フィンケコメント全文

こんばんは(日本語)

まず、一番最初に、皆様に対して謝りたいです。
私が来てから、最もひどい内容のホームゲームを今日皆様にお見せしてしまいましたし、本当ならば全く違うことをここで皆様に対してお話ししたかったのですけど、私は今ここで、違う内容について語ることにしました。

今日の敗戦に関しましては、すべて「私が」責任を負います。
本当ならば、ヤマをここで使おうと考えていたのですけど出場停止ということもありましたし、スピラノビッチがまだ怪我をしているということもありました。
ですので、今日は、一人の若い選手に大きなチャンスを与えたわけですけれど、どうも、その件に関して言えば、結果が出なかった。
ですので、この件に関して、その若い選手を私は批判することはしません。
「私が」行けると決めたわけですから、「私が」全ての責任を持ちます。
(拍手)

確かに、それ以外の選手たちも、今日は優れたプレーを見せることが全くできませんでした。
確かに、私がここで仕事をするのは、あと、3週間、もしくは、4週間です。
しかし、一つだけ皆さんに対してお約束します。
これから、すべてのことを投資して、次の天皇杯の、大阪での〜〜の戦いに備えて、すべての選手たちそして私たち全員が一丸となって、今日とは全く違う姿勢を大阪の地で見せることを、お約束します。
(拍手)

今日の試合のことについて語ることは非常に難しいです、このような形になってしまったわけですから。
でも、この試合は今は置いて、私がここに来たときに、招聘された方に依頼されたことというのは、新しいチームを作り上げること、世代交代を進めること、そして、モダンな、ヨーロッパで実践されているようなプレースタイルをここに導入させて、浦和レッズの一つの哲学としていくことでした。
確かに、まだまだ完成されたものにはなっていません。
それでも、私たちが、チームと一緒に一丸となって、この改革に取り組んできたわけですし、まだ改革が終わっていないことは、今日の結果でもはっきり見えましたけれど、それでも、それ以外の試合の結果、良かった試合もたくさんありました。
皆さんそのような内容があったことも、忘れないでください。
そして未だに私たちは、まだ戦っている状態です。

そして私が一つ願っていることがあります。
それは、私たちのこのクラブの責任者の方々が、今後も、専門的に、優秀な手腕を発揮すること、(拍手)
そして、少しばかり運にも恵まれること。
なぜならば、私たちの願っていることは、今ここで所属している選手たちが、近い将来、とても、とても大きな成功を得ることだったのです。
そのことのために私たちは取り組んできたわけですし、今後も、この道が継続されることを、心の底から、願っています。
(拍手)

そして今、ひとつこの場を借りて皆様にも感謝したいです。
なぜならば、私がここに来てからとてもいいこともありましたし、それから非常に厳しい時期もありました。
そして私たちがここでやろうとしたことは、このサッカーの業界では最も難しいことの一つです。
一度とても大きい成功を収めることができたチームの、パフォーマンスが落ち始めたときに、新たなチームを作り上げなければいけない、このようなことを私たちはここでやっていました。
非常に厳しい仕事になりましたけれど、とても多くの選手たちが、この取り組みに、とてもすばらしい姿勢を持って取り組んでくれていました。
ですので、もちろん、スポンサーの皆さんもそうですし、サポーターの「みんな」にも、感謝をしたいです。
そして、選手たちに対して、感謝の気持ちを述べたいです。

さて、これからの数週間に関して私が最も願っていることは、この選手たちとともに、次の大阪での天皇杯に臨むこと、そして、天皇杯優勝に少しでも近づくために、できる限りのことを尽くして、次の大阪での戦いに備えて、みんなが喜ぶことができるような結果を、全員で、得ることです。
これが私が今、心の底から願っていることです。

ありがとうございました(日本語)


本来、この8分にわたる挨拶はレッズの公式ホームページに載せるべきだと思う

(12/17追記)
試合日の夜、Urawa Reds Magazineのブログで全文掲載された

(デジカメで撮影)
2010/12/04 17:38
埼玉県 さいたま市 緑区
PC