I.W.A.JAPANプロレス
01/01/13 東京・後楽園ホール大会

売店でのミッシェル・スター。

売店でのディスコ・フィリー。初来日。カナダのチャンピオン、らしい。

全選手による入場式。ヒールも安易に参加拒否するのではなく、今回のように、出てくるけどリング下で徘徊、というのがいい。2月4日横浜大会にノア勢の参戦することが発表される。提供試合1試合と12/26の再戦。

第1試合 タッグマッチ
 ザ・グレート・タケル、佐藤竜騎士 VS ウルトラセブン、宇和野貴史


メキシカンテイストなセブンさん。

なんとか試合を引っ張って盛り上げていこうとするタケル、どっしりと構えて、要所要所で自分の持ち味を出していくセブンさん、どうにもいい感じではないブランク明けの佐藤と、伸び悩んでいる感のある宇和野、そんな4人のタッグマッチ。佐藤にはもうあんま期待してないが、宇和野はもっと伸びれると思うのだがなぁ。

第2試合 DDT提供試合 タッグマッチ
 佐々木貴、高井憲悟 VS MIKAMI、タノムサク鳥羽


佐々木と鳥羽のハードヒットな戦い。

彼らの試合の完成度はかなり高い。こういうとこに来るとそれをよく感じる。I.W.A.JAPANの若手にも見習って欲しいなぁ。MIKAMIのフォーフィフティーは芸術的。

第3試合 シングルマッチ
 平野勝美 VS タイガー・ジェット・シンジュク


序盤、中盤と平野さんがシンジュクを攻め立てる。シンジュクを場外にまで連れて行き積極ぶり。今年はやる気なのか?

終盤になってシンジュクが実力を発揮し出し、平野さんの技を切り返しての、一瞬のアームロックで勝利。

第4試合 女子シングルマッチ
 三田英津子 VS 武藤裕代


これまでに見てきた女子プロレス団体所属の選手の試合って、どれもある一定のレベルには達しており、男子インディーの一部を見てて感じるようなもどかしさを感じることはこれまでなかった。が、この武藤は違っていた。いい体格をしてるだけに余計にそう思えてしまうのか、どうも動きがよろしくない。勿体無いなぁ、とか思う。

セミファイナル インディペンデントクルーザー級選手権
 アジアン・クーガー VS ディスコ・フィリー


初来日のフィリー。ダンスで入場。試合開始後もダンスでクーガーの気勢を削ぎ、観客のハートを掴む。

ウォール・オブ・ディスコ、ディスコ・インフェルノ(共に勝手に命名した技名)でクーガーを攻めるフィリー。試合自体はまだまだ荒削りだが、いろいろトライしようという姿勢は良い。ただ、あのフロッグスプラッシュはいただけない。クーガーがクーガーロックで王座防衛。

メインイベント 6人タッグマッチ
 ミッシェル・スター、松田慶三、山下義也 VS ジャガーナット、YUJI KITO、新岩大樹


ヒール軍のセコンドには”偽造男”一宮章一と、石井智弘が付く。実質3対5くらいで乱闘しまくりながら試合が進む。IWAテイストあふれるリング内外を使ったハチャメチャな戦いは、松田が新岩を仕留めて正規軍が勝利。試合後一宮が、試合を見に来ていた元大阪プロレスの上野幸秀を勧誘。更に太野レフェリーに戻って来いと促す。太野さんが一宮の頬を張って拒絶の意思を見せると、ヒール軍総出で太野さんを袋叩き。そこに南側から現れたのはミスター・ポーゴ(付き人こーへーさん)。何しに来たのかと思えばヒール軍を蹴散らし、浅野社長に協力を申し出る。ポーゴを信じられない浅野社長はポーゴを無視して控え室に戻っていく。

2001年の観戦記