」

01月03日(日) 「ヒゲじいを地下に閉じ込めたので、今日は奴のツッコミは入りません!」

 2010年と言えば「トランスフォーマー2010」だが、見てないので何が起こるのかは分からない。あと別件で7月末頃に、美しかったサロニカの街が謎の組織SMOによって破壊される予定。
 羽根突きを何百年も続けてきたのだから、日本人は(似ている(ような気がする)競技の)バドミントンがもっと上手くても良いと思うのだが、残念ながら正月にしかやってこなかった。年間通じて行うスポーツとして子供たちに普及させれば、バドミントンのレベル向上につながるのではないかと考える(顔に墨を塗るルールは正月期だけ適用とすることで正月の優位性は保つ)。同じく正月行事である独楽回しや凧揚げは、姿は多少変われど正月行事から脱却している。
 羽根突きで顔に墨を塗る光景は漫画でしか見た事がない、というか、羽根突きをしている光景を生で見たことがない。
 今日は場合によっては山に行こうかとも考えていたが、眠かったのでゆっくり寝てた。昼になって外出。大山から東上線で池袋へ。東急ハンズで、山で使う用の杖を見る。見た目あまり変わらないが、安いのも高いのもある。錫杖っぽいのが欲しい。新大塚まで歩いて丸の内線で移動。

 
近所の猫 / タヌキオクトパス

 蛸と狸が力を合わせてみんなの幸せを守る。
 御茶ノ水で降りて、湯島聖堂に寄りつつ、神田明神に向かう。湯島聖堂の屋根の上では虎っぽい生き物が下を見張っている。神田明神は大賑わい。破魔矢とか熊手とか買ってる人がたくさんいるので、僕も買おうかと思ったが、持ち歩くものでもないし、飾って拝むものでもなさそうだしと、使い道が分からないので買わず。

 突如自宅に現れた魔物に家族を殺され、自らも隅に追い詰められてしまう。ここまでかと観念しかけたところで、飾ってある破魔矢に気付き、魔物に向かって投げつける。矢は魔物の眉間を正確に貫き、魔物は絶叫と共に絶える。 ←使い道?

 
湯島聖堂の屋根の虎っぽい生き物


神田明神

 秋葉原は初売りで賑わう。「武器屋」(日本刀や西洋の武器のレプリカを売る店)に仕込み錫杖があったのでちょと欲しかったが、やっぱりコンパクトに縮められるやつがいい。年明け早々、あちこちでメイドがビラ配りをしている。そういう店に入ったことはないが、店に客がいない間、メイドたちが店内でどんな悪態をついているか聞いてみたい。
 上野まで歩いて電車で帰る。
 大河ドラマ。今年もなんか見なくていいや。
 録画しといた「ゆく年くる年」などを見る。

01月02日(土) 「仙台−東京」

 昨日とは打って変わっての晴天。

 
実家の猫 / 実家の庭


権現森

 権現森から下愛子を挟んで向かい側に蕃山という山がある。こちらも400メートル弱の低山だが、すごい伝説があることが分かった。その昔、弘法大師がこの山を霊場にしようとしたが、天狗の群れに邪魔をされたので諦め、紀州で高野山を開いたのだという。その後、瑞巌寺の雲居禅師が大梅寺を建てようとした時も、天狗たちに邪魔をされたが、磐司・磐三郎という山賊の兄弟が天狗を追い払った、のだとか。機会があったら登ろう。
 午前の新幹線で東京に戻る。指定席が売り切れてて焦ったが、自由席に座れた。
 巣鴨駅から旧中山道沿いに歩いて帰る。巣鴨地蔵通り商店街に建つ真性寺は、江戸六地蔵の一つだが、肝心の地蔵尊は現在京都で修理中なのだそうで、留守中はお身代わり地蔵をお迎えしているのだとか。商店街は大賑わい。思いのほか、若い人の姿もよく見かける。
 とげぬき地蔵こと高岩寺では、洗い観音に大行列。自分の体の良くない箇所と同じ部分をゴシゴシとやる。庚申塚を抜けると人通りも減り、静かになる。そのまま歩き続け、明治通りを横切り、板橋駅前商店街に入る。近藤勇のお墓も拝んでいく。

 
巣鴨地蔵通り商店街 / インドカレー屋さんのいい感じの新年の挨拶

 国道17号線を横切り、板橋宿に入る。宇喜多秀家のお墓のある東光寺で、ペット観音像を発見。観音様の足元に犬、猫、うさぎ、リスが集まって観音様を見上げている。


ペット観世音菩薩

 商店街沿いの観明寺(板橋七福神・恵比寿)、遍照寺、文殊院(板橋七福神・毘沙門天)と詣でて帰宅。
 「AtoZ」とか「ワンダー×ワンダー」とかで紅白を取り上げるのは手前味噌過ぎるだろう。「龍馬伝×プロフェッショナル」とか。見てないけど。
 もらったモンブランについてネットで調べてみる。万年筆の方はシルバーでペン軸に「585」と書いてある。「当時25,000円の品」というやつっぽい。ボールペンは「NOBLESSE」と書いてあるが特定できない。とりあえずボールペンは使おう。


