パンツと腿はレスキューと同じ形状だが、その他の部分は新造されている。写真では見えにくいが、肩と足の裏、頭頂部にもマグネットが埋め込まれており、その数は全身10ケ所にのぼる。下腕の磁石はシャフトをスライドするようになっている。デザイン的にはギミックを入れ込んでいったらこうなっちゃいました的な機能優先形状。マグネットは当時としてはリーズナブルなフェライト磁石。もし当時、平成版ミクロマンに使用されている、小型で磁力の強いネオジウム系磁石が一般的だったらデザインも変わっていた事だろう。
この試作品はワンオフではなく、パーツもインジェクションになっていて、試作品としてはかなりツメた段階のものではないかと推測される。
尚、この個体に関しては当時ショットを行った成形工場に残されていた物とされているが、詳細は不明。
資料提供:ダニ−氏
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