昨年、某所に定期訪問していた時に有線で流れていた(有線が職場で流れているなんて優雅だなあ)曲が、今またかかっていた

滝よう子
黄色い風船
2007/06/01発売

曲調はやや寂しげだけど、冒頭の

♪私は小さな 黄色い風船
風に揺られて ふわふわり
私の心は バラ色の風船
自由がいっぱい ふわふわり

までは、歌詞も能天気で童謡のようにぼーっと聞けるのだけど、その次の

♪重い足を引きずることはない

のところで急激にリズムが乱れ、この歌詞と相まって、ただの童謡ではないと気付く

検索してみると

胆道閉鎖症で亡くなった少女を偲び、その唯一の治療法である肝臓移植の早期認可を祈って作られた作品。
オリジナル音源そのままで20年の歳月を経てのCD化。

という文面があちこちで見つかる
いい曲という声もある反面、不気味とか恐いという声もある
しかし20年前の音源に関して触れたものはなかった
2007年の20年前といえば1987年、そろそろCDとレコードが入れ替わろうとしていた頃か

今年、臓器移植法が改正され、家族同意のみによる○例目の移植などと報道されている(例:朝日新聞10月3日14例目、いつまで数え続けるのだろう)が、少しは状況も変わっているんだろうか

(10/10追記)
youtubeにあった。
2010/10/08 19:08
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