ホワイトスター

01月01日(金) 「2010」

 22時に家を出て、静かになった商店街をぶらぶらと歩いて新板橋から電車に乗り、乗換えを経て上野で降りる。上野で年越しそば的な麺類を食べて、秋葉原まで歩く。深夜の秋葉原は結構明かりが灯っているが、その多くは飲食店のもの。随分と増えた。秋葉原から再び電車に乗り東京駅へ。駅前の高速バス乗り場に向かい、年明け直前の23時55分に出発したのは去年の最後の日のお話。
 今年の話。高速バスの車内では寝ようと頑張るほど眠れなくなるので、この間開発した、音楽を聞いていつの間にか眠るのを待つ作戦を実行。度々時計を確認したが、少しは眠れただろうか。5時半に仙台駅到着。まだ真っ暗。冷たい風が吹き、足元は薄く雪が積もる。
 電車もバスもまだ動いていない時間の到着なので、仙台駅から実家までの15〜20km?を歩いてみる予定だったが、寒過ぎるので中止。距離を縮めて権現森縦断コースに変更。6時10分の仙山線始発に乗り、実家の最寄駅(とはいっても5kmくらいある)の一つ手前、葛岡駅で降りる。6時半。雪が強くなり、傘を取り出す。広大な葛岡墓苑を抜けて、東北自動車道を跨ぎ、権現森の入り口の一つ、国見橋登山口に到着。7時10分。日の出の時間は過ぎたが、天気は宜しくなく、初日の出は見えない。
 権現森は仙台市の西部に広がる森で、市の「緑の名所100選」の一つになっている。最高点の権現森山は標高314mの気軽に登れる低山。今年の登山初め。登山道には薄っすらと雪が積もり、昨日の足跡が残っている。登っている途中でようやく雲が途切れ、木々の向こう側に太陽が顔を出した。

 
登山道 / 初日の出

 最高地点を経て、活牛寺方面へ下山開始。7時半。こっち方面は足跡がなく、新雪を踏みしめながら進む。


下愛子地区

 活牛寺登山口から山を降り、活牛寺で初詣、狸神に今年の無事を祈る。境内には誰もいないし、雪の上には足跡もない。ここから車道を行く。道沿いにある慈光院に寄ってみたがやはり無人。その後に寄った長泉寺、徳源寺も無人。足跡もない。風雪が強くなり吹雪く。傘を前に突き出して進む。
 宇那禰神社まで来てようやく、神職の方が社務所でお守りを売っている姿を見る。この神社は母校の小学校の前にあることもあり、馴染みの深い場所であるが、長いこと訪れていなかった。今日気付いたことだが、この神社の狛犬は頭頂部に一本角が生えている。そして尻尾が8本くらいある。何者なのだろう。

 
長泉寺 / 宇那禰神社の狛犬

 電線にスズメが100羽近く集まって団子になっていた。本人らにしてみれば大変なのだろうが、寒さに耐えて丸く膨らんでいる姿は可愛い。
 道端によくある石仏・・でもない、石碑・・でもない、道祖神?ともちょっと違うか、何と呼ぶのだろう、丸かったり角かったりする平たい岩に石に文字だけで描かれた神様。そういうのも最近気になるようになった。

 
スズメ / 石の神様

 小学校の通学路の途中に、木が鬱蒼と茂った山の前に鳥居が立ち、そこから木々の影となって昼間も薄暗い急な坂道が山の中に続いている場所がある。子供の頃そこは「入ってはいけない恐ろしい場所」だった。一時期、町(当事)の教育委員会が「荒神館跡」という説明の札を立てていたが、いつの間にかなくなっていた。奥がどうなっているのか気になり、とうとうそこに足を踏み入れた。雪の上には人と犬の足跡が残っている。急な坂道を登りきると、そこには小さな社があり、名前の分からない神様が奉られていた。拝んでいく。
 9時半頃実家に到着。結局、雪の中を10kmくらい歩いてた。
 餅やおせち料理を食べたり、猫を撫でたり。1988年生まれの実家の猫は今年で22歳になる。
 父親からモンブランの万年筆とボールペンをもらった。叔父夫婦の新婚旅行土産(35年くらい前にグアムで買ったらしい)なのだとか。モンブランなんて初めて見たよ。

 
実家の猫

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