サクラソウ科 シクラメン属
学名:Cyclamen persicum
別名:カガリビバナ
原産地:中近東、東地中海地方
<その形からいろいろと・・・>
シクラメンは、その赤い花びらが上方に反りかえって咲く姿が篝火(かがりび)に似ているので、カガリビバナともいいます。また、原産地である中近東・東地中海地方では、その根茎の形から、失礼にも「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」などと呼ばれています。
ちょっと見方を変えてみると、花がうつむきかげんに咲いているように見えるということから、花言葉は「はにかみ」になったそうです。
<シクラメンの特徴>
原産地では夏に葉が落ちて、根茎で休眠し、秋以後に生育し開花します。花芽は葉腋にできるので、葉1枚に花芽が1つできます
<シクラメンはたくさんの品種あり>
シクラメンは明治中ごろに日本に入ってきました。一般的なのは大輪系の品種ですが、現在では品種改良が進み、小輪のミニシクラメンや多花性のシクラメンなどが存在します。花色も赤、ピンク、白から複色まで大変に豊富になっています。
私がまつさんからいただいて育てているのは、ミニシクラメンです。
<シクラメン人気の秘密>
シクラメンは、昭和50年に布施明の「シクラメンのかほり」が大ヒットしたことにより、冬の代表的な花となりました。寒さに強く長く咲きつづけることから、冬のインテリアとして人気があります。
<じつは毒もち?!>
上で述べてきたように、シクラメンはいたって普通のきれいな花、というように思えますが、じつはこいつ、毒草です。シクラミンというサポニン配糖体を含み、食べてしまうと嘔吐や胃腸の粘膜のただれを引き起こします。
何でも昔は下剤として根茎を利用していたようです。まさかいないと思いますが、試しちゃだめですよ。
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