新生キングダム 「UWF GENERATION」
99/08/10 東京・北沢タウンホール大会

 選手入場式。メインで入江と戦う「DDT選手」は入場式出場を拒否。

アマチュアバウト
 今成正和<キングダムジム> VS 安藤信也<格闘技道場”信”>


 開始直後に安藤をフロントスリーパーに捕らえた今成。こらえた安藤だったがやがてタップ。0分21秒。

第1試合 グラップリングバウト 異種格闘技戦柔術vsサンボ
 稲野岳<カールソン・グレーシー柔術> VS 山本毅雄<木口ワークアウトスタジオ>


 打撃を排したルール。膠着しまくり、ブレークしまくる。15分時間切れ引き分け。

第2試合 セカンドバウト
 内藤恒仁<フリー> VS 藤沢一生<湘南プロレス>


 「Take the dream」で入場の藤沢、もうこの路線と決めたらしい。一方、内藤の入場には変な曲、「Uのテーマ」ではない。そしてなかなか出てこない内藤。Uのテーマじゃないからゴネているのだろうか。「出てこねぇじゃねぇか!」リング上の藤沢が怒鳴る中、登場する内藤。
 序盤はボクシングのように間を取ってパンチを飛ばす藤沢。中途半端なミドルキックを出したところを内藤にキャッチされ、そのまま後方へ投げられる。そうしてグラウンドでもみ合ううちに異常事態発生。藤沢が左足を痛そうにしてうめく。ドクターが入り、ストップをかける。1分12秒、TKOで内藤の勝ち。
 マイクを持った内藤が、中野との対戦を要求する。

第3試合 サードバウト
 カルロス天野<JWP> VS 磯崎ともか


 打撃からグラウンドに持ち込み、2分6秒、腕ひしぎ逆十字固めでカルロスの勝ち。

セミファイナル
 中野巽耀<フリー> VS 布施智治<キングダムジム>


 布施のテーマ曲が流れる中でストップ。ここで休憩。
 休憩後、やり直し。リングアナの前口上もそのままに布施入場。続いて中野が客席後方から入場。身長で勝り、体重でもひけを取らない布施だが、向かい合ってみると、全然体が違う。中野が打撃で圧倒し、ジャーマンで布施を投げる。2分31秒、チョークスリーパースリーパーで布施がタップ。実力の違いを見せ付けた。

メインイベント キングダムvsDDT対抗戦
 入江秀忠<キングダムジム> VS DDT選手<DDT>


 リングアナの前口上「兄の仇を・・」ってことは・・・勇作か・・。野球のバットを手に勇作入場。続いてタオルをすっぽりかぶった入江が入場。野人なので、どうやらキングダムルールを把握していない勇作。あっさりロープエスケープして1ポイント失ったり、「ヒット」の声がかかる前にグラウンドでの打撃を開始したり(1点減点)とかなりお粗末。最後は伝家の宝刀「ルタ式変形絞め」で4分16秒、入江が勝利。
 入江マイク。成瀬のトーナメントのこと、道場で自分に負けたU系団体のトップの人のこと、這い上がってみせるとのこと。次回は11月26日、下北沢で。

20世紀の観戦記録