TOKYO

伊皿子貝塚を保存展示

復元した竪穴式住居も

 付近の三田4丁目19番地で昭和53年に発見された縄文・古墳時代の貝塚断層を保存・展示。貝塚の層には、焼けて変色した牡蠣やばい貝などの殻があり、縄文人の食生活がうかがえる。竪穴式住居の模型の中には、当時の暮らしぶりを再現するとともに、自動音声による案内も。 敷地は明治・大正時代には華頂邸の庭園。そこに残る井戸は、震災、火災時の非常用に整備されており、いつでも水をくみ上げられる。ちなみに「一般細菌及び大腸菌が含まれていますので、そのまま飲むと人によっては軽い下痢を起こすことがありますが、煮沸すれば問題ありません」(高輪土木事務所)とのこと。 園内はベンチや芝生広場なども整備され、立地的にも高級住宅地の中とあり閑静。人怖じしないハトが多数。
【DATA】港区三田3丁目、伊皿子交差点ピーコック斜め前,浅草線泉岳寺駅より徒歩10分,¥無料,P無し

【立地便利度】■■□□□

【マイナー度】■■■■■

【感動指数】■■■□□

【季節・時間】年中・明るい時間帯

【所要時間】15分程度

貝塚の層を間近に見ることができる。幅数m、高さ1mほど 今でも枯れることなく水か汲み上げられる現役の井戸
竪穴式住居の模型・外観 住居内の様子(イラスト) 模型は囲炉裏を囲む家族

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