MARICA 真実の考察
真実の世界(True world)へようこそ!
 此処では、セガサターン用ゲーム「MARICA〜真実の世界〜」のゲーム中に於て、解釈が難しい部分、ゲーム内での解説が足りない部分を、自分なりの解釈で補完しようとするコーナーである。リプレイ中でデータを採取している段階なので、これからも項目を追加していく。

注意!

 此処より先の文章は、ネタバラしが多分に含まれているので、ゲームを終了していない人間が読む事は相応しくないと思われる。読みたくない人は、引き返す事を勧める。


「こ、これは偶然なのか?其れとも必然!?」
 まりかが超能力バルブを解放し、サイキとしての素養に目覚めた直後の戦闘にて、真実の徒の工作員「早駆け」が口にした台詞だ。
 これは、茨博士の話や、まりか達がまりかの祖父を訪ねた時に判明するのだが「偶然が、必然を引き寄せた」と解釈するのが自然だろう。工作員「影踏み」が、バルブをまりかに託した事。其の直後、まりかが祖母のお守りを持ち出した事。これが「偶然」の要素。そして、まりかの祖母もサイキであり、まりかにもサイキの素質があった。其れにより、バルブがお守りによって共鳴し、まりかの力を開放した。これが「必然」。
 余談であるが、まりかの母である永美、そして妹のはるみにも、サイキの素養があるらしい。これは、ゲーム中盤で入手可能な「母さんのリボン」「はるみのリボン」で窺う事が出来る。レベルの差は、単に素養の問題かと思われるが。
 
「私は真実の人(トゥルーマン)!
 真実を追及し、遂には真実そのものとなった男!!」
 真実の徒の責任者である真実の人が、時折口にする台詞。他の口癖として「黙らっしゃい!」等がある(笑)。
 さて、此処で言う「真実」とは何なのか。いきなり難解な部分に入ってしまったが(苦笑)。真実の人が言うところの「真実」は、かなり複雑怪奇である。何しろ、茨博士曰く「真実の人は、ファクトを私物化している」ので、計画した作戦にせよ、一貫性がない。ゲームの最後の方で読める日記でも、原因をすり替えている部分が見受けられる。
 これらでも判る様に、一般人の「真実」とは掛け離れている(苦笑)。