埼玉プロレス旗揚げ第”nana”戦
00/08/11 東京・板橋産文ホール大会

その1

 大田区民プラザが使用できなくなったため、板橋産文ホールへと北上を果たした埼玉プロレス。17時半頃、忘れ物をした飛田が家に帰ってしまったために、ここから往復2時間とみて、開始は19時半以降だな、と目星をつける。今回は平日ながらも盆シーズンということもあり、また、SAMURAIで必要以上に取り上げられてしまったために初めて来たと思われる客も多く、かなりの大入り。追加椅子なども出され、主催者発表で160人という入りとなった。
 ブロディ安藤の諸注意の館内規則のところで笑いがもれるなど、確かに初めてのお客さんが多いっぽい。”帰ってきたメインリングアナ”ブレーメン大島の挨拶で開始。

 飛田挨拶。開始が遅れた経緯について釈明。今日の相手、怪獣人GYAOPPPPI!!の説明。

第1試合 匿名希望<フリー> VS ”PWCリバーサイドプロレスの亡霊”スラッシュ<フリー>

 まず入場してきた匿名希望。何故に匿名か?

 スラッシュ。

 レフェリーは”リングアナの座を追われた男”ブロディ安藤。

 格闘系ファイターと格闘家の試合は必然的に格闘技っぽくなる。スラッシュの鋭い蹴り、匿名希望の重たい蹴り、関節技の攻防。この日初めて埼玉プロレスを見に来た人は、そのイメージとのギャップに驚いたかもしれない。試合は匿名希望が勝利。

 第2試合 長瀬館長<T.A.M.A.> VS ザ・おそろしゴリラ<フリー?>

 長瀬館長。恐ろしいゴリラが相手ということもあって緊張の面持ち。

 死を覚悟した者の見せる諦めの表情。

 おそろしゴリラ入場。相変わらず恐ろしい。

 座り込む。

 ボディチェックの際に暴れ出すおそろしゴリラ。

 試合開始。序盤からおそろしゴリラがパワーで圧倒。客に助けを求める長瀬館長。

 それでも戦う。格闘家として、人類として。

その2


20世紀の観戦記録