我道會館第三回自主興行「我道外伝〜最終章〜」
01/07/08 東京・相模原市総合体育館大会

第1試合 水埜正行<シラット道場>シラット VS 菅原伊織<我道會館>空手

 我道會館館長、菅原伊織選手は今大会の後、長期の休業に入るとことから、今大会では、一挙5人の相手と闘うことにしたらしい。
 初戦の相手は、シラット武術使いの水埜選手。98年のDDT鶴見大会で酔拳使いのジャッキー・リンと死闘を演じたスナヤンの人だ。礼儀正しく入場し、華麗な演舞を披露。独特の動きで菅原選手をけん制する水埜選手。寝技に移行した後の、スタンディングアキレス固めで菅原選手が勝利。

第2試合 喜舎場朝則<フリー>琉球空手 VS 川村翼<我道會館>空手

 時間切れ。ハイキックでポイントを奪っていた川村選手が判定で勝利。

第3試合 平田庄司<フリー>総合格闘技 VS 松崎雄也<我道會館>空手

 平田選手が裸締めで勝利。

第4試合 広瀬和哉<フリー>総合格闘技 VS BADMAN-KEN<フリー>総合格闘技

 広瀬選手が素早い動きでBADMAN-KEN選手を圧倒、腕ひしぎ十字固めで勝利。

第5試合 阿僧祇<七転八倒武術>合気道 VS 西條伸一郎<我道會館>空手

 時間切れ引き分け。

第6試合 喜舎場朝則<フリー>琉球空手 VS ジ・アウトロー<我道會館>プロレス

 我道會館のはみ出し者、謎のマスクマン、ジ・アウトロー。どういうわけか菅原選手の5番勝負の一つらしい。ハイキック2本でアウトローの勝利。

第7試合 滝沢竜三<我道・神木會>空手 VS 大塚裕一<フリー>プロレス

 キングダム・エルガイツ、JPWA、T.A.M.A. BATTLE JAM、しのき祭りに続き、ZIPANGプロレスへの出場も決まり、格闘家からプロレスラーへとシフトチェンジしつつある大塚選手が、ビクトル式膝十字固めで勝利。

第8試合 木村プロ<WPY>実戦柔道 VS 川嶋正大<フリー>総合格闘技

 立って闘いたい川嶋選手と寝技で勝負したい木村プロ選手、終盤それがかみ合わず、時間切れ。ポイント差はなかったが、主審の判定で川嶋選手が勝利。

第9試合 大塚裕一<フリー>プロレス VS 菅原伊織<我道會館>空手

 5番勝負第3戦。体格差もあり、スープレックス等の大技の飛び交うややプロレスチックな展開。時間切れ引き分け。

第10試合 西條伸一郎<我道會館>空手 VS 菅原伊織<我道會館>空手

 5番勝負第4戦は愛弟子、西條選手との試合。館長の威厳を見せ、裸締めでの短時間決着。

エキシビジョンマッチ 喜舎場朝則<フリー>琉球空手 VS 阿僧祇<七転八倒武術>合気道

 急遽決まった?エキシビジョンマッチ。琉球空手 VS 合気道。エキシビジョンのため、勝敗を付けずに引き分けとなったが、白熱した展開となった。俺的に今日のベストバウト。

第11試合 木下史章<神木會>ボクシング VS 菅原伊織<我道會館>空手

 我道會館ルール+16オンスグローブを付ければ顔面パンチOKルール。第1ラウンドは両者素手で。ラウンド終了後、菅原選手の動きがおかしい。連戦の疲れがどっと出たのか。第2ラウンドからは両者グローブを着用。
 予定では2Rマッチだったが、第2ラウンド終了後、菅原選手が「ブッ倒れるまでやる」と延長戦を強行。延長戦に入ると木下選手のパンチがより鋭さを増し、的確に菅原選手の顔面を捉える。何度もダウンを喫する菅原選手だが、その度に立ち上がる。しかし、延長3ラウンド目、何度目かのダウンに、審判がついに試合を留める。木下選手のKO勝ち。
 前回に引き続き敗北に終わった菅原選手。絶叫の後、必ず復活することを宣言して退場。

 最後は記念撮影。

2001年の観戦記