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ミクロマンは雑誌等の媒体との連携を持ち、その世界観設定をより 奥深いものとして来たが、アニメ等の強制的なストーリー展開を、 あえて持たずに、基本的には商品に付属しているカタログのなかで ショートストーリーと設定を語っている。ミクロマンの世界観のオ リジナリティとは、そこに全て集約されていると言っても過言では  あるまい。(雑誌テレビマガジン等で連載されたマンガはあったが、 展開はオリジナルだった)                     カタログで語られるショートストーリーやキーワードは最低限の情 報であり、子供はそれを元に自分の中で物語を空想して遊ぶのであ る。これによって一層人形感情移入する事が出来、愛着も湧いたの だ。今のアニメ番組とリンクした短期決戦型の業界の風潮とはまさ に対照的といえよう。                    
比較的初期に商品に封入されたカタログ   雑誌広告第一弾。1974年7月、テレビランド別冊に掲載

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