イベントレポート
1997年6月27日(金)
このエロマンガがえらい!? 〜マンガの中の性幻想〜
企画:メンズリブ東京・オタク部会
開催場所:新宿ロフトプラスワン

(文中敬称略)
 テーマは「男の子達の性幻想(セクシャルファンタジー)の多様化を反映する、エロマンガの可能性を語る」。
 司会進行は、絵呂漫画家の「玄田生(又の名を「山本夜羽」)」。ゲストは「しのざき嶺」「きょん」そして、今回は多忙で欠席となった「陽気婢」のピンチヒッターとして「小林少年」が来た。
 絵呂漫画は、あくまでも「ファンタジー」であり、現実の性とは区別する。このスタンスで、今回のセッションは進行された。
 テーマの関係上、悪名高い東京都条例の話もあり、其の辺りでの流通の苦労、各方面の裏話等のヤバい話も飛び交ったが、各人、絵呂漫画に対しては真剣に考えていて、仲々興味深い話を聞く事が出来た。どちらかと言うと、玄田としのざきの対談みたいな形になってしまっていたのだが(苦笑)。
 
【名言(暴言?)集】
 
しのざき「私、ち○ちん描くのが好きなんですよ」(場内笑)
 
玄田「ときめきメモリアルの、あんな絵でヌケますか?」(場内爆笑)
 
場内質問「自分の漫画でヌイた事はありますか?」(場内笑)
しのざき「やった事はあります(苦笑)が、結構辛いものがありますね」
玄田「ネームを考えている時にヌイた事は、何度もあります(笑)でも、ペンが入ってしまうと、テンションの関係で無理ですね」
 
【苦笑事項】
 セッションの冒頭で「作家さんにファンレターを出したり、雑誌のアンケート葉書を送った事がある人は、挙手して下さい」という、場内に対する質問が出たのだが、其処で挙手したのは、意外にも俺一人だった(苦笑)。俺は、気に入った作家や同人誌であれば、まめにファンレターを送っている人間でもあり、手前の同人誌での反響の少なさに嘆いていた人間の一人でもある。結局、大半は「読むだけで満足」しているのだろうね。
 
【写真を見たい人は、此方】
・会場となった「新宿ロフトプラスワン」
対談風景
玄田生氏
・今回のゲスト3人
・会場で見かけたもの
 
今回の反省点:録音機材も揃えておこう(苦笑)