I.W.A.JAPANプロレス
01/07/15 東京・後楽園ホール大会

第1試合 タッグマッチ
 <SPWF>高智政光、阿部拓巳 VS <偽造軍団・一宮グループ>石井智宏、上野幸秀


 オープニングマッチはSPWFの若手2人と偽造軍という、外様勢同士のタッグマッチ。一番の若手、阿部の頑張りもあり、I.W.A.JAPAN所属選手が混じっていたらとてもこうはならなかったであろうという、なかなかの好勝負になった。

第2試合 女子シングルマッチ
 三田英津子<フリー> VS 倉垣翼<JWP>


 まぁ、普通な感じに。

第3試合 特別試合
 ウルトラセブン<湘南プロレス> VS ミスター・ポーゴ<WWS>


 ポーゴは武器袋持ちを従えて入場。セブンさんの奇襲からスタート、ポーゴのブーツを奪っての攻撃を見せるセブンさん。それで火がついたのか、ポーゴは徐々に、極悪魔王の表情を取り戻し、ついには鎖鎌を持ち出した。セブンさんを絞首刑にするが、そこにウルトラマンが乱入し、ポーゴに攻撃。ポーゴの攻撃?でダウンしていたレフェリーが、ゴングを要請、ドローに。ポーゴがウルトラマンに反撃するとマスクがあっさり取れ、宇和野が正体を現す。更に松田も入ってきて、ポーゴと客席乱闘。ついにポーゴとI.W.A.JAPAN正規軍が決裂。8月12日のWWS興行での激突は必至。宇和野は7月20日の大津大会でのポーゴとの一騎打ちを要求。

 

第4試合 タッグマッチ
 アジアン・クーガー<フリー>、木村浩一郎<JPWA> VS ザ・グレート・タケル、田中将人<コンプレ>


 木村の田中への攻撃が厳しい。グラウンドでの関節の取り合いでは、木村が田中を圧倒。この辺とこはこういう風なもんなのかぁ、と。木村と田中が場外で乱闘をしている最中に、リング上ではタケルがクーガーからラ・マヒストラルで勝利。

メインイベント 6人タッグマッチ
 <I.W.A.正規軍>宇和野貴史、平野勝美、松田慶三 VS <偽造軍団・一宮グループ>三宅綾、YUJI KITO、一宮章一


 「偽造」というよりは「ダミアンの物まね」という感じがする、”偽造王”一宮の偽造攻撃、長州やら天龍やら。セミまではI.W.A.JAPANらしからぬ攻防が続いていたが、宇和野、平野さん、松田、三宅らが出て、ここでようやくI.W.A.JAPANらしさが出てきた。改心していたはずのシスター太野がシスター服を脱ぐと、その下は「偽造」Tシャツ。再び悪のココロに囚われてしまったバッファロー太野。試合は偽造軍が勝利し、浅野前社長は偽造軍に囚われ、十字架に磔にされてどこかへ連れ去られてしまう。リング上に残った松田が、「浅野は必ず取り戻す」と大津でのリベンジを宣言。

2001年の観戦記