原文

昔々のことです。
ある村に、子宝に恵まれない仲のいい夫婦が暮らしていました。
「神様、指先ほどの子供でもかまいません。どうぞ授けて下さい。」
毎日、夫婦は住吉大社の神様に手を合わせ、お祈りをしました。
すると、本当に指先ほどの赤ん坊が生まれてきたので、二人はびっくり。
赤ん坊は一寸法師と名づけられ、たいそうかわいがられました。
2008/05/16 12:14
大阪府 大阪市北区
PC