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教えてください / 篠原健見 / mail / home :DEL


私は、NPO法人秀明自然農法ネットワークの篠原健見と申します。
実は、世界中の種子を収集しているあるアメリカ人から、種入りの実をいただきまして、それが何か調べていただきたい、という依頼を受けました。
日本国内では見たことがないものです。
写真にあるものが全部で、茎や葉の部分はありません。
既に採取してから日が経過しているか、全体的に固く、振ると、中でことことと音がしますので、中に大きな種が入っていると思われます。色合いは褐色っぽいですが、採取してから日が経過しているので、もともと何色の実かはわかりません。花を近づけると感じのいい匂いがして、感じの悪い臭いではないです。
実の長さは13cm、実の長い方の幅は6cm、実の短い方の幅は3.4cmなので、扁平の細長い形状です。

次に、中を開けて、種を取り出してみました。
まず、この外郭、異様に固いことが分かりました。包丁で開けるものではなく、カッターナイフでも無理。かんなを持ち出して、かんなで削りました。(写真参照)
まるで、木屑がでてくるようです。
かなり削ると、中身が見えました。その中身は、白いもので、どうも種のようには見えません。ふるとぼろぼろになるような感じです。
これは、胚乳か?と思ったのですが、さらにノコギリであけて、中身を取り出しました。白いものでぼろぼろになるものを手で取り去ると、白い固いものが4つででてました。
どうやら、この白いものは、胚乳ではなく、果肉のようです。
つまり、木のように非常に固い外殻の中に、白いぼろぼろに乾燥した果肉様のものがあって、その中に4つの固い種があるというものです。
この種、何の種か分かるでしょうか?
この文章と写真は、
http://www.snn.or.jp/hp/tane.htm
にあります。
おわかりでしたら、shinohara-tatsumi@shumei.or.jpまでメールをいただけると大変ありがたいです。
篠原健見
 2005/08/14 (Sun) 14:05

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