■ユニーカーストーリィ
ある日、アクロイヤーが精密機械工場を偵察にいった時、工場のスクラップにレーザー光線を発射すると、その灰の中から小さな玉がころがり出したのだった。さらにアクロイヤーがレーザー光線を浴びせると、玉の中から手足がニョキニョキと伸びて、小さな、ヘンテコなロボットになったのだった!
そして、アクロイヤーを見つけると、突然「オカーチャーン」と叫んだ。びっくりしたのはアクロイヤーの方、あまり「オカーチャーン」「オカーチャーン」となつくのでしかたがなく、そのロボットを基地につれ帰ったのだったが…そのロボット、どこかに出かけたと思うとスクラップさながらの、これまたヘンテコな仲間をつれて帰ってくるのだ。そしてとうとう、ポンコツロボットの仲間が4人にも増えてしまった!!
そこで総統は、彼らを《ユニーカー軍団》と名づけ、基地に正式においてやる事にした。最初に拾ってきたロボットを《アクベー》と名づけたのだ。
アクベーはなぜか強力な磁力波をもっていた。自分の体にすいつくスクラップを組み立てて、それに磁力波を与えては仲間を作る超能力を生まれながらにもっていたのだ。こうしてアクベーはユニーカー軍団のガキ大将として、アクロイヤーの手助けをするのであったが…
何か命令しても半分は命令どおりにやるが後の半分はまったく反対の事をしでかすのだ。それにお互いの部品がどれであるかわからないので、毎日ヘンテコな形になるのだった。
ユニーカー軍団は命令に従って戦闘に出動するが、途中で破壊された所を元通りにしなくては気がすまないのだ。命令をわすれて、ただ「元にもどす」事しか考えていないので、アクロイヤーは大弱り。だからミクロマンもかまわないでおくのだ。
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