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雑記帳/2006-8-11

何か続いているな(笑)

江戸の文化や風俗を紹介しているテレビプログラムを見ていると突如、全珠連(全国珠算教育連盟)のお偉いさんが登場して「八算(はっさん)」を紹介していた。
検索してもらえば判るのだが、これは割算九九と言える代物。二一天作五(読み方は「に いち てんさくのご」。10を2で割って商が5・・の意味)くらいは聞いた事の有る人が居るかもしれない。読み方は江戸時代に定着したものと思われるが、語呂の良さがそれを物語っている印象だ。
これは俺自身も習っていないが、実際に算盤片手に試したところ、理にかなったものだという事は判った。算盤での除算を前提に作られたのだから当然なのだが。
が、八算は小学校での珠算教育が義務付けられた昭和初期から全く使われなくなった。乗算九九のみを使う事で効率化を図った結果だと思われる。
で、俺が通っていた珠算教室は今、どうなっているのか・・と思い、全珠連のサイトで教室検索をする。すると、どうだ。高島平、千石、坂戸(埼玉県)の三ケ所に有った教室が全て無いよ(苦笑)。それだけでなく、東京都の激選区だった板橋区の教室が軒並み、無くなっているではないか。
今でこそ、脳の活性化にいいという事で再評価されている算盤だが、現状は寂しい限りだ。まぁ、俺の場合は足蹴く通ったお陰で脳年令が実年齢より若々しい訳だが(笑)。
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