大仁田厚プロレスリング
01/12/02 石川・石川産業展示館3号館大会

 4年弱前、ここの2号館で、現エッジ&クリスチャンのカナディアン・ロッキーズが、新東京プロレスのトーナメントを勝ち抜いてCCWタッグ王者になった。
 今回は広い3号館を半分に区切って会場として使用。四方にいろんなスポンサーの垂れ幕。大仁田が売店でサイン会中。

第1試合 シングルマッチ
 トーカイ・ブシドー VS マスクド・インベーダー


 ブシドーはいつものように観客とハイタッチしながら会場を一周。インベーダーにはいつもの会場さんではないなんらかのマスクマンがセコンドにつく。「ディス・イズ・トレーニングチューブ!」と、携えてきたゴムチューブでいきなりトレーニングを始めるインベーダーと会場さんではないなんらかのマスクマン。手が滑って?、会場さんではないなんらかのマスクマンがチューブを離してしまい、インベーダーに直撃するという、ゆーとぴあみたいなネタを披露。試合前からダメージを受けるインベーダー。
 試合は一言で言うなれば、お粗末。ブシドーにはいい時と悪い時の波があるようだ。スワンダイブはミスるし、側転エルボーもヤバかったしで、今日は悪いブシドー。インベーダーはインベーダーであんなもんで、更に、会場さんではないなんらかのマスクマンが、本部席のマイクを使って「ディス・イズ・インベーダースパイク!」とか例のやつをやって、場を盛り下げる。最後はトレーニングチューブの相打ちで逆転したブシドーが勝利。

第2試合 女子シングルマッチ
 中山香里 VS 猫のマスクウーマン


 有名なコンプレとやらの一員ということで、いい選手なんだろうなと中山に対し勝手に思っていたのだが、どうもそうでもないらしい。流れも何もないつまらない試合。

第3試合 IWAミドル級選手権試合
 森谷俊之 VS 茂木政淑


 茂木はちゃぶ台持参で入場。森谷さんは THE GAME で入場するが、水吹きは無し。パンツの模様は「MMM」?石川県議会の副議長だかが、タイトルマッチ宣言を読み上げ、続いて観客を立たせて国家斉唱。なんなんだ?何かのギャグなのか、これは?試合はオーソドックスな展開から始まり、中盤以降ちゃぶ台等を使ったエクストリームなものに、そして茂木優勢になっていく。最後はフィッシャーマンバスターで茂木が勝利するも、「彼は足をやっちゃって途中から全然動けなくなってしまった。今回取ったこのベルトは会社に返すから、いずれ人数集めて王者決定トーナメントをやろう」とベルトとトロフィーを返し、賞状を破り捨てる。

 引き上げる茂木。

セミファイナル 6人タッグマッチ
 高木三四郎、橋本友彦、負死鳥カラス VS 佐々木貴、MIKAMI、タノムサク鳥羽


 高木組の入場口に若者が群がり、局地的に盛り上がる。

 試合はいつものDクオリティ(今作った造語)の試合。

 ダッシュからの相打ち。

 中盤、怪我をしている手を狙われたMIKAMIだったが、高木の「金沢のみなさん!ありがとう!」ラリアットを凌ぎ、合体雪崩式パワーボムを、佐々木らの援護でウラカンラナで切り返して反撃。最後はMIKAMIのスワントーンでグロッキーのカラスに、佐々木がとどめをさす。6人繋がって高々と手をあげてフィナーレ。

 休憩、及び三四郎集会&撮影・サイン会。客が群がり、色紙やプロレスカードにサインをもらっていた。「三四郎と話しちったよ!」とか「三四郎、やっぱいいやつだ」とか喜ぶ客達が印象的。

メインイベント ノーロープ有刺鉄線なんとか8人タッグデスマッチ
 大仁田厚、サンボ浅子、誰だか、佐野直 VS 中牧昭二、矢口壹琅、誰だか、ヤセ矢口2001 with会場さん


 どっちも一人ずつ覚えてないのでもしかすると6人タッグだったかもしれない。休憩時間のうちにリングに有刺鉄線が張り巡らされ、凶器(脚立、ゴミ缶、プラ衣装箱)が設置される。両軍が入場したところで早速試合開始。観客大興奮で総立ちの大盛り上がり大会で、全然見えないので退館。

 あとで思い出したが、今の大仁田は国会議員のセンセイなんだよな、そういや。そら、県のお偉いさんも来るよな。

2001年の観戦記