このところ、比較的定期的に(月1回くらい?)更新してまして、2002年は自分でも思った以上に更新できたと思います。
 これも、トレーディングカードゲーム「Cyber Tactics」への参加と、何よりも鷹緒刃織さんによるものです。
 特に、鷹緒さんには一言でお礼出来ないほどにお世話になりました。
 改めて、御礼を申し上げる次第です。

 また、2002年の冬コミでは、サークル「Project CT」プロデュースのトレーディングカードゲーム「Cyber Tactics」がリリースされました。
 マジックザギャザリング+戦闘シミュレーションのようなタイプのゲームで、VOAからは9012隊のうち、5人がスタートキット用のカードに採用されました。
 比較的ベーシックな連中を選んだつもりなので、是非一度遊んでみて下さい。
 詳しい問い合わせは、一度うちを通して下さい。その後、代表に転送して、向こうから返事してもらうようにします。
 掲示板への書き込みでも、メールでもどちらでも構いません。

 なお、冬コミ当日は会場1時間で、全セットが完売しました。
 お買いあげいただいた方(いたら)、この場を借りて、御礼申し上げます。

 次回サークル参加は、5月のスーパーコミックシティの2日目を予定しています。
 カードの方は、完全版のデッキ(そう、冬コミで販売されたものは、完全版ではなかったのです。ベータ版とでもいうんでしょうか?)の販売を予定しています。
 あくまで予定ですので、そうでなくても文句は受け付けません(笑)
 第2弾は夏コミに。パイロット専用カスタムVRや、追加のイベント&コマンドカードなどが出るそうです。これも予定は未定です。

 今回は、後半部分を手書きで起こしました。
 通常であればメモ帳などに一度入力し、その後ビルダーに移行するのですが、現在の職場に自分のPCがなく、止むなくの処置でした。
 量としては、A4ノートに20ページ以上は書いています。
 再度入力する手間がありますが(このあとがきも、手書きあと入力です)、暇を持て余すよりはましだったので……
 入力の際は再度文章を見直し、変更や追加を行っています。そういう点では、より濃い内容に仕上がったと思います。
 おまけに、とうとう職場に資料としてソフトバンク版の攻略本(オラタン5.2とOMGサターン版)を持ち込みました(笑)
 本当はゲーメスト版や同人誌(DN社やギルド発行)も持ち込みたかったのですが、流石にそれはまずいので断念。
 でもその甲斐あって、いつもより戦闘シーンに力を入れて書くことが出来ました。ブックカバー万歳!!

 そして、構想から5年。ようやく初めてキャラクターにイラストが付きました。
 全て、今回「Cyber Tactics」でVRを含めたイラストを担当なさっている鷹緒刃織さんによるものです(一部まだ公開準備が終わっていないものもありますが)。
 元々はコミケで鷹緒さんが発行している同人誌「HAZZY MOON」を買い、感銘を受けて感想の手紙を書いたのがきっかけでした。
 3DCGを全く使わない手描きによるVRは、現在3DCGが主流となっているバーチャロン同人に於いて、画力、クオリティ共に高く、何よりも「人間ドラマ」をメインに置いたストーリーも非常に魅力的でした。
 ホームページの方に足を運ぶようになり、今回ご縁があって、「Cyber Tactics」にて同じフィールドに立つこととなりました。
 年代的にも趣味的にも非常に近いものがあり、こちらの指定に対しても、期待以上のもの、いい意味で裏をかかれる結果が返ってきます。
 手紙を書いた当初は、まさか今のような展開は考えていなかったので、字書きという表現者として、素晴らしいパートナーに巡り会えたと思っています。

 今後は、鷹緒さんの描かれているキャラクターとのオーバークロスも、積極的にやっていきたいと思っています。
 既に一人出ているのですが、あと何人か、ご登場願いたいと思っている次第です。
 そして、VOAからも使っていただけるとのこと。最新の3巻では、予告ページに既に登場しています。誰か判りますか?
 一応メインは4巻だそうなんですが、もしかしたらその前に出てくる可能性もあるとかないとか。
 一読者として、非常に楽しみであります。

 次回は本編を少しお休みします。
 「VR戦闘に於ける可能性」の確立の為、また新しい試みを取り入れる予定です。
 もちろん、本編と直結するストーリーですが、実は既に伏線を張っています。お気づきですか?
 そして、お待ちかね(?)のテムジン、フェイ=イェン、ライデンの新タイプ(オラタン5.2型)と、バル・シリーズがロールアウト(フェイは次回以降ですが)、MSBS5.2の実戦投入があります。

 限定戦争はまだ始まったばかり。彼らはもっともっと色々なことを乗り越えなければなりません。
 少しでも、多くの方に彼らの成長を見守っていただければ幸いです。


・今回のQ&A
「VOAのイメージソングを教えて下さい」
 一応オープニングとエンディングということで、考えてあります。
 5年前と現在とでは、曲の嗜好がすっかり変わり(基本は同じですが)、特に最近聴いている曲には非常にインスパイアされるものが多いです。
 まず、構想当初から、オープニングとして考えているのはこの曲です。
 ・絆/CRAZE(アルバム「ZERO」2曲目収録)
 隊長クラスのモデルともなった、CRAZEの3枚目のアルバムに収録されています。
 スピード感のあるメロディと、決意を感じさせる歌詞が非常にマッチしていて、今でもCRAZEの曲の中ではランクの高い1曲です。ちなみに、この時のヴォーカルは緒方豊和氏に変わっています。
 この話を書き始めた時から「前半パート(聖域編終了まで)なら絶対これ」と決めていた曲です。
 次の3曲は、12月中旬以降に決めた曲です。
 ・ケリをつけろ
 ・まぶしくて(HYPER BEAT MIX)
 ・BREAK OFF!!
 ・レジスタンス
 全てDASEIN(ダーザイン)「HYPER BEAT ЯOCK」収録
 今現在の趣味がまざまざと判りますね(笑)
 「BREAK OFF!!」はキャプテン翼(新バージョン)のエンディングに、「まぶしくて」は劇場版ワンピース(チョッパー王国)の主題歌です。
 世界観にマッチし、且つ疾走感のあるメロディーをチョイスしています。「ケリをつけろ」はちょっと異色かも。
 後半(聖域編直後の外伝から)は、今のところこれがベストです。
 ・キ・ミ・ダ・ケ(DASEIN「HYPER BEAT ЯOCK」収録。先行シングル)
 曲を聴いただけで自然と浮かんでくるイメージや、歌詞の内容が最もマッチする曲です。個人的にも、DASEINの中で今現在ベストな曲でもあります。
 エンディングの方は、ストーリー仕立てというよりも、スナップのつなぎ合わせという感じをイメージしているので、曲としてはかわいめのものをチョイスしています。
 ・愛のために夢のために(DASEIN「HYPER BEAT ЯOCK」収録)
 ・ほどほどにしてね(DASEIN、シングル「まぶしくて」カップリング)
 最後の最後には、あの曲があります。アルバムを持っている方は、だいたい見当が付くかと思います。持っていない方は、この機会に是非。初回ボックス&写真集付きを購入された方は、ボックス&写真集を500円で引き取りますので、ご連絡下さい(本当ですよ)。


 それでは、次回も彼らの「存在」を感じて下さい。